別冊『鈴吹太朗の未来』の話題が醒めやらぬ頃ですが、既に週末から出回っていますね。情報は悲しみのアイサツと銃声と共にtryarksさんのところが例によって速いです。
- Tryarksさんの【三元の間】の ゲーマーズ・フィールド10-5 TND関連レビュー
巻頭カラーでJGC合わせの新作『アルシャード ガイア』の紹介やブレカナのプレイガイドは今回はプレリュードについて、後はアルシャードffのシナリオなどいつもの構成。
N◎VAのサポート記事『NEURO BEAT!!』第３回は、よくアクトに出てきてキャストやゲストにも多い割にけっこう謎な部分も多い警察についてとなっています。
細かいネタですが、北米連合ではニューロエイジでもFBIが健在としてよいんですね。（他の国家機関はやはりMIDで代用かな？） 未来世界では電脳サポートによる情報収集が犯罪捜査に一層重要になるというのはうなずける話ですが、主な収集手段が衛星メインのみというのはちょっと嘘っぽいですね。（手早くアウトフィッツで表現できるからというのもありますが。）
D時代のシナリオ構成からイヌはハウンド機動捜査課というのが事実上標準となり、SSS所属のキャストはさらに見なくなってしまいましたが、昔から「ハウンドは人数が少ないけど士気が高く装備もよくて少数精鋭でキャスト向け、SSSは人数は多くても言われたこと以外はやらない企業警察でやられ役」のようなイメージはありました。ストレイライトで軌道監獄アスガルドが登場し、この記事でも企業警察の中では世界一と設定され、SSSはそうへぼい役に甘んじているわけでもないということになりそうです。
ピンカートン・セキュリティ・サービスから社名が変わったピンカートンPAが北米の企業警察としては勢力拡大中。。古い上にマイナーな話ですが、ジツはRevolution時代のSSSにちらっと登場します。
ピンカートンは実在して、19世紀のアメリカ、西部開拓時代から南北戦争の頃に活動していた世界最初の私立探偵、ピンカートン探偵社が名前の由来です。今でもセキュリティ企業となって残っているみたいですね。→【Securitas Security Services】
ミステリなんかには時折登場し、最近の映画だと『レジェンド・オブ・ゾゾロ』にもちらりと顔を見せています。G.C.I.に代わりテラウェアの大規模なバックアップを受けている設定から、これからはシナリオの敵方に回ることもあるでしょうか。
国際犯罪者の追跡にケルビムが最優秀なのは以前より同じ。現実のICPO、インターポールをモデルにして正しいようですね。→【Interpol】
実際のアクトでは横から出てくるケルビムvsハウンド、もしくはSSSとの対立の構図から、洋画ドラマのFBI捜査官のようなイメージになることも多かったです。
なお、リプレイ『カウンターグロウ』でジャック・バローズ捜査官が神業演出で使用していたケルビムの監視衛星『四面のソロネ』が、何故かこの記事では『四面のセレネ』となっています。
セレネ(Selene)はギリシャの月の女神（後にアルテミスと同一視）、ソロネ(Throne)は天使９階級の第３階級の座天使、第二階級が智天使ケルビム(Cherubim)です。恐らくケルビム関係の設定は固有名詞を天使系で統一するでしょうから、今回の記事が間違いでバローズ捜査官の言っていたソロネの方が正しいと見るべきでしょう。
そして、イヌのキャストは多い割にけっこう役割で謎な部分も多いブラックハウンド。活動対象は公安、テロ、重犯罪で一般人の捜査は行わない。レッドエリアは捜査外。装備の質は桁違いで鳴りを潜めたN◎VA軍の代わりに軍用兵器の使用もあり。ただし、機動捜査課は全ての例外でキャストに合わせて何でもあり‥‥というのが、今の公式設定のようです。
アクトのイヌ枠を担当するキャストが求められるものはシナリオにより微妙に差があります。街を危険に陥れるテロリストや重犯罪者の逮捕だったり、充実した装備を生かしたポリス・アクションの時も特殊部隊ちっくなガンアクションの時も、逆に相手に情けを見せることを期待される人情路線のシナリオもあります。シナリオのムードやキャストの設定に合わせ、公式設定との多少の矛盾には目をつぶって行動する形になるでしょうか。
追加ゲストは今回は珍しく、ナイトシティから出張してきたのかと間違えそうな濃い親父でした。
‥‥おかしい。なんか、口絵に女の子の絵が載ってないとなんかこの連載記事じゃないような気がしてきました。いけませんよ！ これは陰謀です！ “マインドアーマー”で防御しないと！ （；ﾟ∀ﾟ)=3
なおSNEの新作『デモンパラサイト』も正式発売日は7/5に延びましたが都内では既に入手可能です。こちらもid:tryarksさんのところの デモンパラサイト レビュー が速いです。
