Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

【イベント】転職活動記LTが暖まっていった話

転職LT2回目開催

 2018年7月に開催されて盛況だった転職成功LTの2回目が早くも開催されることになりました。知っている人もLTするし1回目とあにべん!でご挨拶しそびれた方もいるので、またまた参加することにしました。
 例によって以下、面識のある方・できた方を中心に、当日の盛り上がりを伝えるために一部ツイートを引用させていただいております。まだ面識ない方も混じっていてすみません。

ex-sier.connpass.com

f:id:iwasiman:20180929225034j:plain

みたびアカツキさんのオフィスへ

 都合3回目、目黒にオサレなオフィスを構えているアカツキ社さんがまた会場を提供してくださいました。もう道順を覚えたどころか周囲の店やカフェもだいたい押さえたレベルですw
 なお今回は参加者層が前回とはまた違ったせいか、Morixさん作のWebサービスボッチサーチ」にログインしたぼっちは3名のみ、あまり出番がありませんでした。無念!

 受付で前から狙っていたgremitoさんと([twitter:@grem_ito])とご挨拶できました! くくく、これでしがないラジオ勢にリアルで順次ご挨拶していくというオレの野望をまた一歩達成したぜ……
 Takuさん([twitter:@arakawa_gios])とまた会ったのであにべん!の時と同じく隣で座って話したり。技術書典5でかろてんさん([twitter:@carotene4035])が出すエモいデザパタ本の告知をTwitterで捕まえて2人でニヤリとしたり。

techbookfest.org

 そしてTakuさんがRubyRailsを学習中のDIVE INTO CODE(DIC)のWebシステムの画面を横からちょっとだけ見せていただきました。
 スクールの教室に集まって座学でやるものなのかと勝手に想像していたのですが、今の時代そんなこともなく空き時間に単元ごとにどんどん進められるよう、教材が全部揃った会員制のWebシステムみたいな感じになっているんですね。同期生の進捗具合がTwitterの通知みたいに飛んできたり、いろいろ仕掛けも用意されています。こちらは生のSQL書きまくってきたマンなので、おお~テーブル設計してあのActiveRecordパターンのDBアクセスクラスを実装する章だ……と興味深く拝見。

diveintocode.jp

 ちなみに本日の参加者の方には転職・スキルアップに備えて学習中のDICメンバーがけっこういました。スクール系いろいろあるけどDICはTwitter上などでもよく見かけますね。
 そして席も埋まり、時間になっていよいよ開始です…

スポンサー枠その1 by アカツキ 湯前さん(ゆのんさん) ([twitter:@yunon_phys])

  • トップバッターはFORCE黒Tシャツが目印、アカツキ社VPoEのゆのんさん。
  • 転職活動はやることが多い、その中で職務経歴書に書く内容もないがしろにしがちである。XYZシステムとかシステム名は面接する側からしてもどうでもいいので、もっと中身を知りたいのだ……と始まって本日最初のパワーワード:「職務経歴書はラブレター」が炸裂します。

https://twitter.com/sakyuu_/status/1042361859272110080

  • そして転職エージェント指定のフォーマットはだいたいみな同じで代わり映えしないので、もうこれはやめようという話に続きます。

https://twitter.com/sakyuu_/status/1042362047495692288

  • 書き方の実例が出てくるのですが、何気に例文にも高度なツールが出てきます。NewRelicSaaS形式のサーバ監視ツール、LocustPython製の負荷テストツール ですね。やっぱりアカツキさんのゲーム開発でもこのへん使ってるのかな?と思ってみたり。

  • マークダウンで実際にやったことを書いたりすると良いよ、愚痴はNGだけどストーリや苦労話があると実際の様子が分かってアピールにもなるよ、という話。実際にアカツキさんで採用面接する側の実体験に立った貴重な話でした。
  • 僕もプロジェクトメンバーに新しく派遣さんを加えたりする時は面接するときもあるのですが、そういえばそういう時の職務経歴書もいつもこのイケてない方のフォーマットだったなと思い出しました。まあそういう時も書いてあるキーワードからネタを拾って、過去プロジェクトでどんなことをやったのか聞いたりするんですけどね。

 そして開発と運用を融合させたDevOpsをアカツキさんではどう実現しているのか、こちらの記事に詳しく載っています。壁を作らないチーム組織を作り、ツールもバンバン使ってゲーム事業に対応しているようです。

dev.classmethod.jp

 そういえばゲームのロマサガ3の新作、スクエニアカツキさんで開発するそうですね。

aktsk.jp

スポンサー枠その2 by 株式会社Carat 斉藤さん ([twitter:@saitoxu])

  • 続いては株式会社CaratのCTO自らのご登壇。Twitterアイコンは剣と弓を持ったゲームのロボ。今回のピザと飲み物のスポンサー様です。ありがたや…

www.caratinc.jp

  • 企業サイトにもありましたが京大2014年卒、最初はソフトウェアテストの専門企業SHIFTに入社、そこで同僚に誘われて起業、そこから2年とのこと。なんかもう2014年なんてついこの間に思えるので、スピード感にも衝撃。
  • フロントエンドのJSフレームワーク群と繋がったスマホアプリ開発FWでは最有力、React Nativeで活動するReact Native Japanのスタッフ勢の方でもあります。
  • 現在社員5人とのこと、こういう若い会社が新サービスを引っ提げてどんどん世の中に出ていく時代なんだな……と改めて思いました。発表の方は順当に会社紹介、そしてAI転職マッチングアプリ『GLIT』の紹介という感じでした。

glit.io

  • 単純にタグとマッチした企業を検索するなら伝統的なRDBSQLでもできる所、きっと中ではPythonが動いてマッチングの仕組みを実現しているのだと思いますが、そのディープなあたりはどうやっているのかな?と思いました。

 今回は初参加の人が多かったようで、このへんまでは聴衆の反応も割と静かめだったのですが、徐々に会場も暖まってきます…

オファー枠:憧れだったSIerを辞めて勢いでWeb系に転職したお話 by ねっしーさん ([twitter:@yuuri_oo00])

www.slideshare.net

 続いて約束されたオファー枠はねっしーさん! 聞けばねっしーさんはフロントエンドの学習を始めた際にうちのブログのFW比較記事が参考になってReactを始めたとのことで、おおそれは会った時に挨拶せねばと互いに思って1回目の転職成功LTではニアミスに終わっていました。くっ、あの時Morixさんのボッチサーチが既にあれば……笑

iwasiman.hatenablog.com

 ちなみにこの記事は今でもたまにスターやブクマがまだ増えていくのですが、当方もフロントエンド歴浅いのでなんか詳しい人に悪いなというキモチになりますw

  • さて本題に入って資料の方はネタもしっかり仕込んできっちり作ってあります。自分の過去ツイート、そしてルーツに回帰してそもそもエンジニアに憧れたきっかけから始まるのが良いですね。『理系の人々』『オタリーマン』が登場!
  • そして自分の作りたいモノを作れるエンジニアを目指して就活……のあたりから仕込んだネタが投下されていきます。

  • 僕も所謂SIer側(それ以外の仕事もしてるけど)にいて、自分のなりたいエンジニアに概ねなれたマンなのでこういう話を聞くと胸が痛みます。たしかにメーカー系/ユーザー系/独立系と分類があるSIerの中で、独立系で小さいところは結局人を出してるだけに近い会社もあるんですよね……。ある程度企業体力があっていろんな事業をしているところなら、プロジェクトのアサインを変えてもらったり社内で異動すれば済むケースもあるのですが。
     ねっしーさんの場合は自社に期待のプライム案件が少なくて結局常駐のSESの仕事のみ、周囲に尊敬できる先輩もおらず成長の見込み薄とのことで、プロジェクトや社内の所属を変えるより別会社に行った方が速いパターンとなったのでしょう。

  • そして準備、実行に至るのですが仕事自体は比較的ホワイトだったようで、定時後に活動できたのはよかったですね。高すぎる目標は立てずに自分に合った手段を見つけ……と、転職活動は論理的に着実に進んでいきます。

  • 確かに資料に出てきたconnpassサポーターズCoLabは若手向け、初心者にも優しそうな勉強会が多いですね。僕もはっせーさんやRyoさんと知り合った頃にこれらで登壇して喋るイベントを知って、おっなら覗きにいこうかなと一時思ったら、2010年代卒の20代が対象でやばいこれおっさん禁止じゃんと踏み止まったことがありますw
  • そして話は進んで9月に契約が終わるのでここで決断、本格的にエントリーして開始。面接14社、無事に内定……へ。最後にあった「転職は優秀でなくてもできる!」というメッセージがよいですね。

 みずりゅさんのレポにもあったのですが、初LTということで実はしっかり練習して発表に備えてきたとのこと。流石だ……。

オファー枠:転職活動のための4つのステップ by いけさん ([twitter:@otty_375])

https://esa-pages.io/p/sharing/7888/posts/49/842803369e56bc3544f4-slides.html#/esa-pages.io

 きゃー、いけさーん! 参加者の中でPodcastのしがないラジオリスナー勢からハッシュタグ上で歓声が、リアルでは拍手が上がります。2018年5月の #しがないラジオmeetup でも登壇、記録が各所に出ていますね。パワーワード:「しがないラジオ駆動」 の生みの親でもあり、感動回のしがないラジオsp.35にも出演されています。『Java女子部』という女性限定Javaコミュニティの運営もされていて得意分野はJavaJavaフレームワーク群の定番のSpring、フロントエンドはAngularなどなど。

javajo.doorkeeper.jp shiganai.org

  • 話は4つのステップに分かれて論理的に進みます。ステップ1は経験者、なるべく年や立場の近い人に話を聞くと良いよという話。

  • そしてステップ2が使用技術や業務ドメイン、年収など自分の理想を言語化していこうという話。

  • ステップ3が経験を棚卸しして整理、どんな小さいことでもアピールに盛り込めるものは入れていこうという話。アンチパターンと良いパターンの例つきです。

  • 資料に出てきた情報セキュリティスペシャリスト(=今の情報処理安全確保支援士)、これ真面目にけっこう難しい高度資格なんですよね。僕も取ったの割と最近です。
  • そしてステップ4が理想に向かった行動、インプットとアウトプット両方の話。技術書で出てきた『デザインパターン入門』、これJavaエンジニアなら定番の本ですね。『Webを支える技術』も若干古くなった章もありますが、Webアプリを主軸にするなら鉄板のおススメ本です。

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

  • 作者:結城 浩
  • 発売日: 2004/06/19
  • メディア: 大型本
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

  • 作者:山本 陽平
  • 発売日: 2010/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 しがないラジオmeetup#1の時の資料もそうでしたが、Markdown形式のテキストがベースの情報共有サービス esa ですね。URLを指定して外部公開できる機能の外部公開スライド版をお使いのようです。

docs.esa.io

 字がちょっと小さかったという意見はあって、確かにブラウザで見ると丁度よいんですが大きいスクリーンで見ると若干小さめですね。これは……esa自体が持っているMarkdownのデータ→HTML変換の仕組みと内部で持っているCSSを使って表示しているでしょうから、カスタマイズは難しいような。それともどこかのオプションで設定できるのかな? スライドになる前の外部公開記事版はこちらです。

https://esa-pages.io/p/sharing/7888/posts/49/842803369e56bc3544f4.htmlesa-pages.io

 このesa、ITエンジニア界隈で個人・会社で使っていてGoodだという話をけっこう聞きますね。有料だけどやっぱり使い勝手良いのかな……と改めて思いました。ちなみに僕は自分用テキスト共有にはシンプルにSimplenoteを使ってます。

 そして本勉強会の2次会と直接は関係ないのですが、その後いけさんのツイートでバズっていたのがこちら。

 この話わかりゅ……SIer寄りな弊社界隈でも同じです。技術から離れたマネージャークラスの人でもよくやります(笑)

一般参加枠:アンチパターン転職 LT特別編 by inductorさん ([twitter:@_inductor_])

  • 続いては一般参加枠、最近話題のインフラ勉強会でもAdminを務めているインフラエンジニア勢のインダクターさん。
  • 資料は公開NGなのですが非常に多彩な経歴の方で、今度はパワーワード:「中卒エンジニア」 がインパクトを与えていきます。

inductor.hatenablog.com

  • 転職してもまた他の会社がより良く見えてきて、幸せを求める青い鳥になりがちだが、転職にもリスクあり。そもそもの目的や、自分がやれることを再確認するのも大事だよというお話。

https://twitter.com/sakyuu_/status/1042373149721939969

  • エンジニアの特徴の話で「風林火山エンジニア」の話が出てきました。最近どこかのWeb記事でも見た気がしますが、原典は恐らくこちらの2005年のブログ記事、ブクマもたくさんついた「プログラマー風林火山」ですね。

blog.livedoor.jp

  • 面白いこの分類、人によってまた会社の特徴によっても違うと思います。僕のとこだとどうだろう……開発標準を定めてアーキテクチャを一定に保って、セキュリティの脆弱性診断もして、品質の遵守は全社で取り組んでるのでお堅い企業としては何はともあれ「山のエンジニア」かな。運用をやってる部隊は組織として対応しているので「林のエンジニア」も当てはまります。チーム内だったら僕は実装や問題発生時の原因究明も速い方なので「風」も若干行けそうですがあくまで社内限定の話、世の中の新進企業にはもっともっと疾風のように速い優秀な人も多いでしょう。スタートアップ企業だと積極的に技術導入していくアツい「火のエンジニア」も多そうですね。
  • あとは転職エージェントは自分に合わなかったらすぐ変えてもらったり、こちらから育てるのも大事という話。
  • そして最後は今度しがないラジオ出演と新Podcastの話で会場が湧いていました。

コードを書かないエンジニアでも楽しめるPodcast、その名も『Deploy.am』。いかにもインフラエンジニアっぽいタイトルです。こちらも期待。

https://deploy.am/deploy.am

一般参加枠:SES(業務委託)の会社からWeb系(現職)の会社へ転職したときの話 by shindenさん ([twitter:@t_shinden])

  • 最後は一般で参加してきたしんでんさん。さらっと資料で流していますが、学校が11個、会社が8社で最後がサイバーエージェント、またまた経歴が豊かでかなり波乱万丈な方です。

  • 会場の一部がざわ…ざわ…とします。沖縄のシーサーから名前をとったSeasarといえば2000年代のJava黄金期、日本産のオープンソースコミュニティということでかなり注目されてしかし終わってしまったプロジェクトですよ。あー、青い表紙のあの本買ったなぁ。
    ほかにも約束のStruts、依存性注入のDI、アスペクト志向プログラミングのAOP、懐かしのワードが出てきます。こういうのに反応するエンジニアを見ることで年代が測れてしまいますが、Javaおぢさんのワイ、大歓喜😇😇😇

www.seasar.org

  • 他の技術キーワードに「SAO」という単語が出てきました。ラノベ・アニメ脳的にはキリト君がイキッてスターバースト・エクストリームしちゃったり秋からアリシ編が4クールで始まっちゃうアレを連想してしまいますが、これは文脈的にSEO:Search Engine Optimizationではなさそうなのでご経歴から見るに、Seasarアスペクト指向プログラミングするサブプロジェクトのS2AOPのことか、それともSpring AOPあたりかな?と邪推します。それにしてもSeasarコミッターはすごい。

  • そして本題は様々な会社を経験しWeb系に移っていく中で、マネージャーを経験したり前からフォーカスしていたJava系技術をより深く知ることができたりテックリードを経験したり、Web系企業ならではの体制の中でいろんな経験ができたよというお話。

  • という、最後にぽっと出てきたけど実はかなり凄い人によるためになるお話でした。Qiitaで再度読み直したら1300いいねの『エンジニアの次のステップへの勉強法』は僕も過去いいねしてストックしてました。わははは。

qiita.com qiita.com

  • 細かいニュアンスの話ですが、しんでんさんの資料での書き方でも「SIer系」でなく「SI系」なんですよね。年代的に近いせいか僕もこっちの方が雰囲気的にしっくりきます。
  • その後懇親会の後の2次会でしんでんさん回りの話を横で聞いていたのですが、そもそも次の会社の職種がエンジニアリングマネージャーで社内でかなり上の立場だったり偶然同じ会社の方が近くにいたり、やはり激つよエンジニアであることが判明。
     インフルエンサー・はっせー氏の談によると、こういう野良の凄い人野生の激つよエンジニアが前触れなくひょっこりやってきたりするのがLT勉強会の醍醐味とのこと。なるほど、間近で目撃してしまったぞい……🧐
LTを見て

 当日のツイートにもありましたが、今回は最初の方は会場が静かで反応も薄め、まだ暖まっていない感が若干ありました。内心同じことを思っていた方は多かったんじゃないかと思います。そんな中でトップバッターで出陣せざるを得なかったゆのんさん、2番手のスポンサー枠Carat斉藤さんあたりはちょっと可哀想だったなあと思ったりします。😅
 後ではっせーさんから聞いたのですが前回の1回目、転職成功記LTは初めてということではっせーさん&Ryoさん繋がりの知り合いの参加者が多く、また登壇者&聴衆ともPodcastしがないラジオ勢(+おしごとam勢)が重なっていて最初から一体感が強かったり、そういう回ごとの化学反応があったのも一因か。今回は半分ぐらいが初参加者だったそうです。
 あとハッシュタグ #jobchanger に集まってくるツイートにいつもいる気がする誰かが欠けてるなあと思っていたら、今回KANEさん([twitter:@higuyume])たちがいませんでしたね。(実際には遠隔ツイートもしてましたがw) そういう意味ではおしごとam勢(+おしゅうかつam勢)のサポート力は何気に大きかったのだなと思います。
 こういう開始時の温度差は回ごとの偶然もあると思いますが、どうするといいんでしょうね。司会進行役の人が最初やLTの合間になんか話したり、いわゆるアイスブレイクというやつをうまくかますとイイ感じに暖まっていくのでしょうか。

懇親会

 スポンサーの株式会社Caratさんのおかげで豊富にピザが用意され、お酒とソフトドリンクも揃って懇親会になりました。うーん勉強会といえばピザ、やはり定番ですね。女性陣に聞いたところ転職活動で勉強会にたくさん行くようになったらピザが多くなって太ったという談もあり、なかなか侮れません。

  • あにべん!の時に続いてYorunoさん([twitter:@ryo_yoru])を発見! いよいよ近づく技術書典5のい19 サークル『ALiCE DRiVE』でインフラ入門本を頒布します。約束の「進捗どうですか」を聞いたところ「やばいです」的な答えが……いやだがしかしこのLT会時点では9/19、そのあと進んでいるはず…→御本人のツイートによると9/28頃無事脱稿とのことです!

techbookfest.org

  • 転職LT1回目で一緒だったすけさん([twitter:@suke083])を発見。あの後転職を決断してけっこうすんなり進んでしまい、めでたく行先が決まったそうです。お持ちのフロントエンドばっちり対応な技術スキルセットを見るにイケるだろうとは思っていたのですが、ではLT会3回目でぜひ発表を…🙂
     この時いろいろフロントエンドとか技術の話を聞いたのですが、すけさんが一番ちゃんと書ける言語はJavaScriptだという話を聞いてそうだよな、メイン武器がJavaScriptであるJSerエンジニア世代がいる時代なんだよな……と改めて思います。
  • 転職LT1回目で登壇、無事に転職後の某社で頑張っているくろたろうさん([twitter:@7coAim])にその後どうよという話を聞く。社内にはフルタイムRubyコミッターの方もいて、Slackで質問がすぐに聞ける環境が整っているそうです。見えるぞ…未来が見える…きっと今から1年ぐらい経ったらくろたろうさんはすーぱー激つよRubyistになって、ワイたちの手の届かない遥かな高みに昇っていくんだ……これが…Web系の光……(闇の暗黒SIer帝国に還っていく)
  • あにべん!でも登壇していたみずりゅさん([twitter:@MzRyuKa])を捕捉したのでいろいろ話す。Podcastの感想を呟こうとするといつも先にいるので一方的に先輩リスナーと思っています。呟きやブログを拝見するとアジャイル系のイベントにもよく顔を出しているイメージがあったので聞いたところ、かなり前から続けているとのこと。なるほど……。
  • みずりゅさんも人探し館内放送ツイートをしてくださっていたのですが、ねっしーさんと無事会えて挨拶できる。転職も無事成功して良かった良かった。いろいろ聞いて、一度SIerな会社に入ることで得たものもあったと聞いて、なんだかちょっと安心しました。
  • 界隈ではお馴染みのgremitoさん([twitter:@grem_ito])さんと改めてお話できて会社/イベント双方の名刺を頂戴しました! 意外と安く造れるそうですが、このイベント名刺がなんかかっこよくてすごくてつよい
     Skillがずらりと並んでます。うおぉPHPフレームワークがLaravel以外ほとんどあるじゃん!とかUnityにAWSにDBにとゲーム系で使いそうな技術が全部揃ってる!とか感動する。載ってない技術で僕が持ってるのはRDBOracleSQLServerぐらいです(笑) そして裏面もカリスマラーメン屋的なかっちょええ腕組み写真になっています。
    しがないラジオのゲスト回を聞いてユニティちゃんが目印のUNIBOOK9は電子版で拝見したのですが、UNIBOOK10もゲットせねば……

booth.pm booth.pm

  • お返しに名刺交換となったのですが、まあこっちは強く見えるのは弊社のグループ名ぐらいですよわはは。
  • おしごとam勢のKANEさんも最近イベント用の名刺を刷っていましたが、確かにこういうのがあるとイベントの時に自己紹介しやすくて良さげですね。
  • 主催のRyoさんとみずりゅさんと最近Podcastが増えてきて盛り上がってるねという話をする。この勢いでテック系Podcast入門本的なやつも同人誌で出せるんじゃないかという話に。
     しがないラジオを聴くとBOT説/概念存在説のあるさるお方から秒速でRTといいねが返ってくるのでまずは承認欲求が満たせて知り合いが増えていくとか、就活生にはまずおしごとamオススメとか、マツリカfmを聴くと近所の美味しい店が紹介されるとかゲストで出やすいとか、そういうネタでしょうか。
     技術書典#6で参戦カモンということだったのですが……当方プライベートは子育て諸々で忙しく本までは厳しいところ。とゆことでみずりゅ先生おながいします(逃走)
  • そして今回はゆのんさんがLT内でも触れていましたが、同人誌『セイチョウジャーニー』の実物見本が! 周りに輪になって囲う回ができていました。

techbookfest.org

  • ここでも伝説のてぃーびーさん(Tbpgr Blog)の話題がけっこう出ます。実物を目撃したとか意外と簡単に実は会えるとか。くっ、当方の信奉する概念存在説がどんどんゆらいでいく…
     ここでゆのんさんからアカデミックなワード「てぃーびーの猫」を教えてもらいました。量子力学で有名な「シュレーディンガーの猫」と同様、観測して初めててぃーびーさんが実在するのか分かるとのこと。うーんサイエンティフィックで良いですね。なんでもTwitterはこれから他人を非人間的に扱う投稿を禁止するらしいので、そろそろ人間以上の高次元概念存在の方の実体について確かめねばならぬのやもしれませぬ……
  • いけさんも輪にいたのでご挨拶できました! しがないリスナー勢に順次挨拶していく野望をまた達成しましたぞい。
  • この時らへんで、いつもフィードバックをありがとうございますとか、しがないオフ飲み会/転職成功LT/あにべん!、丁寧で詳しいレポートをありがとうございます等々、僕のアウトプットにお礼を言われてしまいました。てへ。
     酒が入ったりした席での話題を覚えていられるのは平均よりは酒に強いから?(でも昔の方がもっと強かったです)、あとイベント類のレポート作成スキル的なやつを持ってるマンなのには理由があるのですが……まあPodcast出演の時にでも話しましょうか。
  • そしてはっせーさん([twitter:@Dear_you_cry])に、しがないオフ飲み会記事はだいたい合ってるけどあの記事だけ見ると俺がヤバい奴みたいですよねというフィードバックをいただく(笑) 事実を元に書いているから大丈夫、これもアルコールエンジニアの勇名を上げるためでおじゃる……

iwasiman.hatenablog.com

  • Twitterで繋がっているよっぴさん([twitter:@yoppi0618])ともご挨拶できました! 帰りの電車もはっせーさんと3人で一緒で、すぐ渋谷に来れたりフットワークが軽くアクティブに動いているというお話を聞きました(笑)

 最後は、転職が決まった人たちに全員で拍手するという感動の流れを経て懇親会もお開きになりました。

おわりに

 その後は一部のメンバーで2次会に行き、ねっしーさんが実務で使ったというマイナーなPHPフレームワークEthnaの謎を追ったりPHPは今はLaravelが熱いよねとかWordPressが辛いとか、海外のオンラインゲームをやると英語の勉強になるとか、野生の凄い人だったしんでんさんの話を聞いたりとか色々あって終了。
 登壇者の皆さん、参加者の皆さん、主催の皆さんと今回も会場を提供くださったアカツキさん、食べ物提供のCaratさん、ありがとうございました。ご挨拶しそびれ方もいましたが、[twitter:@xxlily]さんを始め自分的にもその後Twitterの相互フォローが増えたりしてありがたいです。

 転職LTは初イベント、初LT、みなさんの初めてを応援しますとのこと。
 主催のRyoさんの告知ツイートにもありましたが転職活動が終わったら参加キャンセルしなきゃとかそういうのはなく、知り合い呼んでワイワイで良いとの話。僕も一応転職成功組だけど主に人に会うために来てますしねw
 初心者向けのイベントですので転職を考えている方、情報交換がしたい方、こういうイベントに行ってみたい方、興味のある方は次回以降に参加を考えてみてはいかがでしょうか。次回は10月末~11月あたりを考えているとのことです。
 初心者向け勉強会の情報はRyoさんのブログの以下から探すと良いです。僕も次はWeJSかWEBエンジニア勉強会あたりを狙うぜ…

blog.vtryo.me

リンク集

 一番乗りはみずりゅさんのレポート。ちなみに何か奥深い意図があるのか、登壇者の方のマシンに貼ってあるステッカーを毎回チェックしているところにも注目です(笑)。

mzryuka.hatenablog.jp

 そして一般参加だった@長岡さんのブログにも感想が。ブログ開設おめでとうございます! 読者1人目Getしちゃいました。 ih6109.hatenablog.com

 今回はKANEさんが会場に物理存在していなかったので、トゥギャッターは僕が作っておきましてございまする。 togetter.com

続々誕生するテック系新Podcast

 エンジニア向けキャリア・技術ニュースサイトのFindyのエンジニア界隈Podcast記事で、しがないラジオ、おしごとam、Mazrica.fmが紹介されています!

findy-code.io

よく見れば記事の作者も界隈でお馴染みの、前から2番さんの桑原さん([twitter:@kuwahara_jsri])ですね。次の機会にご挨拶を狙うものであります。(勝手にロックオン開始)

 登壇時に発表があったようにインダクターさんとTwitter転職で話題になったひよこ大佐さんの新Podcast『Deploy.am』が始動とのこと。 www.atmarkit.co.jp https://deploy.am/deploy.am

 そしてなんと、gremito([twitter:@grem_ito])さんともんりぃ先生([twitter:@monry])のコンビで、モノ作りしている人とモノ作りについて話し合うモノ作りラジオ『モノラジ』も開始! ハッシュタグは #モノラジ → #ものラジ のようです。 monorazi.hateblo.jp

 しがないラジオのsp.39bでも、アジャイル界隈でご活躍中のおよべさん([twitter:@TAKAKING22])がPodcastを考えているとの話が出ています。テック系PodcastFukabori.fmにも最近出演されていますね。 shiganai.org

 そしてもう一つ…5月の『しがないラジオmeetup#1』にお姿があったりカイゼン・ジャーニー話で登壇されたりしているさとうだいすけさんのブログを時々拝見しているのですが、最近の『Engineering Manager Meetup #1』で新しい管理職の姿であるエンジニアリングマネージャーの話が活発に議論されたとのこと。

dskst9.hatenablog.com

 この記事によるとアカツキ社のゆのんさん([twitter:@yunon_phys])も仲間とエンジニアリングマネージャー話を語るPodcastを開設する模様!……とのことで『EM.FM』が10/1から始動しました。

anchor.fm

 うーんこの熱さ。最近Podcastの流れが来ていますね。なんかエンジニア界隈だとblogのように誰でも開いたり自己紹介に添える時代が来たりするのでしょうか。

おまけ

と、本日登壇のインダクターさんが出演、そして転職LT会第1回で登壇した期待のくろたろうさん回も控えている訳ですが、ついでに……

ということになっちゃいました。

  • はっせーさんのリクエストにありました紙駆動時代の転職話などキャリアを振り返りつつ、90年代終わり~2000年代~2010年代のソフトウェア開発の変遷をエンタープライズ寄りの立場で辿る
  • 時代と共に変わっていく言葉の意味と共に、しがないラジオのタイトルにもなっているSIer vs Web系の対立の考察

のあたりでも話せば若い世代の方にも何かの足しになるかなぁと思っています。
 しかしやばいですね。最近のしがないラジオはあの名著『カイゼン・ジャーニー』の作者お2人が招かれたりして強い人がずらり並んでますからね。ワイ、凡人のため順調に死亡予定……😇😇😇