子育てエンジニア Advent Calendar 2020
各方面のアドカレが賑わったり突如Railsがトレンド入りしたりして師走感のある今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この記事は、Adventarの『子育てエンジニア Advent Calendar 2020』の16日目の記事です。
15日目はなぶさんの 子育てをGoogle Homeを使って効率化する でした。えーこのアドカレは初参加になります。おっ子育て中の自分にドンピシャやないか……と思って参加させてきただきました。
月並みですが、コロナ下で夫婦(ほぼ)リモートでの子育ての一日や環境の話など書いてみようかとも思います。
- 子育てエンジニア Advent Calendar 2020
- 登場人物
- 平日の一日の流れ
- 使っているアイテム
- できていないこと
- 分かったこと・心がけていること
- まとめ:子育てエンジニアでも何とかやれてる(気がする)ぞい
登場人物
- 自分:このブログの主でございます。ITエンジニア歴ウン年の管理職にならないマン。SIerと思われていそうな総合ITベンダーでSEだけどほぼソフトウェアエンジニアとして開発諸々。PHPを書いたりJavaを書いたりJavaScriptを書いたり、Vue.jsとかいにしえのjQueryとか、最近の案件ではLow-Code Platformを調べたりとか。物理出社は月1-2ぐらい、ワークエリアは2階の自室。
- 妻氏:非エンジニア、ITに詳しくない普通の人。外資系の会社でExective Assistantという職種。週1ぐらい物理出社、そうでない時のワークエリアは1Fのダイニング。ノートPCで作業しオンライン会議なども時折。
- 子供氏:娘が3歳です。性格は明るく活発お転婆、知能が進化してきてよく喋ります。自我が成長しイヤイヤ期で自己主張をするようになりました。女の子女の子したものよりも救急車や消防車なんかのほうが好きです。プリキュアよりあんぱんまん。クラスメイトから聞いたらしく鬼滅の「たんじろうくん」は知っていた模様。ねずこちゃんのほうは「おひめさま」という認識でした。1歳から市立の保育園(認可保育所)通い。
活動地帯は、アニメでいうとエンジニア界隈でも根強い人気を誇る名作『SHIROBAKO』(Eテレで再放送中)や、JR中央線東小金井駅というチョイスが絶妙な『落ちこぼれフルーツタルト』(2020年秋アニメのきらら枠)の背景に出てくるあちこちが割と近場です。東京23区外の市部ですね。親両家とも比較的来やすい距離に一戸建ての拠点を構えています。
↓2015年から始まったAdvent Calendarが万策尽きずに今年も続いてる!ので見てます。SHIROBAKOは人生... adventar.org
平日の一日の流れ
起床 5:40
物理出社の時は5:20に起きていたのですがリモート環境では少しずらしました。身支度をして雨戸を開けて前日に準備しておいたゴミを出して水筒を準備して、朝の活動を始めます。
朝活の時間 6時過ぎ~7時前後
物理出社の頃は通勤に時間が掛かるので電車の中を情報収集や読書にいつも充てていました。これをどうするか試行錯誤したのですが、朝食前の朝活の時間を1時間弱取ることで落ち着きました。スマホでネットをチェックしている時もあればブログエントリの下書きを書く時もあり、主にはKindleで技術書の読書をしています。
2019-2010年春にAWS認定突破作戦を実施した時にStudyplusを学習時間記録にずっと使っていたのですが、その後も読書記録に使っています。こういうのは毎日少しでもいいから続けて習慣化し、何かに記録するようにすると定量化されて続けやすいと思います。静かなクラシックや緩やかなアンビエントを聴きながら、朝日が昇るのを眺めるのもオツなものです。と自分的には思っています。
だいたいこのブログに記録を載せていますが、今年朝活中に読んだ本はアーキテクチャ方面は『Design It!』『データ指向アプリケーションデザイン』。『リファクタリング 第2版』『Clean Architecture』『Clean Code』など基本に立ち戻ったり。『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』『Clean Agile』『チーム・ジャーニー』3連発でアジャイルに再入門したり。『JavaScript Primer』でモダンJSに再入門したりReactなどなどを軽い本で読んだり。読み物では『Engineers in VOYAGE』や技術同人誌を読んだり。先週は『基礎から学ぶサーバーレス開発』を読んだり様々でした。
育児しながらゆるっと継続して勉強中 - endless pulse
子育てエンジニアが現役エンジニアでいるために / 会社でt_wadaさんの講演を聞いて考えたこと - kdnakt blog
この子育てアドカレのえみーさん、kdnaktさんの記事にWrite Code Every Dayの話が出てきて、なるほどと思いました。自分の場合は毎日コードを書くには至っていないのですが、インプットとしての読書が習慣化してアウトプットがブログになっているので、一応ループになってる感があります。これからも続けてスタンドが出せるようにするお...(出ません)
そうこうしている間に家族も起きてきて、朝の静謐にして神聖なる学びの時間は途切れて……もとい、家が賑やかになっていきます。前は子供も僕が起こしていた頃もあったのですが、最近は「ママがいい」と主張が激しいので妻氏でないと起きてくれなくなりました(とほほのほ)
食事~保育園 7時~8時前後
家族で朝食を取ったり、妻氏がTVで民放を見ていると途中から子供向け番組に変わったりしながら出発の時間。保育園送りは妻氏担当でやっています。自分の任務は子供に靴下を履かせたり上着を着せたりヘルメットを被らせたり、TVの前から移動させて自転車まで持っていくことです。
「ヤダ~保育園行きたくな~い」とかはよく言うので、すわ子供間で暴力とか先生との間にトラブルとかあったらやだ大変……!となるのですが、理由を聞くと「ずっとTV観てたい」というレベルがほとんどなので適当に対応しています。最近は割と素直に出発するようになりました。
始業前の時間 8時前~8:30
仕事で緊急のことがあったり確かめたいことがある場合は早めに仕事用マシンにログインして、メールやチャットを確認したり、定型作業的なやつを先に片付ける時もあります。
そうでない時はネットを見たり、今朝は体調がイマイチだなという時はちょっとだけ横になる時もあります。物理出社していたころ、通勤電車の最後の数駅で仮眠するのと同じだなと後で気づきました。
おしごとAM 8:30~昼
始業が8:30です。僕の所属部署では朝いちにTeamsに集合して顔出し推奨で軽く会議をやっています。みなそれぞれアサインされているプロジェクトもバラバラなのですが、今日の一言で仕事と関係ない雑談をするのが何気に息抜きや刺激になっています。これはネット上でもよく語られていますが、リモート環境下では何気ない雑談が実は大事ということに我々もだんだん気付いてきました。
光回線で家のWiFiルーターは5GHz帯、スペックを見たら実効スループットが約1428Mbpsとなっていました。1Fの妻氏のノートPCとスマホ、2Fで自分のノートPCとスマホ、その他タブレットやFire Stickなどなどで繋いでも問題ないですね。(リモート環境でのネットワークのパワー不足はあちこちでよく聞きます……)
弊社グループでも非常事態宣言下で一斉にテレワークが始まった頃はイントラネット内の方でよく落ちたりしたのですが、インフラ系の部署が裏でAWSのネットワークを通るようにしたとかで頑張ってくれて、その後は安定してきました。
仕事は会社支給のノートPCをWiFiで繋ぎ、マシン内の専用ソフトからリモートデスクトップで社内イントラネット内の別マシンに繋ぎ、すべてその中で作業という流れです。チャットは2019年から導入されたTeamsがコロナ禍で一気に普及、だいぶメールの流量が減って助かりました。オンライン会議はZoomとTeams両方。マイクやヘッドセットなどを工夫している人もいますが、僕の場合は会議がそれほど多くないので、ZoomもTeamsも会社支給のスマホでも入って音声入出力を担当する形で済んでいます。試しに買った2000円ぐらいのヘッドセットは妻氏に貸しました。
外側の仕事用のノートPC自体は性能あまりよくないのですが、リモートデスクトップなのであまり影響なくなってきました。DXRacerのゲーミングチェア、Dellの可動式27インチディスプレイ、ロジクールの無線キーボードとマウスの最高級ハイエンドモデル、タワー式電源タップに音楽用のBluetoothスピーカー、ついでにマウスパッドに電気スタンドと、My New Gear...に10万円ちょっと掛けて開発環境はだいぶ整えてきました。
人間の物欲には果てがないもので、ここまで整えるともっと大きい4Kディスプレイとか、噂のHHKBとかがだんだん気になってきます。家の方が快適なのでもう物理出社しなくてええわ……(笑
昼休み
会社で聞いたら奥方様が昼ごはんを作ってくれる家庭もあるそうで、まじか!と思ったのですが、共働きの我が家は互いに別々です(笑) 自分の分は2日分ごとに事前にスーパーやコンビニで買い揃えています。いろいろ試したのですが、総菜パン類1つ+お湯を入れるだけの即席のスープ類+サラダを必ず、で時短するスタイルに落ち着いています。元からあまり量を食べないのですが、昼は腹いっぱい食べないようにしています。
会社でもランチ後はチャイムが鳴るまで少しの間仮眠をとることが多かったので、家でも食後に少し横になるようにしています。
おしごとPM 昼~17:15
おしごとの時間です。我が家では2020年4月~5月は保育園も休止して子供も家にいざるを得ず、この期間中は本当に大変でした。6月から保育園が復活してくれて神だ……となりました。
ついでに幼児教育・保育の無償化で月4万近く払っていた保育料が雑費があるけど基本ゼロになり、こちらもありがたいです。
定時後 17:15~18:00
昔は僕も問題プロジェクトで大残業して生還したりなんだり色々あったのですが、今は会社でもマネジメントやワークライフバランスを重視して残業20H程度の制限が出て、だいぶ子育て世代にも過ごしやすくなりました。定時後に子供のお迎え作業があることは伝えてあり、定時後の打ち合わせ(そもそもこれ自体ほぼやりませんが)を断れたり、仕事の区切りも付けやすいのでよいですね。
区切りよく退社にするときは、ノートPCも閉じて会社支給のスマホ共々しまって、視界から完全に消すようにしています。リモート環境下ではこういうスイッチの切り替えがより大事だということが、だんだん分かってきました。
我が家ではネットスーパーも併用しているのですが、自分の分の昼の食料や生活必需品、牛乳など賞味期限が短いもの、妻氏から頼まれたものなどは、お迎えついでにここで僕が買い出しに行くようにしています。こういう時の買い物リストなども含めて自分用タスクリストは、旧Wunderlistの現Microsoft To Doで管理しています。
保育園にお迎え 18:00~
僕が物理出社していると遠くて時間的にどうやっても間に合わないため、妻氏の時短勤務終了後は延長保育を申請し、妻氏が迎えも担当する予定でした。なのですがコロナが逆に幸いして僕が行けるようになったため、お迎えは僕担当でやれるようになりました。リモートワーク万歳です。
朝はあれほど駄々をこねている日もあるうちの子供氏も、お迎えに行ってそーっと覗いてみるとまあ毎日楽しく遊んでいること。連絡帳を見て、駆け寄ってきたり逃げ回ったりするのを確保して、通園バッグと汚れ物袋と一緒に持ち帰ります。一旦自転車に載せるとあとは大丈夫なので電動自転車でビューンと帰ります。
今日あったことを聞いたり他愛ない話をしたり、夜空を見上げて月や星や飛行機を探したり、こういうのも楽しいものです。
戻ると妻氏が食事を作っていたりしばらくしてから物理出社から帰ってきたりするので、「ママに会ったら『おしごとおつかれさま』ってちゃんと言うんだぞ〜」→「ハーイ」と事前に仕込んで、妻氏の子育て満足度UPを狙っています。
ついでに「ととも実はおしごとしてるから、ととにも言ってくれていいんだぞ〜(チラッチラッ」→「今はヤ!あとで言うの!」と蛇足も加わっています。
夕食 19:00前後~
我が家では妻氏の負担軽減のため、妻氏が物理出社した日など僕が近所のテイクアウト弁当を買ってくると総菜系で済ませるとか、時短メニュウを進んで取り入れています。週末も土曜の昼はだいたい近所のパン屋さんですね。週末夜もテイクアウト弁当が入る時もあります。公園に行った帰りにファーストフードを買ってくるパターンもあります。
子供氏の偏食や食事のマナーの悪さ、ごはんを食べないのにお菓子は食べるあたりが気になるところですが、3歳児なので仕方なく。お箸も少しづつ使えるようになりました。
ここで夫も料理します!という流れになると絶賛つよつよイクメンアッピールができる訳ですが、僕は料理ができないので後片付けと食器洗いとお茶出しを担当しています(笑)
夕食後の団欒 ~20時台半ばとか21時
子供氏はTVの幼児向け番組を見たり玩具で遊んだりごっこ遊びをしたり、ソファから飛び降りる遊びをしたり仮想上のワニから逃げたり、フリーダムに過ごしています。自分もだいたいリビングで一緒にいることが多いです。
どうもうちの子供氏は父親の足を遊具の延長だと思っているようで、僕がソファに座っていると膝によじ登ってきてTVを見たり椅子の代わりにしたりジャングルジムに見立てたり滑り台にしたり、困ったものです。
こうして子供の相手をしている間もスマホやタブレットを見るのはできるので、Kindleを開いたりもしています。さァエンジニアとして意識高くここでも全集中して学習……と見せかけて、集中度が高いことは難しいので、コミックを読むとかSNSを見るとか、全集中しなくてもできるゆるいことをしています(笑
異世界転生してチートする漫画とかチートしない漫画とか転生して悪役令嬢ものとか転生しない令嬢ものとか、だいぶ知見が貯まってしまった…。『鬼滅の刃』も完結を待って今通して読んでるでよ。アツいぜ煉獄さん...
入浴
子供の入浴は妻氏担当で、僕は呼ばれたら「座ったままひこうき」「寝たままひこうき」などのエア輸送機に載せて子供を風呂まで輸送していく係。そして出てきたところを捕獲して、保湿クリームを塗ってパジャマを着せる係です。その後は洗濯機から出てきたアイテムを干しに行きます。
エラスティックに急成長を続ける子供氏の現在の世界観では、呼ぶと来てくれるタクシーと機関車が混ざったような「とと列車」という謎の交通機関も存在するようです。だいたい玩具の電話を通して「と~と~れ~っしゃ~!き~て~く~だ~さ~い!」とコールが来るので、子供とぬいぐるみのお友達をまとめておんぶして、しゅっしゅっポッポーと2Fの寝室のおふとん駅に輸送していきます。
その後は頼まれたら絵本を読んだり、妻氏に肩もみサービスを実施したり。
0歳児の頃は試行した結果、揺らしながら寝かしつけるのはどうやら妻氏より僕が上手いというのが分かり、眠らせるのは僕が担当していました。眠りの魔術師という二つ名を誇っていたそんな時期もありました…。男の方が腕が大きくて腕力があって抱っこが安定するからというのもあるでしょう。
成長した後はママとでないと寝ない~と言うようになったので、今は自分は退散です。
自分の時間 22時台から~
自分が風呂に入ってさっぱりした後、その後家族が寝静まったらヒャッハー!俺のターン!自分だけの時間です。30分~1時間ぐらいあります。ネットを見て調べ物をしたり、ブログの下書きをしたりする時もあり、だいたいゆるくスマホを見ながらアニメを観たりです(笑
就寝 23:40〜0時台から
最近読んだ『Clean Agile』という本によるとアジャイル創設者の一人でもあるロバート・C・マーチンさんご自身も、睡眠は7時間を守っているそうです。
僕は平日は6時間か6時間を切ってしまうことが多いですね…むむむ、でもスヤァと7時間確保は厳しい…ノンレム睡眠レム睡眠……(言いたかっただけ)
Clean Agile 基本に立ち戻れ (アスキードワンゴ)
- 作者:Robert C.Martin,角 征典,角谷 信太郎
- 発売日: 2020/10/16
- メディア: Kindle版
番外編:休日
家の掃除、買い出し、子供を公園に連れていく、お出かけ、などなど予定が入ることも多いので、基本的に週末は自分の活動の予定は入れずに流動的にやるようにしています。不慮の事態で病院へ……ということもありますが、1歳で保育園に行き始めた最初の1年に比べるとだいぶ子供氏も丈夫になってきました。よかったよかった。
たまには週末に開催される技術系の大きなイベントにも行ってみたいのですが、しばらくはお預けですね。
また当家の妻氏は定期的に旅行に行かないと死んでしまう体質のようなので、家族で本格的に出かけることもあります。今年の秋は抽選に当たったので遂にディズニーランドに行きました。子供氏には大きな思い出になったようでよかった。
使っているアイテム
家族アルバム みてね
ミクシィさんの有名サービス。無料分でかなりヘビーユースしてます。最近の様子を両家の一同に伝えるのに便利です。しかし僕の母親はいまだにスマホすら持っていないので、家に来た時に見せるというアナログな使い方をしています(笑
こどもちゃれんじ
ベネッセの出している子供用通信教育のようなやつ。子供用TV番組でよく出てくるしまじろうという虎のキャラと仲間たちがあれこれします。
この教材や知育玩具が何気にけっこうよくできていて、声も出てひらがらが学べる端末の「ひらがなコンピューター」とか、英語で遊べる端末とかブロックとか、遊びながら学びになっているようです。うちの子供氏も(あちこち抜け落ちるものの)アルファベットの歌をいつの間にか歌うになっていて、おっグローバルじゃん!と感心しました。
リビングのTVでHulu/Amazon Prime/Netflix/Youtube Kids
Youtube以外金を払ってるのは僕なのですが、妻氏と子供氏ばかり使ってます……プロフィールをキッズに切り替えたり、Youtubeの場合はYoutube Kidsという別アプリにすると子供用コンテンツに限定できるので良いですね。中国製の『BabyBus』とか何気によくできています。『ロボカーポリー』『スーパーウィングス』『ちびっこバス タヨ』とか、何気に韓国発の作品も多いですね。
他、名前を失念したのですが毎月子供向け絵本を届けてくれるサービスもやってみています。
導入していないものとしてはスマートスピーカーがあるのですが、Google HomeやAlexaを子育てに活用している方の話を割とよく見ますね……やっぱ便利なのじゃろか……
できていないこと
平日の帰りに電車の中でよく技術系Podcastを聴講していたのですが、これが現状できていません。仕事が終わってからお迎えまでの間にたまに聴いたりしています……
また平日19:00~21:00の家庭が一番ホットな時間のイベント参加もできずにいます。このへんは id:hideaki_kawahara さんのブログ記事が共感を呼んでいたのですが、自分も同じ気持ちです。
コロナが落ち着いたら、たまには物理の勉強会イベントで繋がりのある方々にまた会いたいものですねえ。
分かったこと・心がけていること
無理に全部をやろうとしない
子育てに一定の時間を取られるなら、その分は他を減らさなければならない。選択と集中というやつでこれは仕方ないですね。僕は婚活戦線を経て配偶者をゲットしたクチなのですが、結婚を機に10年以上活動してきた趣味ジャンルを1つ捨てて引退するという選択をしました。
その後新生活も落ち着いて無事子供も誕生したので、そろそろブログ復活しちゃうか!今度は自分の学びを兼ねてエンジニア界隈で行くYO!と思い立って続いているのがこのブログでございます。
子供が活動していない時間が一番捗る
当たり前の話ですが、結局は子供が起きてくる前・寝た後・昼寝中など、子供が活動していない時間に全集中して自分のことをするのが一番捗る気がします。子供と一緒にいる間に無理に並行してやっても効率が悪いですし、パソコン操作は幼児から見たら格好の悪戯の的です。
一緒にいる時は一緒に遊んだ方が気分転換にもなりますしね。といっても一緒にいる間に脳内でだけ別のことを考えるのは、意外にアイデアが浮かんだりするのでアリかも。
おうちのロケーションもけっこう重要
僕の会社でもオフィスの近くに住んでいる人はけっこういますし、ライフスタイルや価値観は人それぞれです。僕は通勤に時間がかかっても電車の中で読書したりできるし、平日より週末の利便性を考えて、オフィスからは離れた場所に郊外一戸建てで拠点を構えています。
ほぼリモートワークとなった今、やっぱこれ正しかったんじゃない?とより思っています。子供が飛び跳ねてドタバタしてもマンションほど周囲に気を遣わないし、配偶者双方リモートワークでも一戸建てなら別の部屋で仕事がしやすいし、郊外は人口密度が低いので公園に出かけてもそんなに心配はないし、保育園もそう遠くはないし、両家祖父母も割と手軽に来れるし……と利点いろいろあります。(書斎といえるのか分かりませんが)一人になれる自分の部屋を確保できているのも何気に大きいですね。
コロナを機に引っ越しをした方の話はエンジニア界隈でもよく見聞きします。都市集中からの拡散は2011年も続くのでしょうね。
子育てに正解はない
ITエンジニアの合言葉「銀の弾丸はない」と同じで唯一絶対の正解はないですね。子供の特質、親の特質、周囲の状況や文脈によって変わりますし、子供の成長と共にも変わっていきます。相手は不確実性の塊なわけで、これはもうその都度柔軟に方向を微調整しながらやっていくしかないと思っています。おっなんかこれアジャイルっぽい!?
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
- 作者:上田 勲
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: 単行本
制約の中で楽しみながらやる
いろんな苦労やらなんやらも子供が大きくなったらもう二度と経験できない、今しか経験できないことばかりです。これはもう制約を受け入れて子供と一緒に遊んで楽しみながらやっていく、新しい体験をしながら子供も親も一緒に成長していく気持ちで良いと思います。
うちの子供氏もいつの間にか数字を数えるようになり、ゼロの概念も(いちおう)理解したっぽいです。小さい子の成長は毎日変化があるし、日々の成長を知るのも楽しいものです。
「お月様はなぜ形が変わるのか」「お日様や電気を遮るとどうして影ができるのか」などなど、サイエンティフィックな疑問も口に出すようになりました。「もーっとお姉さんになって小学校に行くようになったら、理科っていう科目で自分で分かっちゃうようになるぞ~」とことあるごとに言うようにしています(笑)
またこの子が小学校でプログラミング教育を受ける頃、教材やら世の中はどうなってるかな?というのも楽しみにしています。
まとめ:子育てエンジニアでも何とかやれてる(気がする)ぞい
この記事自体が男性からの視点でもあるので、妻氏からしたらまた別の言葉が出てくるでしょうが、夫婦共働きほぼリモート環境下でもだいたい何とか過ごせているかな?という日常です。
これには僕の場合は子供が1人だけだから、というのもあるでしょう。2人以上の小さいお子さんをお持ちの皆さんはほんとお疲れ様です……僕も3人兄妹の長男なのですが、両親からしたらさぞ手が掛かっただろうなと、自分が親になってから痛感しています。
それでは、未来を担う前途有望なキッズたちとその保護者として頑張っている子育てエンジニアの皆さんに、長寿と繁栄を……
次回17日目はyamada_nさんによる子供向けアプリのお話です!