Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

【雑記】ブログ復活後1周年!

 猛暑が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。ここは記念のエントリです。当ブログは2017年7月下旬にはてなダイアリーから移行して復活、1年が経過しました。アクセスしていただいた皆さん、読者になっていただいたり☆をつけていただいた皆さん、Twitter上でリアクションを頂いた皆さん、その他オンライン/オフラインでご縁があった皆さんありがとうございます。
 今回は勝手に1年を振り返ってみようと思います。

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数字で振り返る1年

  • 合計アクセス:約7.1万 (単純に12ヶ月で割ると月6000PV弱、実際は最近は月1.3万PVぐらい)
  • 登録読者数:143名の方々 (ありがとうございます!)
  • 記事の投稿数:復活後55 (別ジャンルのはてなダイアリーで活動していた頃も含めると合計1481)
  • 総合スター数:約680
  • 総ブックマーク数:1069 (うち700幾らはバズッたフロントエンドフレームワークの比較記事なので、実質300ぐらいかな)

 2017/7/19にシステム的な移行が完了、貯めていた本の感想記事をあげたりして7/23にオフィシャル的なご挨拶記事を上げていました。

 最初の1か月は月1000PV、1日20〜30PVでした。その後記事がだんだん溜まり、記事の中のIT・エンジニアリング関係で一般的なキーワードがGoogleでだんだん捕捉されやすくなってどんどん伸びて、今は平日だと1日300〜400PV位まで行くようになりました。始めた頃の約10倍、これが起業したスタートアップ企業の売り上げだったら社長大儲けですね。(笑) ありがたやありがたや。

アクセス数が多かった記事を振り返る

流入元を問わず総合してトップ部門

iwasiman.hatenablog.com

↑当ブログの不動の一位というかおそらく今後もないでしょう、突然バズって100倍ぐらいアクセスがあってはてブが伸びてびびりました。指数関数的に伸びたので、やはりはてブが一定数伸びるとそこに機械的に無言はてブするようなスクリプト的な仕組みを入れているアカウントは多いのではと思います。
 とはいえどのフレームワークがいいかの話題は言語によっては荒れやすい(PHPとJavaSciptにどうもその傾向が...)ので、あんまり目立つよりいつも通り細々とやってる方がいいなあという気持ちもしています。僕もフロントエンド歴数ヶ月なので深い理解に至っていないところもあるかもしれませんが、初学者の方に役立つと幸いです。
 ちなみにきっかけは仕事で比較調査をしたからなのですが、そのアプリケーションは開発済み機能をリファクタリングして仕切り直して再出発、さらに機能を追加していく形態だったので検討した結果Vue.jsを一部採用することに。無事に目的を果たして今も進行中です。

iwasiman.hatenablog.com ↑こちらもコンスタントにアクセスがあります。いくつか本を読んでとても勉強になりましたし、作者さんからお礼を言われたりしました。フロントエンドは変化が激しすぎるから本が役に立たない…という意見もありますが、やはりグルーピングして体系的に学び、本は出た時期を考慮しながら読んでいくと理解できることもあると思います。

PHP部門

iwasiman.hatenablog.com ↑いまだにアクセスがあります。こういうコード片を乗せた備忘録TIPS的な記事はエンジニアっぽいのでもちっと上げたいなあ。

iwasiman.hatenablog.com ↑こちらも根強いアクセスがあります。最近だと日本国内でもPHPで新規に本格開発するならLaravelを選べば大体オッケイ、的な流れができつつありますが、その割に日本語で読める書籍がまだ少ないのも一因でしょうか。僕も今仕事で使ってます。
 ランキングからは漏れましたが、『EclipseではじめるJavaフレームワーク入門』の感想記事もけっこう継続的なアクセスがありました。普遍的なキーワードが入ると検索にかかりやすいから、あとはネットではあまり目立たないにせよまだ開発の現場ではJavaも現役だからかなと思われます。

Python部門

iwasiman.hatenablog.com ↑作者さんからもご反応いただきました、他言語経験ならPython入門の最初の1冊候補にこれ、という定番のみんPy4版。この記事も継続してアクセスがあります。ガルパンはいいぞ、じゃなかったPythonはいいぞ。

iwasiman.hatenablog.com iwasiman.hatenablog.com

↑ちょうど2017年はPythonが注目を浴びていたからか、こちらもアクセスが伸びましたね。PyQの提供元のビープラウド社さんからも反応を頂きました。うーん仕事でPython案件出てこないかなあ。
 なお似た言語ではRubyを扱った本は『オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方』と『Ruby on Rails 5アプリケーションプログラミング』が感想記事があるのですが、こちらは検索の流入が少ないのかランキング外でした。僕自身もRubyエンジニアではないのでこのへんは仕方ないところ。

Yahooからお越しになった部門

iwasiman.hatenablog.com ↑Yahooからだけ、今でも流入があります。現在でWebアプリケーションを開発する際に、特に顧客要求がなけばASP.NET Web Formsを特に選ぶ理由はあまりないと思いますが、もしそういう案件ならこの本は開発に必要なことが一通り網羅してあってお勧めです。

iwasiman.hatenablog.com ↑もうひとつこちらも。コード・コンプリートはかなり分厚いんですがほんとバイブル級です。もっと若い頃に読んでおけば成長速度が上がっただろうなあ。

Twitterからお越しになった部門

iwasiman.hatenablog.com iwasiman.hatenablog.com

↑記事公開直後はいつもTwitterからその記事へのアクセスが多いのですが、やはりイベントの記録や、知り合った方はTwitterから飛んでくることが一番多いですね。多数の反応を頂きました。これからもイベントでエモくなったら書いていこうと思いますのでなんかありましたら誘ってください。(チラッチラッ)

はてブからお越しになった部門

iwasiman.hatenablog.com ↑本の感想記事もはてブに載ると継続的にアクセスがあります。この本はドメイン駆動開発(DDD)寄りな視点については僕は一部懐疑的なところもありますが、オブジェクト指向に基づいたチーム開発の設計・実装をしっかり学びたい人には間違いなくお勧めの良書です。

ブログ開設(復活)に至った経緯

 今の大部分のお客さんにはあまり関係ない話なのですが、僕は以前はアナログゲームテーブルトークRPGという分野で主に活動していました。まぁマイナーなジャンルなんですがアニメ・ラノベ・ゲームなどが好きな人だと割と知ってる人がいたりします。(IT系の人でも時々わかる人がいます)
 Webサイト開設が1998年でGoogle創業と同じ年、はてなダイアリーを始めてサイトの入り口として更新記録やプレイレポート用に使いだしたのが2000年代前半、その後個人サイト全盛期からブログが生まれてTwitterが生まれてSNSが流行って…と来て2010年代前半まで活動していたので、インターネット老人会乙なネタが大体わかってしまう古株世代でもあります。
 そちらのジャンルでもネットで10年以上長く活動し、自分から言うとアレですがそれなりに名は知られていました。貴重な出会いや思い出も数多くあるのですが、以下のような経緯で引退していました。

  • 趣味と仕事の両立はそれなりにしてきた自信があるのですが、そこに恋愛及び結婚という第3要素が出てきた時、3つの両立は無理だろうなあ…と、カッコカリじゃない結婚を前にして改めて思った。
  • 継続的に商業物を買いゲームを遊び続けるアクティブユーザが(推測ですが)おそらく国内で1万未満、新規参入者と引退者がいてあまりユーザ数が爆発的に増えたりはしないジャンルなので、ネットでそのジャンルに限定して活動してもあまり実入りがない。
  • そちらのジャンルを構成する人々の中でも年齢層が上の方だったので、若い世代を応援するのは楽しかったけど自分自身はあまり影響を受ける人がおらず寂しかった。
  • 社会人でもガチで続ける人≒趣味の方に時間のウェイトを多く割く、となりがちなので、仕事の方ももりもりやってたり特にエンジニア系の技術がわかる人はあまり多くなく、若干寂しかった。
  • チャットなどを使ったオンラインセッションの手法やニコニコ動画で見られる実況動画などの新しい動きもあったが、根本的に数人の人間が予定を合わせて数時間の時間と場所を占有しないと卓が成り立たないので、良面子でカチッと嵌まると素晴らしく楽しいけど、オンラインゲームやスマホゲーに比べてコストパフォーマンスが根本的に悪い。独身でないとゲーマー同士で結婚でもしない限り既婚者には基本厳しいはず。
  • mixiにもそのジャンルの知り合いが100~200人ぐらいおりましたが、元から滅多に会えない人もいるし結婚したら外出も減って人脈維持は難しいし、一旦リセットかなという流れに。
  • 創ってきた資産がとても大きいこと、黎明期から活動していたことによる使命感や義務感からずっと活動を続けてきたが、ここらでいったん区切りをつけて、今後は自分や新しい家族のため、何か新しいことのために時間を使っていこうかなという気持ちに。

という、進学・就職・上京/帰郷・その他諸々のイベントで人生の節目に立ってふと道を振り返るのと同じようなきっかけがあり、一旦引退していました。
そして復活に至る流れも振り返ってみますと…

  • 共働き夫婦子供なしで大きい趣味を手放すと実は意外と時間があるのが分かったので、取りこぼした資格試験に注力したり技術書を読んだり。
  • 優雅におフランスに新婚旅行に行ったり週末に奥さんとあちこち出かけたり休みは旅行していいホテル泊まったりもいいけど、インスタの写真より形のあるもので、昔のようにもう少し何かやって人生の足跡を残していきたいなという気持ちが徐々に強くなる。
  • 特に映画を見たり本を読んだりコミックを読みまくったり受動的な活動を多くしていると、だんだん能動的な活動もしたくなってくる。→そうだ、アウトプットだ! 特に読書の記録は何か付けたいと思っていた。
  • 人生のタスクリストを振り返ると3次元の嫁(笑)Get、マイホームGetと進んで主要残件の最後の一つ、子供も無事誕生。無事に赤ちゃんもすくすく育ち始めたので、よ~し寝てる間にとーたん何か始めちゃうぞ~となる。
  • メインジャンルを検討する。趣味のTRPGは引退したし、これから子育ての一大タスクを控える状態でまったく新しい趣味を始めるのは厳しいはず。→そうだ、技術系にターゲットを定めれば半分仕事、半分遊びや知的好奇心と結びついていい塩梅だし趣味と実益を兼ねられるぞ。
  • ネット上には既にスーパー強いエンジニアや凄い記事もたくさんあるしなんか怖そう、今さら自分がやっても…という誰もが感じる感情もありましたが、よく考えればそれぞれの段階にいる人が発する情報は先人には役立たなくても後に続く人には必ず役立つ訳で、まあそこは気にせずやっちゃおうという気持ちになる。
  • 活動のプラットフォームを検討する。当初はQiitaも考えましたが最近は一般化して投稿も多くなり埋もれそう、技術以外のことは一応書けないので却下。→やはり基本に返ってブログで。
  • ブログの選択肢を検討する。世の中的にはブログサービス他にも色々ありますが…→やっぱりはてなブログなら間違いないし実績あり、プログラミングやエンジニアリング関連も特に賑わってる、はてなブックマークとも繋がる、各種サービスとの連携もできる…ということで決定。
  • 調べるといつの間にかはてなダイアリーからシステム的に自動で移行できるようになっていたので試すと、数時間で完了。
  • なんか管理画面も新しくなってるし記事本文にもいろいろ貼り付けられるように進化しとる! 後から気づいたけど(遅)予約投稿とかめっさ便利や!
  • 継続的に投稿するようになる。
  • 徐々に反応が増えたり、ネット上のゆるい繋がりで繋がった知り合いが増えてきたりしてありがたい。
  • 世の中にはいろんな立場や考え方、年齢層でそれぞれの人が様々な情報を発信している。刺激を受けることが非常に多く、やっぱり社外と広く繋がりを持つのは大事だなと改めて思う。(今ココ)

という感じで今に至っております。
小さい頃から今まで憧れた仕事というと、宇宙飛行士やなんかすごい科学者から始まって学校の先生や小説家とか出版、ゲーム関係、エンジニアでもよりWebに近い立場…などいろいろありましたが、結局のところ自分は、媒体や形は変われど何かモノを作ることが好きだったんだなと思う次第です。概観してエンジニアにはこういう、一番根っこにものづくりが好きだという方がけっこうおられる気がします。
 次の記事ではありがちですが、ブログを続けてよかったことを書いてみます。