Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

【雑記】じぶん Release Notes: AI文化祭にお邪魔したりフォロワー2000人超えたり

ver 0.2023.10: やっと涼しくなってきました

 十五夜はオレンジ色の満月が東の空に見えました。 id:iwasiman (ver 0.2023.10)が今月もリリースのテストをしているようです。

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2023年9月のアウトプットと参加イベントをふりかえると

アウトプットしたものや参加したイベントなどをまとめてみました。

Github
SpeakerDeck
Blog等

LAPRASポートフォリオはこちらから

学び編

 会社でやっている有志の勉強会で次はオブジェクト指向の話がテーマになったのでオライリー本の『オブジェクト設計スタイルガイド』を電子で買ったのですが、これ既存の言語でなく架空のプログラミング言語で設計スタイルを論じているんですね...! しまったよく調べればよかった。
 ということで中断して、オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版』をちゃんと読んだり。前に読書記録を上げたら反響をいただいた『ちょうぜつソフトウェア設計入門』をもう一度見たりしています。他に手持ちの本で何かいいのがあったかな...

 Azureの資格を取った後にしようと今後のターゲットで残してあるのは『生成AI・ChatGPTでPythonプログラミング アウトプットを10倍にする!GPT4&GPT3.5対応』

 Azureの資格を取った帰りに本屋で見かけた技術書でも、オライリー本では『ソフトウェア設計のトレードオフと誤り』『ルールズ・オブ・プログラミング―より良いコードを書くための21のルール』『プログラミング文体練習―Pythonで学ぶ40のプログラミングスタイル』あたりがよさげで気になっています。

雑誌
Udemyとか

 以下の記事に書いたのですが9月上旬に『Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals (AI-900)』認定資格を突破しました。この時もUdemyの日本語講座の資格対策講座が役に立ちました。これにてAzure2冠め、今までの生涯でとった資格は30個め!

iwasiman.hatenablog.com

GitHub

 最近草が増えていないのでポートフォリオ系サービスの技術力評価が下がりそうですねえ...(震)

github.com

ポートフォリオサービス系

LAPRASのスコアですよ(2023/08/31時点)

LAPRASさんのスコアは技術力:3.41、ビジネス力:3.48、影響力:3.48 と技術力スコアが若干下がった後安定しています。
技術力は2.7万位台/全体170万人なので、単純計算で上位15.8%あたりにいるようです。

LAPRAS技術力詳細(2023/08/31時点)

Findyさんの解析で発信力は全体の約23%に相当するレベル7 でここは変わらず。

Findy発信力(2023/08/31時点)

2022/8からv2.1にバージョンアップしたスキル偏差値は59です。

Findyスキル偏差値(2023/08/31時点)

 時々連絡を頂いたりもしているのですが、相変わらず有難く拝見だけしております。

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おしごと編

★とあるシステムで機能拡張して実物をstaging環境にリリースしたあとエライ人の発言でまた話が変わって作り直すという事態が発生。うーん実物を開発し終わってからこうなるケースは最近あまり見なかったので久々だなあ。
このおしごとも開発小テーマを残しておいてプロジェクトメンバーに保守性を保ったコードの修正方法を学んでもらったのですが、一朝一夕で身に付くスキルでもないのでまだまだというところ。PHPJavaScriptのおすすめ書籍を教えてスキルアップを図ってもらうことにしました。徐々に引き継ぎを図っていきたいところ...

★機能追加を継続的に行ってきたまた別のとあるシステムも僕一人でずっと維持してきたのですが、そろそろ他の人に徐々に引き継いでいく動きが固まってきたのでドキュメント作成や諸々準備をしています。今年後半はここをしっかりやっていこう...

★部の若手メンバーが実務で初めてフロントエンドに触ってJavaScript+Reactで画面作成に挑むことになり幾らかフォローしていたのですが、無事に完成。序盤でかなり試行錯誤していましたが初めてでもちゃんと完成までたどり着けたなあと感動。

★定期的にやっているミニ勉強会、フロントエンド関連の話を2回に分けて開催してきたので次はオブジェクト指向の話ということで考えたりしています。

★弊社にも春から大卒の新人諸氏が入社してきて秋から各事業部に配属されていくのですが、3か月でチームに分かれてシステム実務演習をしてきた新人の成果発表会をオンラインで聴講。
 バックエンドは伝統的なJavaでふつうのマルチページのWebアプリなのですが、フロント側はけっこう各チームでライブラリやCSSを使って工夫していてよりどりみどり。Zoom予約画面に遷移したりリモートワーク時代らしい工夫がされたアプリもありました。僕もこの新人研修の講師を前にやったことがあるのですが、時代とともに内容も変わっていくし、研修そのものがリモート時代の今の新人も頑張っているなーと思いました。
 うちの事業部のうちの部門にも新人が2人来るのですが、そのチームの発表と出来がよかったので期待大。そしてそのうちの1人はうちのグループにやってくるので、何を隠そう配属後のフォロー役はワイであります。
 ということで10月からは、確かな技術力をベースにしており年が離れていても話しかけやすい頼りになる先輩(の、ロールプレイ)を始める所存であります。(๑•̀д•́๑)キリッ

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ライフ編

健康と生活

★下の診断で胃腸の中が一度ぜんぶエンプティになったこともあって、BMIは一時期19.2ぐらいまで下がったり低め維持でした。

Apple Watchによる平均睡眠時間の測定、5月: 5h1m→6月: 4h47m→7月:4h36m→8月:4h32m→9月:4h52m と少しだけ回復してきました。夜のクーラーが最近いらなくなって涼しくなってきたのでこのまま良くなるといいのですが...

★がんに備えて大腸内視鏡検査というのをやってきました。検査の前の1週間は食事内容に制限があったり下剤を飲んでお通じをよくしたり、当日は薬の力でう●こを完全アウトプットして胃腸の中が完全に空になってから実施する本格的なやつです。
 検査直前に採血して薬が血管から体内に入ってくるのですがそこで急に気分が悪くなって失神しそうになってけっこうやばかった。検査自体は麻酔が効いている中で夢うつつのまま終わってしまうのですが、大腸の中に異常はなくてポリープ切除で済みました。
 予想外だったのがポリープを削除すると体の回復まで食事制限が若干あるんですね。特になんともなかったのですがしばらく刺激の強い食べ物禁止、1週間はアルコール禁止カフェイン禁止でした。コーヒーが飲めないのが地味に辛かった...!

 前に初めて胃カメラの検査をしたときもけっこう大変だった記憶があるのですが、いやはや本格的な検査というはいろいろ難儀ですね。健康維持も大切だけどこういう大掛かりな検査は正直あんまりしたくないなあという気もしました。
 あとこの検査直前の当日の朝に体重を測ってみたのですが、さらに1kgほど減っていて、人間のお腹から食物が消えるとここまで減るんだなあと思ったり。

子育て

★毎日お弁当を持って学童クラブに行っていた夏休みも終わり、夏休みの宿題も終わり、2学期開始です。国語はひらがなの次のカタカナも終わって簡単な漢字まで出てきました。算数も10の位が少しづつ登場しています。

★週末に学校開放して授業が見られるイベントがあったので観てきました。今の時代はもう先生の机の絵にノートPC、側に大型モニターがあってカメラから教科書を拡大して写したり、発表する児童の手元のノートも写せたりします。安価なChromeOSとはいえタブレットも一応配布されていますね。
 国語の授業である話を読み解くプリントを作成、もう完成してる子たちは席を立って後ろで互いに見せ合う「いいねタイム」(とかいう名前だった気がする)というのがあって、へーと思ったり。

 そこで子供たちがこんなこと書いたよ~と僕にも見せてくれるので、リアクションを返したり話しかけてくる子にリアクションしたりしてたら、だんだん男の子と腕相撲したり指相撲したり小学生男子特有のアホな話(き●た●が爆発するとかそういう下ネタ系のやつね!)をしたり、僕の周りにちょっとした人だかりができてよくわからない状況になりましたw
 後でうちの子供氏から「ととはこどものせわがうまいからにんきものだなあ」というコメントが出てきました。

 そして肝心のリアルうちの子はといえば、算数の時間に10から引き算を複数回行う問題でケースの中の四角いブロックで実際に試すよう先生が話しているのに、教材で滑り台を作って遊んでいるのを目撃。あとで問い正したら「たしざんとかひきざんとかすきじゃないの!」と算数という学問自体が否定されてしまいました(笑)。小学1年生からそんなんで大丈夫なのか...先が思いやられるぞ...と父は不安になるのでした。まる。

 しかし学校開放、奥様氏にバトンタッチしたその後の図工の授業はうちの子供氏はかなり積極的にやっていたようであります。僕に似てモノを作るのは好きだし絵を描くのはうまいので、やる気を出しさえすれば能力はあるみたいですね。将来何かクリエイターの要素がある仕事に就いたりすればよいのだろうか...でもそれにしたって国語や算数もしっかりやってくれ....(祈り)

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娯楽編

映像作品とか
本とかコミックとか

『葬送のフリーレン』の10,11をまとめて読了。けっこう長く引っ張っていた黄金郷のマハトの話が完結していつもの単発ストーリーが帰ってきました。長かったけどこの魔族と人間の共存が不可能だという話、しっかりこれまでの経緯を処理しつつ終わりましたね。

いよいよ始まるアニメ版は初回から金曜ロードショーの2時間枠というもはや覇権確定の異例のスタート。まあこれだけ人気のある作品だったらアニメ版も予算と金を掛けて確実なヒットを狙うでしょうねえ。

 原作のあの独特の空気感をかなり再現していて良スタートだったと思います。原作のカラー口絵通りフェルンママは紫髪なのねーとかそういえば勇者ヒンメルはもとから服も髪も青ベースだったなー声もイケメンや~とか、ミミックに食べられそうになるあの原作の1コマネタがちゃんと再現されとる! とか感動しながら見ていました。
魔王軍直属“七崩賢”はマハトのところまではアニメ版ではいかないにせよ。オレたち読者に大人気の“断頭台”のアウラ様はきっとアニメでも大活躍してくれるハズ!(゚∀゚)

frieren-anime.jp

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今月のプロンプトエンジニアリング:AI文化祭特集! このビッグウェーブにジョインするのこと

 今月も画像生成AIの話を続けて、相変わらずオープンソースのStable Diffusionをあれこれ弄ってAIイラスト界隈に入門しています。今のところAIイラストSNS最大手のちちぷいさんとイラストSNSでは老舗のpixivに同じ作品を投稿する形で運用しています。

www.chichi-pui.com

 よくTwitter(X)でもAI術師さんがタグを作ってそこに特定のお題で投稿しあうプチイベントをやったりしていますが、Twitterベースイベントとしては恐らく最大級ではないかと思うビッグイベント、『第一回AI文化祭2023』が9月16日(土)00:00~9月24日(日)23:59の9日間に渡って開催されましたのでそのお話を。

note.com

 主催のモカさんのnote記事に一式書いてありますが、仕組みは簡単、#AI文化祭 というタグで画像付きのツイートでいろんな絵を投稿して盛り上がる。
 そしてAIイラスト界隈には「#AI{何とか}部」的ネーミングのゆるい部活があって、それぞれ部長さんがいます。イラストにテーマがあったらそれぞれの部活のタグもつけて投稿、部によってはさらに文化祭中のテーマが決まっていて、そのテーマに沿った投稿もさらにヨシ!というものです。

 主催サイドの方々に深い面識がある訳ではないんですが、界隈でよく名前を聞く方、イラストSNSでよく見るハイレベルな作品を創作してる方、ちちぷいやpixivやTwitterで僕がフォローしていてお名前を見かける方などなどが数多く参加、もう日本のAI術師界隈がだいたいみんなここに集結してるんじゃないの?というぐらいの盛り上がりっぷり。
 中盤でTwitterトレンドにハッシュタグが上ったときに確か6000ポストぐらいでしたから、最終的に1万ポスト超えまで行ったんじゃないでしょうか。

 このイベントは前から日程が分かっていたので前もって計画を立てて作品を作り、いつもより投稿頻度を上げて開催期間中は1日1投稿のハイペースでやっていきました。自分的に今回の試行方針は以下。

  • 1作品ごとに毎回別キャラで再現に成功してきたキャラそれぞれを登場させる。マスコットのちびキャラとエンブレムも入れる
  • ちょうどアニメ・イラスト調の機械学習モデルをいろいろ検証したところだったので、毎回別モデルを使ってみる。あるモデルで創ったキャラがいたら、別モデルのバージョンもある程度試したりする
  • 架空の街の架空の学院のお祭りにやってきたというゆるい設定で、今回はショートストーリー的なテキストをつけてみる
  • 制作にあたっては省力化。呪文の学習をしていた頃のように完全に納得がいくまで生成を無限に繰り返すのはやめて、ある程度のところで妥協して切り上げ。
     手指の修正など手直しが最小限で済むよう手を抜いて、高解像度化のあとの必殺の画像ソフト直接編集とテキスト入れだけでフィニッシュしちゃえる作品にする
  • お祭りなので、だいたいどのキャラも笑顔ベースで楽しい絵に

ということでやってきました。勝手に自分の怒涛の9日間を振り返っていきます。

自己紹介用に#AIプロフ帳 のテンプレートを作ってくれた方がいたのでこちらも活用できます。#AI文化祭 #AIプロフ帳で探せます。

 同じようにプロフ帳を作られた方はだいたいフォローしまくっていったのですが、これがまた特徴が出ていて眺めるのがなかなか面白いんですよね。
 添えられているAIイラストは大体その方を代表づけている画風だし、書いてある内容やフォント、色使いも人それぞれ。しっかり書く方もいればゆるく書く方、一点突破でどかっと性癖...もとい絵の方向性を書く方もいます。作業環境もそれぞれで、画像生成AIならハイスペックPC必須と思いきや、Webサービス経由とはいえたまにスマホでやってる方とかいるんですよね...!
 自分の分はいつも呪文の練習をしていた頃に誕生した、うちの子代表の女の子2人でカラフルな絵が得意なモデルShiratakiMixを使ってかわいいめに仕上げました。

#見返り お祭りに出発 - iwasimanのイラスト - pixiv

#うちの子 AIプロフ帳 - iwasimanのイラスト - pixiv

 最初はファンタジーなキャラから...ということで先頭は女性の騎士から。TRPGでは愛馬と共に各地を巡って様々な冒険を経てきました。knight armorでなくknight clothesの呪文を使うと、こういうがちがちの鎧でない格好も描画できます。
 ちなみにpixivだと僕のAIイラスト作品内でブックマーク数最上位を全部彼女の絵がきれいに占めています。pixivだと「女騎士」というジャンルがより確立されているのだろうか...あるいはこういう銀髪ロングのキャラクターってリアルにいない創作のイラストだと割とよく見かける造形ですが、人気のあるパティーンなのでしょうか。うーん地味に謎です。

#女騎士 聖歌の導く祭りへ - iwasimanのイラスト - pixiv

 動きのある絵が得意なBlazingDriveというカスタムモデルは海外ぽい感じの絵になることもあるのですが、いいのが作れたので旅の仲間のハーフエルフの魔術師。AIイラストでもエルフはよく題材に見かけますが、ククク男じゃ。ワイのTRPGのキャラで非イケメン設定の灰髪眼鏡エルフを食らうがよい!( ゚∀゚)
 目立たないように誤魔化していますが、この絵は杖がまっすぐになってないです。こういう破綻は割と出ますね...

#エルフ 魔法の展示場へ - iwasimanのイラスト - pixiv

 元のTRPG版でもルール上容姿がよい特典を持っていた変身種族の男の子のキャラ。SukiAniMixというこれも有名なモデルを使ったら美少年度がアップしました。こういう青い髪のような現実にない髪色のキャラクターは、リアル調のモデルでAI生成すると全力でコスプレ感が出てコレジャナイ感にがっくりするのですが、アニメ・イラスト調モデルだとうまく出ます。

#少年 突然のスカウト - iwasimanのイラスト - pixiv

 そしてAI文化祭に参加している部活の中の#AIショーパン部 という部活の部長さんとTwitterで繋がることができました。この部ではショートパンツ姿のキャラのAIイラストが集うほかに、「ショートパンツを履いて、雑誌のカバーになろう!」という文化祭でのテーマをやっていました。
 いかんショーパンのキャラの投稿予定の絵がない...だが! 比較的短時間で作れるのがAIイラストの強み。臨時作品を挟んで献上しよう...と思って縦横比率を正方形から変えて作ることに。

 オリキャラうちの子代表の狐娘カエデさんに雑誌の表紙になってもらいました。呪文でfashion magazine style,fashion magazine cover, あるいはfashioncafeとかgameとかgirlとかに変えて適宜調整すると割とすぐに雑誌風の絵は召喚できます。

 この雑誌風イラストという題材はは画像生成AIの原理がよく表れています。現実の雑誌にあるように人物が実にそれっぽいポーズでそれっぽいファッション、そしてタイトルや各種見出しのテキストがそれっぽい位置に配置されたイラストを生成するのはAIさんはとても得意です。その一方、生成AIの原理上、意味のあるテキストはほとんど生成できないんですね~。

 この雑誌はにゃんこ以外の10代の変身種族の女の子に人気のファッション雑誌のひとつで、ストリート寄りファッションを扱っています。タイトルは月刊「メサイア」と読みます。あっ今の全部ウソです。

 左の狐くんのぬいぐるみらしきサムシングも一部破綻してるんですが壊れてることにして、「こまけぇことはいいんだよ!! (AA略のココロで制作速度を優先。投稿したらちちぷいさんでいいねが40を超えて最高レベルです。制作時間たぶん30分以内なのに...笑

#うちの子 月刊メサイア(嘘)9月号 - iwasimanのイラスト - pixiv

 せっかくなので雑誌表紙をもうひとつ作ろうと思って、オリキャラうちの子代表のもう一人、兎っ娘エリアーヌさんにも表紙になってもらいました。彼女は露出の高いファッションを好まない設定なのでショーパンでなくワンピースです。
 こちらは比較的クラシック、トラディショナルなお嬢様ファッションを扱った月刊「メトリー」という雑誌です。あっこちらも全部ウソです。

 そういえばもうすぐ秋だなと気付いて呪文にautumn flowerを入れたのでこちらは秋っぽくなりました。しかしよく見ると薔薇っぽいサムシングも見えてAI生成らしい嘘が混じっています。こちらも「こまけぇことはいいんだよ!!(AA略」のココロで指がおかしいところはテキストで隠して制作速度を優先。
 すると投稿後いいねが47で自己作品ベストを更新。それどころかSNSのちちぷいさんのデイリーランキング18位(呪文あり)、Stable Diffusionデイリーランキング10位に入るという、お祭り期間ならではの快挙を成し遂げました。こちらも制作時間めっさ短いのに...!
先月のリリースノートいつの世も巫女とは強きものなりと書きましたが、巫女のお姉さんの絵を超えていいね数が最高記録更新です。巫女より強いのは雑誌表紙+お祭り期間の合わせ技でした!

 僕はこういう嘘のダミーテキスト類を考えるのは好きなので、画像ソフト直接生成で時間をかければAI特有の無意味なテキストをもっと置き換えて、より本物の雑誌ぽさを出すのもできそうではありますね。この時は時間もなかったので嘘テキストを追加するにとどめました。
 ちなみにこういう雑誌風のイラストを出力させてみたものはSNSにもよく投稿されているので、見て回ると面白いです。

#うちの子 月刊メトリー(嘘)10月号 - iwasimanのイラスト - pixiv

 ワーウルフのお姉さんキャラもお祭りということでお出かけに。こちらも日本製のかわいくてカラフルな絵が得意なモデルShiratakiMixを使ったので、かわいい成分が多めになっています。背景もカラフルで南国や南仏みたいな鮮やかな街です。
 ちなみに別モデルのAnything4での作成時は褐色の肌をsemi dark skinの呪文で表していたのですが効かず、dark skinで強めるぐらいでちょうど良い感じでした。体形もslendarを外してmuscularをつけた今ぐらいでちょうどよくなっています。
 これが海外産モデルだと筋肉ムキムキになってイヤンな感じになったり、リアル系モデルだとdark skinをつけると完全に黒人女性になったり、挙動に差があります。このへん文化の差みたいのもある気がします。

#ファンタジー 思わぬ収穫 - iwasimanのイラスト - pixiv

 夜になったので吸血鬼のキャラクターも観劇に出かけるの図。こちらも国産のShungikuMixというかわいい絵が得意なモデルです。
 別モデルのMeinaMixで作った時は外見年齢30歳ぐらいという元のTRPG版設定にだいたい合わせられたのですが、かわいいが得意なモデルだとやっぱりある程度低年齢化します。大人感が出るように...と探求しつつ、設定より若く見えるけどお祭り用だしまあいいか...と「細かいことは(以下略」の心で投下。
 するとまたまたSNSのちちぷいさんでデイリーランキング37位(呪文あり)にランクインしました。美少女でなくても大人の女性でもいけるんや!

#ファンタジー 演劇のお題は - iwasimanのイラスト - pixiv

 現実でもボトルの中に帆船を作ったりするオサレな趣味がありますが、イラストの世界にも「ボトル絵」(というワードでいいのかな)というジャンルがあります。ボトルの中に女の子が眠ってたり花や光や世界が広がってたりいろんなものが表現されているものです。AIイラストでも特にアーティスティックな分野ですね。
 こちらも部活でAI_bottle部というのがありまして、部長さんとTwitterで繋がることができました。文化祭中は「✨bottle collection 2023✨」というものをやっていたので、何かボトルでつくってみようか...と挑戦。

 これがなかなか奥が深くて、水の妖精ウンディーネさんにボトルに入ってもらったのですが人物の全身像だとうまく入らなかったり、技がいります。
 そうだボトルの先は別世界に繋がってるから上半身しか見えてないことにしよう!と設定で納得することにして、#AI_bottle部 と #AI妖精部 に献上しました。短い時間だとこれぐらいしかできななかったのですが、AI_bottle部部長さんからTwitterでもリアクションいただいたのでよしとしませう...

 ちなみに呪文でもbottleと書けば認識されるのですが、ペットボトルだと認識されて人物がペットボトルから何か飲んでいる絵が生成されることもあり、AIさんは面白い挙動をします。

#瓶 水中世界へ繋がるボトル - iwasimanのイラスト - pixiv

 うちの子代表の兎っ娘エリアーヌさんが優雅に読書をしているシーンで1枚。こちらはSukiyakiMixという幻想的寄りの絵が得意なモデルで作っています。キャライメージにもぴったりでした。#AIお嬢様部 という部活が「お嬢様の休日」というテーマをやっていたので、そこと #AI乙女部 に献上するものであります。

 ちなみにこのイラストは手に持っている本が破綻していて、左手で持っているあたりがおかしいです。外部ツールで直した後に画像直接編集でごまかしています。女の子のかわいさに気を取られずによ~く観察されると分かってしまうのですが、「細かいことは(以下略」の心である程度で妥協して投稿。
 するとこちらもSNSのちちぷいさんで9/22のデイリーランキング34位(呪文あり)、Stable Diffusionデイリーランキング20位にランクINしました。AIイラストは見る側も「細かいことは(以下略」の精神で閲覧していることが改めて分かりました...!

#うちの子 くつろげる場所 - iwasimanのイラスト - pixiv

 うちの子代表もうひとりの狐っ娘のカエデさんで1枚。これもかわいいが得意な有名モデル、SakuraMixで試しています。細部の破綻を気にしなければeating donutsの呪文などで食べ物は出せます。両方の手にドーナツ持ったら危ないでしょ!スマホとか取り出すときどうすんの! となるのですがAIさんはそういうのは思考できないので妥協です。これは彼女のくいしんぼ設定をよく表現できているんだ...と納得することにして、「細かいことは(以下略」のココロです。

 このイラストは服装指定はしているのですが、他の場所の呪文にschoolがあったのでそこに影響されてschool uniformぽい服装に変わっています。AIさんがここまで強く学習するぐらい、school uniformを着た女の子のイラストが地球上にたくさんあるということですね...!

#うちの子 美味しいが一番 - iwasimanのイラスト - pixiv

 和服の女の子が後に続く二人組を案内しているの図。彼女は有名モデルHimawariMixで割とイメージ通り生成できたのですが、同じ作者さんによるちびキャラっぽい丸っこくてかわいい人物が出せるIrisMixという別モデルで創ってみました。黒髪ロングに和服の分かりやすい造形だからというのもありますが、割とイメージが崩れずに創れました。

#女の子 露店の先へ - iwasimanのイラスト - pixiv

 最後は青年剣士と巫女のお姉さんの男女カップルの絵。これは実際にカップルなのではなくカップル妄想を絵にしてもらったという設定で、同じくちびキャラっぽくかわいいが得意なAnzuMixというモデルで創ってみました。
 一般的にはイラストSNSだとアクセスが減るとも言われる日曜日に投下したにも関わらず、ちちぷいさんの2023年9月24日のデイリーランキング38位(呪文あり)、2023年9月25日のデイリーランキング37位(呪文あり)を獲得。AI文化祭の最終日のを飾ることができました。イベント効果は絶大...そして世界は男女カップル絵を求めているということ...なのか?

#男女 絵姿献上 - iwasimanのイラスト - pixiv

 こうして9月24日(日)23:59、いろんな人が最後の絵を上げたり感謝絵やさようなら絵をTwitterに投下していく中、盛況のうちにAI文化祭は終了するのでした。
 感謝絵は記念に1枚作りました。こちらもカラフルなShiratakiMixというモデル使用。二人ともバイバイでしっかり手を広げていて、こういう構図は割と手指の破綻が出やすいパターンですね。この絵もAI出力そのままだと指が若干おかしいので直しています。

#うちの子 ありがとうAI文化祭 - iwasimanのイラスト - pixiv

 このブログに上げたAzure AI Fundamentals資格の合格記録記事のアイキャッチも、このAI文化祭用の絵をちょっと呪文を変えて作った副産物です。河の王国からやってきた少年アリアン君に再登場願いました。

iwasiman.hatenablog.com

 秋っぽい空になったので遠くの故郷を思い出している...という風情にして元絵も作品として投稿したのですが...もうイベント終わっているのにちちぷいさんの2023年9月28日のデイリーランキング48位(呪文あり)にランクイン
 うーんお祭り効果凄いですね。これだけ短期間に集中してランクイン。もはやワイ、いっぱしのAI術師なのでは? (注: 錯 覚 で す /笑)

 今回の作品群では事前の計画通り、完璧を求めないである程度妥協して制作の手間を減らす方針で創ってみました。が、お祭り効果もあいまって反響はもういつもの何倍来てるねんという結果でした。

 やはり「創作物にどれだけ手間をかけたかや創り手の微細なこだわりは、見る側のリアクションの多さや閲覧数とは必ずしも相関関係にはない」という統計的事実がわかりました。う~んこういうのは人の手によるデジタルイラストやアナログイラストでも同じでしょうね。
 特にAIイラスト関連はテクが色々あるので、やろうと思えばどこまでも呪文の工夫をしまくったりバリエーションを出力しまくったり、image2imageで変換しまくったり、凝ろうと思うとどこまでも無限に1作品に手間を掛けられます。1作品としてある程度のところで区切りをつける決断がいるのだなあと改めて思いました。

#少年 遠い空を想って - iwasimanのイラスト - pixiv

 しばらく前に@iwasimanのTwitterアカウントもフォロワーが2000人をちょい超えていたのですが、このAI文化祭を機に相互フォローがどどんと超えて安定してきました。もう減っても2000以下にはならないだろう...ということで、フォロワー2000人達成記念お礼絵を2つ作ってひとまず終わりなのです。

#うちの子 フォロワー2000人達成記念お礼絵 - iwasimanのイラスト - pixiv

#女騎士 たくさんの出会いに花束を (フォロワー2000人お礼絵もう1枚) - iwasimanのイラスト - pixiv

 という感じで怒涛のAI文化祭のお祭り期間は終了。主催サイドへの感謝のツイートやイラストも多数投下されて、Twitterベースのゆるい繋がりでも盛り上がったイベントになったのだなあというのがよくわかります。流れていくツイートは沢山見かけたけどブログやWebコンテンツのパーマネントな記事はあまりなかったですね。
 お祭り期間中はTwitterに通知がたくさん来て、フォローしあったりツイートしあう機会がいつもより多く賑やかでした。中には温かいコメントをくださる方、控え目に言って凄い作品を作ってるような人なのに丁寧なコメントを下さる方もいて、どのジャンルにも善い人々というのはいるのだな...と内心密かに感動したりしていました。

 このブログにお立ち寄り頂いているのはだいたいITエンジニア界隈が多いのではないかと思いますが、もしこの記事をご覧になったAIイラスト界隈の方でかつAI文化祭周りにジョインした方がいらっしゃれば、おつかれさまでした&ありがとうございました。またどこかでご縁があれば幸いです。
 SNS系はほぼフォロバしていますのでどうぞお気軽に絡んでください。AIイラスト界隈的には次はやはり10月末のハロウィンで盛り上がる流れですかね...

それでは~

 10月はやっと涼しくなってきて虫の声も聞こえるようになってきていろいろ捗りそうですね。気分を変えて過ごしていく次第でございまする~。

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