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ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

ミニ・キャンペーン『フロントライン -ベスティア小隊戦記-』

 またまたひよこブログ風ミニレポ復活! アラシSSS発売から2週間でしたが、なんとか今回は精鋭を集めることができ、先週の集まりでキャスト陣構成の調整もほぼ完了。小隊名も決定してamazonに注文しておいたCDも届き、シナリオチューンにハンドアウト調整に諸々と準備の甲斐あって万全の構えになるのでした。関係者用Onlyですが プレページ も4話分用意しています。

“脅犬(オルトロス)”レオン・観月

(アラシ◎●, イヌ, カブキ イヌ:マイティハンター 21/Female)
http://hatabata.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nova_d/db.cgi?mode=profile_mode&number=184
 傭兵を父に戦場カメラマンを母に、アルカナム共和国に生まれた娘。3歳の時に両親を失い、自分だけが生存。その後サイバー化して世界の戦場を巡ってきた。愛機は3機のサポートAIが独立して首を動かす三つ首の魔獣オルトロス
 18の頃、ハイスクールの卒業式。まだ平和だった美しいアルカナ・シティで、友人のディアナは言った。「また私たちが会う頃、この国が平和になってるといいのにね‥‥」
 その約束を果たすため、脅犬は激戦のアルカナムへと身を投じる!

PL:(はた)×弐 【Sword Dancer
▼動きが予測できるはたどんどんにPC1を頼むことにしました。レオンはキャスト作成途中で年齢も変えられるということで、変えずに若いアラシ担当をしてもらうことに。性別も変えられるそうですがRのつく組織から「男だけの傭兵部隊ヽ(`Д´)ノイクナイ」と指示が入ったよーでこのままに。
 今回敵が強いのでどうなるかなあと思っていたのですが、案の定完成版は特技と装備がかなり強化されていて敵戦車を踏み台にして飛ぶは噛み付くわの大立ち回りに。やっぱはたこずむは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~
ブランチのマイティハンターでイヌの特技<※ハンター>の対象をアラシに変えて攻撃したりする応用力が役立ちました。オルトロスを従えたその姿は、大きな狼を従えた『もののけ姫』のサンのような感じの攻撃的な娘のようです。
 密林を駆ける四つ足の機獣王はそれほど見ないので、ビジュアル的にもよい感じになりました。ということで本キャンペーンのガイアガンダム担当なのです。(エー)

“Chained”F・ラザフォード

(アラシ◎, アヤカシ, タタラ● 51/漢性)
http://hatabata.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nova_d/db.cgi?mode=profile_mode&number=106
 かつてミトラス大戦で血の大地を駆けたウォーカー乗りにして従軍医。味方の裏切りで部隊ごと皆殺しに遭い、ラザフォードの前にだけ現れた悪魔に魂を売り、彼だけが生き延びた。幽鬼の如き雰囲気を纏った、あえて名のない古いヴァローナを操る。
 中東某国の夜の戦場、月の砂漠で出会ったエース。「俺は、エースであり続けることに意味があるのさ」と言い残して満月の中に消えていったパンツァーボーイ。そして未だ仇を討てぬまま、アルカナム共和国の傭兵部隊に身を投じたラザフは、それぞれの想いを抱いた若者たちと出会うのだった‥‥

PL:闇司(あんじ) 【闇司部屋
 若いのが揃ったので次は渋い大人です。ならば! 一心不乱の数少ない良心にしてPC3村の渋脇役をやらせたらピカイチのあんじーわーるどに援軍を頼むしかない! 前に グラホパ定例会 のLightning Tourで激渋のPC3の走りを見せていたラザフの出番だ!(;゚∀゚)=3
 というわけでベスティア小隊の小隊長には、いつもはPC4村にいるというラザフォードが任命されたのです。小隊の中で幾多の戦場を駆け抜けてきた唯一の大人、その重みのある台詞で渋みを見せ付けるのでした。泣けるぐらい渋すぎです。やっぱあんじーわーるどは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

守護天使”Noise

(ニューロ◎, イヌ, マネキン● ニューロ:義体使い 19/Female)
http://hatabata.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nova_d/db.cgi?mode=profile_mode&number=189
 ハウンドとケルビムに所属している女性捜査官。爆破テロに遭って肉体を失い、義体に換装。義体は失われる前の彼女の体格に似せており、背も低いせいで年齢よりも幼く見えるアジア人の娘。
 国際条約で使用が禁止されている違法ドラッグを追い、智天使は一人の天使を傭兵部隊に紛れ込ませた。がつな傭兵たちに笑われたりちやほやされたりする中、誰もが心待ちにしている厭戦放送に流れる声に、不思議に心引かれるのだが‥‥?

PL:からい 【North Pole
▼ロボット物といえば約束は女の子のオペレーター‥‥あーいやいやアラシ以外で唯一見せ場が用意されており、電脳の出番が全般的に多いニューロ。ということで某シンジケート代表(らしい)Noiseたんが南米に潜入することになりました。この前も軌道にいましたね。なんか僕がRL/PLの時同じ卓によくいるんですが、なんでででしょう。どこかにプロデューサーでもいるのでしょうか。 (´ー`)y-~~~
 首領殿が反政府軍の特別遊撃部隊にもザフトみたいな部隊制服はあるのか開始前に聞いてくるので、ないからオペレーターはタイトスカートでもミニスカートでもなんでも自由と適当に答えていたのですが。
 本キャンペーンのメイリン担当ですとギャグで落とす前に自分から言ってきました。なんと今回の劇場版は髪が伸びたのでツインテールにしたそうです。がつっぽい傭兵たちの間ではロリッ娘全身義体のいである・ぼでぃー+ツインテールでは変装は逆効果ですね。いやー、やっぱシンジケートは違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

“消えない火球”武蔵野 鳴海

トーキー◎, カゼ, カブキ● トーキー:デスペラード 21/Male)
 ストリート出身で悪運を武器に過酷な環境を生き抜き、危険な潜入取材やヤバいブツの運送業で生計を立ててきた若者。愛車はサポートAI:たっくんを搭載した、隠密行動と立体機動に優れたエクリプスD。網島磨美の情報を元に、南米アルカナムに戦場カメラマンとして飛び込むことに。
 内戦が激化する前の、平和な小川のせせらぎ。鳥と虫たちが戯れるひどく美しく、平和な光景の中で、鳴海とたっくんは一人の少女と出会うのだった‥‥

PL:m&m 【/N◎VA
 GrayRoom御一行様の勇者エムどのです。枠の集計結果はPC1が一番多くてついでにツンデレが好きのようです。(関係ナシ)
 サークル内でも魔王ジニアどんがRLする予定でしたが、遊びたがっていたので生きのいいのを一匹一本釣りしてエレガント〜の世界にリクルートすることにしました。ぐるぐるぐる(リールを巻く音) 「よっしゃぁ!」 リリーたんハァハァのリベンジを食らえ!(;゚∀゚)=3
 何人か候補がいたのですが、アクト内の情景をイメージして一番似合いそう&傭兵でない立場からのアプローチが生かせそうな鳴海クンに行って貰うことに。たっくんはぶっちゃけまんまタチコマなので周りの合いの手が入れやすかったです。
 そして肝心のアクトでは。少女のために奔走してみたり。命令違反してレオンにビンタされたり。最後は和解して握手したり。なんでしょうこの主人公ぶりは。最近やっと出番が出てきたシン・アスカのようです。PC4は逆から読めばPC1。やはり事前の読みどおり真のPC1認定です。もしかしてスラノバ面子はPC2村が多かった天色さん以外はみんな真のPC1なんじゃないでしょうか。(ごめんうそ)
 いやー、やっぱ真のPC1は違うなぁ〜 (´ー`)y-~~~

 という一部変則的メンバーでベスティア小隊が遂に結成。南米の小国の物語が幕を開けるのでした。


(以下、ネタバレあんまりありません)



 ひどく静かで平和な、小川のせせらぎ。それはこれから激化する内戦など別世界のような、安らいだ場所だった。
少女「へえ、たっくんて言うの。可愛い名前ね。よろしくね、たっくん」
たっくん「(照れポーズ)およよ? 鳴海、ボク誉められちゃいましたよ?」
少女「ねえ、このトンボ、なんて名前かしら。わたし、遠くから来たから、ウェブでしか見たことがなくて‥‥」
鳴海「ああ、それなら知ってるぜ。ほら、写真に撮ろう」
少女「鳴海って、物知りなのね‥‥」


 素性、来歴関係なし。機体の持ち込み自由。正規軍と違い、能力のある者なら誰でも来ることができた傭兵部隊。当然のように部隊は様々な人間で溢れていた。だが、アジア人の若く背の低い娘、しかもツインのポニーテールはかなり珍しかった。
傭兵「おおーう。こいつぁ驚いた。こんなお嬢ちゃんが傭兵とはな」
がつ傭兵「娼婦にでもなった方が向いてるんじゃないのか?」
老兵GUY「おいお前ら、そんな失礼なことを言うもんじゃない。電脳オペレータはどの小隊でも貴重だろう」
Noise「‥‥おほん。本日付けでオペレーターになったNoiseよ」

 傭兵部隊は高地を進撃していた。
ラジオ『(♪♪♪) 皆さん、アルカナ・マリーのお送りする“サニー・アフターヌーン”の時間です。えーと、本日のリクエストは‥‥第110航空連隊のリック曹長さんからです。リクエストはジェニファー・ロックウェル『ジャミング・アンド・ソング』。私のこの放送も、全てのジャミングを突き抜けてみんなに届くといいな』
通信「(ザザザ)こちら第二小隊。なあ、愛しのマリーちゃんへのリクエストはうちからは誰か届いたのか?」
通信「(ザザザ) なあ、放送局ってウェブを使えば簡単にできるもんかね。いっそNoiseの嬢ちゃんも始めたらどうだ? 案外、マリーちゃんと人気を二分したりしてな!」
Noise「もうみんな、うまいんだから」
がつ傭兵「ヒャッハー!でもオレはマリーちゃんの方に賭けるぜ!(*´∀`)=3」

 そして、そんな放送が突然‥‥


 静まり返った、ひどく美しい月の砂漠。
寄せ集めの傭兵部隊の中でただ一機残ったラザフォードの機体。
満月を背に、その前にゆっくりと降り立ったのは整備の行き届いた白いヴァローナだった。

(ピー)「ほう‥‥一人だけ、エースが混じっていたようだな。名を、聞いておこうか」
ラザフ「ライトスタッフ‥‥お前か?」


 そして悪魔と契約した従軍医は南米に身を投じた。ラザフはかなりの撃墜数を上げ、傭兵部隊の中でもTOP3に入るようになっていた。

整備兵「メンテ、終わりました! ラザフォードさん、そろそろあの機体、丸ごと買い換えたらどうですか?」
エースのジンジャー「よう、ドクター。前から思ってたんだが、ドクターの機体、相当前から使い込んでるな。何か訳でもあるのか? (´ー`)y-~~~」
ラザフ「いや‥‥ちょいと訳ありでな」
エースのジンジャー「おっと、ここじゃあ過去は詮索しないのが決まりだったな。悪かった (´ー`)y-~~~」


 ずっと昔、レオンがまだ子供だった頃。
 傭兵たちが暮らしていた小さな村は突然の砲撃を受けていた。

誰か「みんな逃げろ!」
誰か「全員、動かせる機体は起動急げ!」
ママ「レオン、レオン! どこなの!? (どかーん)」

おじさん「レオンちゃん、お前も逃げるんだ」
3歳レオン「だって、だってオルトロスが‥‥」

 大事にしていた小さなライオンの人形を探し、地面を探すレオン。

誰か「まずい、ミサイルだ!(どっかーーーん!)」

 そして、木々が緑に美しく色付いたアルカナ・シティ。
ハイスクールの卒業式に、友はいた。

ディアナ「パパがお金を出してたから、私は留学するつもり。ヌーヴに行くの。レオンは、これからどうするの?」
ディアナ「‥‥私たちがまた会う頃、この国も平和になってるといいのにね‥‥」


 密林を駆ける四つ足の機獣王オルトロス、幽鬼の騎士めいた雰囲気を漂わす名もなきヴァローナ、先行する小柄なたっくん、後方のホバーキャリア。
Noise「大丈夫よ。だってこの小隊には天使がついてるもの。戦乙女と違って、ヴァルハラに連れていかないもの」
ラザフォード「それとも、悪魔だろうか‥‥」
Noise「でも、隊長が先に死ぬのは駄目だよ、ラザフ」
ラザフォード「‥‥‥‥」


(ピー)将軍「ゆえに! 勝利のためなら我らは戦争の犬どもとも手を結ばねばならんのだ。諸君。改めて問おう。解放軍の英霊たちは、何故死んだのかと!」
正規兵「(しーん)」
レオン「弱虫だからさ」
一同「キタ━━━Oo(≧▽≦)oO━━━!!!」


そして解放軍の運命を掛けた電撃的な奇襲作戦、オペラシオン・ティフォーンが開始される!
本部「こちら遊撃部隊コントロール。第一小隊、出撃を許可します。オペレーターに権限を委譲します。発進、どうぞ」
レオン「オルトロス、出るぞ!(がおー)」
鳴海「よーしたっくん、行くぜ!」
たっくん「(タチコマ声で)了解! (ぴょーん)」
Noise「ハーピィ、出るわよ!」

 そしてミトラス大戦を生き延びたスクラップ寸前の機体に、光が灯る。
ラザフ「Chained、出る!」

復讐の為に死ねない体となった老兵は、若者たちの機体に目をやった。
ラザフ「‥‥あいつらは死なせはしない‥‥」

一同「キ、キ、キタ━━━Oo(≧▽≦)oO━━━!!!」


敵「うわー、あの機体、俺たちを踏み台にしやがった! ( ゚Д*)」
オルトロス「がおー!」
敵「主砲、4時方向へ旋回! あのウォーカーを落とせ!」
敵「各員散開! パンツァーグレネード、用意! ヽ(`Д´)ノ」
敵「くそ‥‥傭兵部隊のウォーカーは化け物か? ( ゚Д・)」


 そして達成値がハッスルしている敵に合わせて今回はキャスト陣もドリー夢バージョンありにしてきたのだが。オペレーターのNoiseはいであるなぼでぃ〜の力で交渉電脳ベースで31を記録する!

Noise「もうどうこう言ってる場合じゃないのよ!」
敵「痛い達成値だ‥‥」
RLの中の人「ガ━━(゚Д゚;)━━ン!!! メイリン担当ではなくフレイ担当だったのか‥‥」


(ピー)「ラザフォード! 俺の機体は、ヴァローナとは違うぞ!」

(ピー)「俺が常にライトスタッフである意味を教えてやる!」
ラザフ「命の重さを忘れてしまったお前に、負ける訳にはいかないッ」

(ピー)「ラザフォード! これがムーンダストの月の光だ!(どっかーん!)」

(ピー)「ヒャッハー! オレは前から四つ足の機体が大ッ嫌いなんだよ。てめェか、傭兵部隊のオルトロスってのは。オレのキャノンで落ちろ、この足つきが! (ちゅどーーん)」

(ピー)「うそ‥‥どうして? どうして鳴海とたっくんがここにいるの?」
鳴海「逃げろ、(ピー)!」
(ピー)「ごめんね‥‥ごめんね、鳴海‥‥」


レオン「(バッシーンとビンタ)‥‥お前、自分のしたことがどういうことか分かっているのか。(ピー)を(ピー)するなんて‥‥」
鳴海「でも、俺は‥‥」

Noise「あたしに迷光仕掛けは無理じゃあないわ。でも、鳴海にはしてほしいことがあるの」
鳴海「なんだ‥‥?」
Noise「あなたとレオンには、もっと仲良くしてほしいのよ。だって私たちは、共に戦う仲間でしょ? (´ー`*)」



(ピー)「ラザフォード。経験のあるお前なら理解できると思ったのだがな。第1小隊だけでは、戦争はできまい」
ラザフ「‥‥ベスティアは獣を意味する。だが俺たちは、魂まで獣に成り下がったわけではない」
一同「キ、キ、キタ━━━Oo(≧▽≦)oO━━━!!!」
RLの中の人「カッコ良すぎて泣きそうだ‥‥(ρД`)ノ」


 ぽわぽわぽわ〜ん。そんな感じで終始アツい台詞満載でした。
 勇者エム殿はロボット物も好きだしPC1の線も考えたのですが、某殺戮警官の『ブルーノイズ』での暴れっぷり動きから考えて、超人的な設定のある主人公をやってもらうとコロニーが落ちてきたり(嘘)イロイロと惨事が起こりそうな可能性があるので、動きの予測できるはたこずむ共和国のレオンを配置。隊長役は渋脇役をやらせたらピカイチのあんじー先生のラザフォードで即決まり。
集計結果ではPC1村でしたがPC3もできる(笑)シンジケートからは、PC3の時はRのつく組織を参考にした人のフラg‥‥あーいや諸々を期待してNoiseに。勇者エム殿には傭兵と違う立場を生かせ、カブキが入っていてギャグっぽい鳴海がPC4と見せかけて実は真のPC1でハッスルしてもらうという構成を考えていたのですが。今回、僕の読みは完璧に的中しました!ヽ(´▽`)ノ
 枠配置が各PLの得意分野に完全ジャストフィット。熱い台詞満載のキャンペーンとなりました。ズッギャーン! いわしマジックでブーストされたこの卓こそ約束された勝利の卓だ!(;゚∀゚)=3
 第1話は時間を多めに掛け、物語に登場する各自の演出と戦争に参加するモチベーションも表現し、小隊内での相克もやらせて3時間で終了。第2話では遂にベスティア小隊が一致団結、一気に行ってロールプレイがかなりあったにも関わらず2時間で終わりました。
 今回はそのへんが好きな面子が集まっていたので、戦闘シーンのBGMはすべて A.C.E. のGarnet Moonに 種死 の曲の数々。アクトの登場人物が流れていくOPアニメが脳裏に思い描けそうな勢いです。「俺たち超カッコEEE!」と本気で言えそうなアクトでした。
 この勢いを保ちつつ後半も行きます。ふははは! 「もやは誰にも止められんぞ!(;゚∀゚)=3」


 プレイ記録は以下にあります。