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【感想】『完全SIer脱出マニュアル』が転職以外にも役立つ本だった話@ #技術書典 5

アウトな表紙(笑)が目印のしがないライフへの脱出マニュアル

 場所を池袋に移して2018/10/8に盛況のうちに終了したエンジニア向け技術本の同人誌祭典・技術書典5。僕は当日行けなかったのですが知っている人が出している界隈で話題の本は代わりに買ってきて頂けました。(Takuさんありがとう!)
 その一つが本書、テック系Podcastでも人気の「しがないラジオ」のお2人が出した本です。ブラック一色の表紙に光のWeb系目指した非常口、現役SIer系の僕が会社の昼休みに読んだりすると完全アウトっぽいやつですね。(むしろ弊社はエスアイヤーなんて言葉あまり使わないので、ネタになるかも?)
 表紙はアウト気味ですが中身は非常に体系的にしっかりしており、Twitterで感想があったように文章はいつも通り明快で論理的、非常に読みやすい転職その他の指南本となっています。
 しがないラジオ自体、また本書のタイトルも理由あって燃えそうな攻めたタイトルにしていることは、しがないラジオの中や他のPodcastのゲスト回でもあちこちで述べられてきました。本書でも最初に断り書きで刺されそうなタイトルをあえて選んだ理由、SIerやSESなど包括的な言葉を使っているけど貶める意図はないことも、きちんと述べられています。ワイのような「SIerでSEや開発をしていて毎週月曜日の朝に仕事に行くのがつらくない人」にもホッと安心です。

techbookfest.org shiganai.org

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第1章 なぜ「エンジニア」はSIerを去るのか:朝が早い会社の話

 職人の朝は早い。ならぬSIerの朝は早い。というエモいドキュメンタリーの如く始まる冒頭。早い朝が8:40から始まる架空のSIerエンジニアの一日の物語から本書は始まります。このミニストーリーの辛みが刺さった読者さんが多かったようです……(笑)

  • 開発言語がこの2010年代のご時世にCOBOLで、バージョン管理にVSSが出てくるのでやはり著者のgamiさんの経験に基づいた話なのではと邪推します。
  • ちなみにVSS:Visual SourceSafeMicrosoftが昔出していて2000年代までは使われていたバージョン管理システムです。VSCodeは入らないVisual Studioファミリーとの併用が主な想定・1つのファイルは1人しかいじらない前提でロックをかけてしまう・マージ機能が頭が悪くてアホ…などの辛みがあり、.NET環境のVB,C#開発以外ではあまり見かけなかったし Visual Source Shredder と揶揄されたり、全般的に評判はイマイチでしたね。
     MS的にはその後開発ライフサイクル総合サポートのTeam Foundation Server(TFS)の中に改良されたちゃんとしたバージョン管理ツールを搭載→その後名前がTFTSとかマイナーチェンジ→OSSでも同じことができるので.NET系開発以外ではあまり広がらず→Windows開発自体もGitへ移行→話題になったGitHub買収へ、と続いていきます。
     本書の朝が早い会社の開発環境ですとCOBOLとは特に親和性もないし、特にVSSを選択する理由はないと思われます。悪夢のファイル名日付管理よりはましですが、脱出を考える人が出てきちゃう一因にはなるかもしれません。

ja.wikipedia.org

  • この朝が早い架空の職場は追加開発時、設計書のレビューはするがコードのレビューはしないそうです。ここは言語等によって事情は違ってきて、完全な手続き型言語COBOLは1ファイルの上から下までずらーっと処理が続いていきます。設計書の粒度が細かく、きちんと書く習慣があって、Excel1行の記述=コード1行レベルに近いのであれば、設計書の直しが本当に100%完璧ならコードは見なくても問題はないかもしれません。(ふつうコードのdiff確認ぐらいしますけどね。)
  • 業務を効率化する工夫をして作業にかかる工数を減らしても評価されない職場のようで、悲スィですね。現役SIer側の僕からしてもそんなことする訳ないだろ!都市伝説か!と言いたいところですが、しがないラジオのさる過去ゲスト回にあった通り実在するので、暗黒SIer帝国の闇は深いです。
     ただここで「工数見積もり」という表題で表しているので、この文脈だと「工数見積もり is 悪」と読めるのでそこは違和感を感じました。工数の見積もりってめちゃ重要な作業だしアプリケーションや案件の規模把握もプロマネがスケジュールを立てるのにも必要だからです。この朝が早い架空の会社の、特有のニュアンスの入った言葉なのかもしれませんね。
  • ロールモデルになりうる年齢の近い先輩がいないという問題が出てきて、このへんも著者お2人の新卒時の実体験が入っているのかなと思います。まあ今時COBOL開発では人が寄り付きませんし、この朝が早い架空の会社は全般的に若者不足が深刻、あるいは若者がどんどん辞めてしまう根本的にヤバい会社なのかもしれません。これも「SIer is 目標になる先輩がいない」が常に真という文脈になるとちょっと主語が大きいですね。
  • 第2章でもSIerのレガシーな環境の話が出てくるのですが、レガシーな言語に入れるのに手続き型言語COBOLは分かるとしても、Javaを言語単位で入れてしまったりMS製品のくくりで全部入れてしまうのも、ちょっと主語が大きいかなと思いました。それを言うなら「SIer is レガシー」が常に真なのかという話もあります。

→というように派遣やSESの立場で炎上プロジェクト・問題プロジェクトで辛い常駐体験をした方でなく、本来の意味でのSIer側の立場としては若干の違和感や思う所もあります。しかしこれも本書が正しいとか間違っているとかいう話ではなく、「SIer」「Web系」という概念的な非常にふわっとした言葉の定義の捉え方・スコープが人や仕事経験、会話の場の文脈によって大きく違うことに起因すると思います。この辺の四方山話もしがないラジオの収録時にお話しできればと思います。……と書くとなんかゲストっぽいふいんきが出せますね。(イヒ!)

 ちなみに僕のとこの弊社は朝は8:30から始まりますが、電車や寝坊で遅れても別に怒られないし辛みはないです。(限定版エピソードを聴いたので突然の余談)

第2章 自分や環境を変えるための前提知識:実際の転職の前にも役立つ話

 実際に転職する前に、自分の環境を見つめ直して整理する章。楽しくない仕事は何が楽しくないのか? そして楽しい仕事には「成長」が密接に繋がっている…と展開されていきます。

  • 特に2.3のIT企業を理解するための軸の話は、Web系ベンチャー系寄りの視点ではありますが特に学生さんには役に立つでしょう。
  • 何か新しい用語が定義されればよかったところに「Web系」という言葉が入ってしまった…という話がコラムで出てきて、あー前から思ってたとこだなーと完全同意でした。同じように「SIer」という言葉も、本来は別のより適切な用語が入るべきだなと思っています。
  • そして2000年代後半から出てくるようになった「ベンチャー」企業の実態の話では、よくイメージとして捉えられている即戦力必須、将来のリスクが高い、激務、やりがい搾取で薄給だ…があるが実体はどうなのか、という解説があります。
  • ここで賃金も低くないよという話も出てきますが、そんなに強くは主張されていません。そもそも本書の脱出者の想定読者自体が20代前半~30代前半と絞ってあり、第2新卒やポテンシャル枠で再スタートできる年齢です。やっぱり給料よりやりがいを重要視して転職できる、若い人向けにフォーカスした話になるのかなと思います。
  • そしてプログラミングだけがエンジニアの働く方法ではないよという話もここで書いてあります。確かに最近のインターネットはエンジニアを目指す人も増えてTwitter転職が出てきたり賑やかなのは良いのですが、なんとなくプログラミングばかりがフォーカスされている感じはあります。
     ここでは例としてgamiさんがやっている多岐にわたる仕事が紹介されています。複数のスキルを掛け合わせることで自分にしか出せない価値を出せる……という話は、しがないラジオの中でも過去それぞれ別々のゲスト回で何回も出てきましたね。
  • また最後に転職をするのは悪くないという話で、「転職活動」とその後の実際の「転職」を分けて、前者にも価値があると論じています。これは良いなと思いました。

第3章 完全SIer脱出マニュアル:ステップごとに明快なマニュアル!

 そしてこの3章がまさに完全脱出マニュアルですごい。ステップ0~7までやることを順序立てて書いてあり、非常に明快です。脱出元が悪のSIerならずとも、また転職以外に行動を起こす際のガイドとしても役立つ内容になっています。

ステップ0: 精神を病みそうな場合は、いますぐ会社を辞める
  • 特に貯蓄が少ない若いうち、現職を辞めると収入がストップするリスクがあるので働きながら転職が良いが、辞めたほうがよいケースもあるよという話。
  • 確かにこういうブラック企業ありますね。うっ、しがないラジオの過去エピソードに思い当たる話が…
ステップ1: 1人でできるインプットとアウトプット
  • 転職を成功させた人のLT発表や退職エントリでもよく見る、転職中に実績を作っていく話。そしてそこから「自信」が生まれるのでそれも大事だと言う話。
  • まず新しくパソコンを買うところから始まって非常に具体的です。本書では約束のMacを勧めていますね。新米マカーの僕はあまり実感がないのですが、そんなにWindowsと比べて環境開発構築が楽なのでしょうか。
  • そしてお馴染み、SNS各種アカウントの話。アバター画像は共通にしておくと視認性が良い、アカウントも共通のIDだと良い…など実績に基づいた納得の話が続きます。Twitterを始めたらフォローするのは退職エントリを書いた人、ハッシュタグで「#しがないラジオ」、自分と近い属性の人を推奨しているのが面白いですね。
  • いざ勇気を出して外に出ていくと、勉強会で出会うエンジニアたちの発言が謎に満ちていて理解できないという話、そういえば初めての人はそうだよなあと思いました。フロントエンドエンジニアの実際の会話の例が3つ載っているのですが、何を隠そうRustについて語っている3つめが僕にも理解できませんでした(笑) くっ、ワイもサーバサイドが基本マン、修行が足りないぜ…
  • 対処法として古いものもある分厚い技術書よりはまずPodcastで耳を慣らしていくこと、RailsチュートリアルとProgateをやると良いと推奨しているのが面白いですね。最近のTwitter情報によるとカフェでProgateをやるとモテるそうなので2回オトクです。
  • そしてアウトプットについてもレベル別に整理してあり、これから始める人にはお役立ち情報となっています。
ステップ2: 社外の人の話を聞きにいく
  • 本格的に外へ繰り出して繋がりを作っていくステップの話。初心者向けの定番の予約サービス、そしてコミュニティとしてはDevLOVE/SI業界出身のWEBエンジニアたち/We Are JavaScripters!/WEBエンジニア勉強会 が載っています!
  • 丁寧に参加の仕方もレベル別に整理されています。よーしおいらはレベル2達成だぜ〜
  • またTwitter等でもよく見かけるWeb系企業の「カジュアル面談」のことも具体的に書いてあってイメージが湧きやすいです。やはり面接との違い具合は会社や担当者によって様々なんですね。
ステップ3: 会社にいながら自分の環境を変えられないか試みる
  • 最近の流れだとすぐ「Hey You, Web系行っちゃいなYO!」となりがちですがその前に大事なところ。今の環境を中立的に振り返り、変えるためのトライや、迷ったら転職をしない転職活動をしてみるといいよという話が展開されています。
  • 名著『カイゼン・ジャーニー』の主人公、江島君が始めるのもこれですね。…と思いながら読んでいたら本文中に出てきました。(笑)
ステップ4: 転職活動で語れる実績を作る
  • 見せられるアウトプットを作っていく話。プログラミング教室ではTECH::CAMPDIVE INTO CODEジーズアカデミーTOKYOが推奨されています。そしてクオリティはいいからまずWebサイトを作ってみようと続きます。
  • 本書で推奨している制作時のフレームワークはやはりWeb系転職の希望の星、RubyRails。そしてサーバサイドJavaScriptで動く簡単フレームワークのExpressも推しています。このあたりがNode.jsが得意な会社さんらしいなと思いました。
  • ここ最近の動きで付け加えるとしたら、言語はPHPでLaravelというのもありかなと思ったり。トレンド的にはフロントエンドのJSフレームワークAngular/React/Vue.jsで作るのも流行っていますが、データの永続化処理があるならサーバサイドをどうするかの話がありますね。
ステップ5: 転職を見据えた会社選びをする
  • 将来の選択肢を増やすために、「筋の良い」企業を探していく話。話転職サイト、転職エージェントの話も詳しく載っています。
  • 本節の「邪悪な転職エージェント」の話は実際に転職する人にはかなり重要情報ではと。
ステップ6: 採用選考を受けて内定を得る
  • 採用選考のフロー、職務経歴書の書き方、基本的な面接の注意点などなど。
  • 実際に業務で中途採用エンジニアの書類選考や面接をされている、gamiさんの豊富な実績に基づいた内容となっています。技術面接でScalaのコードを生まれて初めて見せられた…という体験談は、へえーそういうことやるのかと思いました。
  • 中途採用だと新卒に比べて面接で志望動機を聞かれないという話が出てくるのですが、そういえば僕の時もそうだったなと思い出しました。
  • またコラムで、Web系ベンチャー企業が見ている評価ポイントの話があります。ここは必須!
ステップ7: 内定が出た会社の中から、転職先を選ぶ
  • 判断基準を整理して決断し、いよいよ現職を辞めて次へ行く流れの話。
  • 無事に脱出成功したら最後にハッシュタグ「#完全SIer脱出マニュアル」でツイートする、そして退職エントリを書くことが本書では推奨されています。既にこのハッシュタグにはツイートがかなり集まっているのですが、そのうち退職エントリも出てくるのかも……

付録の逆引き:兼リスナー向けファンブック

  • 後書きによるとここからがzuckeyさん担当となっています。本書の3章の内容の各項ごとに、しがないラジオの過去ゲスト回エピソードのどこが該当するのか対応関係を、要約と共に紹介するという章。しがないラジオリスナー勢にとっては、「そうそうあの人の回がまさにこの話だよね」「未聴のこのエピソードはこんな内容なのか!」と楽しめる、リスナー向けファンブックとしても読めるニクい構成になっています。
  • 本書がキャリア話を扱っていることもあり、同じ方が複数回登場することが多いです。
  • 2018/9/26収録のsp.40、『カイゼン・ジャーニー』の著者お2人回までが網羅された最新の内容になっています。

shiganai.org

  • ちなみに3章の「ステップ0: 精神を病みそうな場合は、いますぐ会社を辞める」を読んで僕がまず思い浮かんだゲスト回が3つあったのですが、この付録に書かれている対応エピソードと完全に一致でした。リアル/概念で知っている該当するお三方にはたいへん不謹慎で失礼なのですが、ちょっと笑ってしまいました。w

まとめ:脱出希望者以外にも役立つ、しがないエンジニアを目指せるマニュアル

本書のメインターゲットは楽しくないエンジニアから、楽しくて仕方がないエンジニアを目指して

  • 現職に問題があり、もやもやして思う所のある方
  • Web系ターゲットの転職活動を実際に始めようとしている方・既に始めている方

ですし、体系的かつ現実的な内容でマニュアルとしてたいへん役立つと思います。
そしてそれだけではなく、

  • IT業界をターゲットに決めた就活中の学生さん向けの、Web系/ベンチャー系寄りの世界の情報、ブラック企業回避の参考読本
  • 既にIT業界で働いており、スキルの棚卸しやキャリアの見つめ直しや学習、何かしようかと考えている方向けのきっかけの本
  • 学生さん/就職/キャリア開始後のどこかのタイミングで、いつもの環境の外での活動(勉強会参加など)を始めようとしている方向けのガイド
  • 同じようにどこかのタイミングで、Webベースでのインプット/アウトプット(Blog,Twitter,GitHubなど)を本格的に始めようとしている方向けのガイド

というあたりの目的にも役立つと思います!

 また実際に仕事先を変える「転職」の前に、転職に結びつかない「転職活動」という別のフェーズのくくりで活動を論じているのがよいですね。
 僕も昨年ブログを再起動してエンジニア界隈を活動場所に定め、再起動前より早いペースで技術書を読んだりPodcastを聴き始めたりしがないラジオのお蔭で知り合いがどんどん増えたりイベントに行き始めたり……で今があるのですが、これには会社で周囲の近い年齢層がだいたいマネージャーになってもうロールモデルがいない、昔から決めていた「会社のどこの事業部でも開発で通用する人間になる」目標はだいたい達成したので次の持続的目標「会社の外でも通用する人材になりたい・ありたい」を実現するために、外から刺激を受けて知り合いを増やしていこう……という思いがベースにあります。自分がやっているのもこの転職に結びつかない転職活動に割と近いのかな、とふと思いました。

その他

 本文中に(gami)とあるgamiさん作のコラムは時々出てきますがzuckeyさんのコラムはありません。リスナー勢としてあえて欠点を上げるならばずっきー色が薄いことでしょうか(笑)

 付録で紹介されているエピソードの中には、付録B「3.17 転職せずに楽しく働く」に載っている方々のようにWeb系への転職以外の方法で自己実現した方、続く節でいろいろな立場や自分の武器を持って活躍している方々も一覧化されています。しがないラジオにこれから出演するマンとしては、本書にもし続編があると仮定したら、この付録Bに載って恥ずかしくないような人にならねばと思いました。(意識高くキリッ)
出演のハードルがさらに上がりますね。sp.41aもフロントエンドのつよい人回でしたね。ワイ凡人、引き続き順調に死亡予定……😇😇😇

リンク集

 リアルな感想は、Twitterハッシュタグ「#完全SIer脱出マニュアル」で見ることができます。既に本書を元に行動を始めた方が出ており、何かこう、その時歴史が動いたというか、人の人生というジャーニーが変わる瞬間をリアルタイムで見ているような不思議な感慨を抱きます。
 togetterまとめもできていました。 togetter.com

既に各所でブログやNoteに感想も上がっています。1週間でこの反響はかなり大きいのではと。(追記:1週間より後の分も追加しました)

kothiba538.hatenablog.com

www.aruse.net

note.mu http://meuniere.hatenablog.jp/entry/2018/10/12/073703meuniere.hatenablog.jp http://nologyance.net/2018/10/10/post-383/nologyance.net alek3.hatenablog.com blog.naoshihoshi.com kabukawa.hatenablog.jp kdnakt.hatenablog.com

技術書典当日直前の、gamiさんによる紹介記事。 jumpei-ikegami.hatenablog.com さらに累計800部達成(凄い!)を喜ぶgamiさんのアフター記事。 jumpei-ikegami.hatenablog.com さらに、思い立ってから制作~当日までの情報の一覧。これは圧巻です…! jumpei-ikegami.hatenablog.com ずっきーさんによる振り返り記事。ずっきー色薄めの件は気にしないでくださいませ…w blog.zuckey17.org

しがないラジオでおなじみのてぃーびーさんからの、本書の応援と未来の記事。 tbpgr.hatenablog.com

PDFの電子版も販売中です。購入者特典として限定版エピソードをmp3でダウンロードして聴くことができます。制作に至った経緯や意図、各章の裏話、zuckeyさんの話など盛りだくさんです。

https://booth.pm/ja/items/1038004booth.pm

 本書で紹介されている転職LT会のコミュニティ。本書を読んでTwitterを始めた方はその流れでTwitter連携でconnpassに登録、このへんのコミュニティにも幾つか入っておくと丁度良いかと思います。 ex-sier.connpass.com

「転職成功LT」「転職活動記LT」の2回のイベントは当ブログにもイベントレポがあるのでどうぞ。本書を読んで本気で脱出を思い立った方々は何らかの形で僕も応援したいと思っています...ご武運を! iwasiman.hatenablog.com

iwasiman.hatenablog.com

 本書の読者の方でTwitterでフォローしてくださる方は僕もフォロバしたりこちらからフォローしたりはてなブログなら即読者登録したりしてますので、どぞお気軽につついてみてください。緑色のドラゴンのアイコンの人です。

 そしてTwitterでかなり話題になりましたが、技術書典5がNHK NEWSでも取り上げられました。「文系も知りたい」というタイトルがダイバーシティのこのご時世に若干アレですが(笑)、世に伝わるのは良いことですね。本書も写真でNHKデビウを果たしています。(戦利品写真の中段、右から2番め) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181011/k10011667311000.htmlwww3.nhk.or.jp

 なお物理版の本書を実際に職場に置いてみるという、場合によっては非常にデンジャラスなシチュエーションについて。本書中に記載のあるしがないラジオ出演ゲストでもある、就職支援企業のエンジニアであるKANEさんが実際に試されています。

 さすがだぜKANEさん…! エスアイヤーのワイたちにできないことを平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!(AA略