Rのつく財団入り口

最近の本や技術系の話などを書いてます。元はTRPG系サイトの入り口でした。

【雑記】ブログ復活後1周年:ブログを続けて良かったこと

ブログを続けて良かったことを振り返ってみよう

 ここではブログ記事のネタとしてはありがちですが、再起動後1周年記念にせっかくなので良かったことを振り返ってみようと思います。10個にするときりの良い記事タイトルになりそうですが11個になっちゃいました。

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1. アウトプットが積み重なっていくのを可視化でき、達成感が得られる

 以前は趣味のジャンルから引退してWebサイトもはてなダイアリーもほぼ放置していたので、自分の築いてきたコンテンツが時の砂の中で風化しだんだん自分が忘れられていくような感覚、SF的に言うと死にゆく恒星系で文明が衰退し徐々に滅んでいく異星種族の悟りの境地(なんだそりゃ笑)のような気分を味わっていましたが、復活させたことでだいぶ気分が一新しました。
 頻度はどうあれ記事を追加していけばその分記事数のカウント数が上がり、カテゴリも徐々に増えて技術系ブログっぽくなり、アクセス数や読者数、ネットの反応などなど、目に見える形でアウトプットが積み上がっていくのが目に見えて実感できます。やればやるほど実行した証が蓄積されていくので達成感もあります。これは気分が爽快ですね。
 何はともあれアウトプットis重要!というのは特にエンジニア界隈ではよく聞くので今更強く語るつもりもないですが、やっぱり何かやるのは良いですね。

2. 外部記憶装置が増える

 たくさんの情報のインプットの渦の中で生きていると人間すべては覚えてられないもので、そういえばあの本に書いてあったあのキーワードはあの時は理解した気がするんだけどどういう意味だったっけ、あのネットのコンテンツやあの勉強会のあの資料のあれは自分はどう読み解いたんだっけ、あのイベントや飲み会であの時自分はどう感じたんだっけ、とかけっこうあります。
 そんな時にブログ記事があると脳の長期記憶の奥底に眠っていたことを紐を手繰って思い出したりできますし、その記事の情報がぐぐって訪れた世の中の誰かに役立つこともあるかもしれません。巨大なインターネット図書館にささやかでも本が増えるのは良いことですね。

3. 自分の言葉で書くと思考の整理、確実な理解に繋がる

 自分の言葉で書いたり人に説明したりすると物事の理解が深まる、というのはよく語られる鉄板ですね。
 ソフトウェアエンジニアリングの世界にも情報はたくさんあり、相反する説明や意見も時にはあります。フレームワークやライブラリやツールを一言で説明すると、人によって違う言葉が出てくることもあるでしょう。その時の自分の状況・立場・理解の度合いによって、コピペでなく自分の言葉でかみ砕いて書いてみるというのは確かな理解に繋がりますし、頭の中も整理されると思います。
 以前のゲームのジャンルで活動していた時も僕はオフ会の記録とかシナリオ、参加者が創造したキャラクターの情報などいろいろ書いていましたが、その時も引用でなく自分の言葉で再構成して書くというのは意識していました。

 Ruby界隈で有名な伊藤淳一さんが前に技術記事を書く際の心構えで「読者の視点に立つ/自分の言葉で説明する/その技術を使うメリットを示す/具体例を示す」というような発表をされていましたが、これはほんとそうだよなあと思います。 blog.jnito.com  コピペ横行のアフィブログなどでない、その人がその人なりの立場から自力で書いているブログというのは本人にとっても周りにとっても有用でしょう。
 ここでは良かったことに挙げませんでしたが、学生~新社会人ぐらいの方にとっては文章力向上の練習にもなると思います。

4. 本を読むときにより深く考えるようになる

 技術書などでもいろんな本を読んでいると時には眠くなってきたり、漫然と眺めてしまったりすることもある訳ですが、この部分を自分なりに自分の言葉で要約したらどうなるだろう、ブログで感想を書くとしたらこの章のポイントはどこだろう?などと考えながら読むと、より深く考えるようになりました。
 僕は本の感想記事を書くときに時々、私見でもこの本がどんな人向けかを最後に書くようにしています。これはまだエンジニアとして発展途中だった頃、同じテーマの技術書が幾つもあった時にどれ読んだらいいか分からなくて困ったようなことがあったからなのですが、こういうことも考えながら読むとより深く理解できますし、世の中の誰かの役に立つこともできると思います。

5. 技術系の知見がより深まり、広がっていくようになる

 継続的な能力向上を図るエンジニャ~なので技術書やはてなブックマークや技術系ブログやQiitaなど諸々は前から見ていましたが、受動的に見るだけだとやはり漫然とインプットを流すだけになる感じはありました。
 ブログに自分の言葉で書くと、大きく間違ったことを書いてしまうのは恥ずかしいので、自然とよく確認して理解を深め、関連するキーワードについても確認したり興味を持ってまた調べたり…と、どんどん知見が深まっていきます。関連する情報を発信している人に興味が出てきたり、繋がったり、関連する情報源を見に行ったり…とウェブの蜘蛛の巣のように知識が広がっていきます。我々エンジニアとか学術系の人にとっては特にブログの意味は大きいなと思います。

6. 反応が来るようになる

 同人活動や絵を描いている人、技術系同人誌を書く人、ブログを書く人、勉強会でLTする人、商業出版の本を出す人、個人でサービス開発している人、みんな何かのリアクションが来ると嬉しくなるというやつですね。フィードバック駆動開発とかフィードバック駆動執筆とかいう言い方もあります。
 ブログサービスによって差はありますが、はてなブログの場合は記事へのコメントやはてなブックマークよりも、主なものは記事へのスター、他のブログの記事での言及、Twitterで告知した時のいいねやRT、返信かと思います。人間はコミュニケーションをする社会的な生き物なので、反応があるとそれによってまた変化が生じて相互に影響しあっていく訳です。
 僕も同じで、おお〜☆がついた〜とか、記事で引用されると誰かの役に立ったんだ〜やっててよかった!とプラスの感情が生じ、これもモチベーション向上になります。自分が情報の受け手の場合も同様に、他の方のブログを拝見して☆をつけたり、ツイートにいいねをつけたり、Podcastで#しがないラジオを聞いたら必ず感想を呟く自分ルールにしたり、フィードバックを以前より意識するようになりました。相互にGiveしあいながら活動していくのは良いですね。そうだ、このエモさが世界を動かしていくんだ……

7. お礼を言われて良いことをした感が得られる

 本の感想記事を書くとTwitterで作者さんからいいねが来たり、返信などでお礼を言われることがあり、意外と簡単に反応が返ってくるのだなと思ったり、世の中に少しでも貢献できた感を得られてムフ~☺️としたりしています。
 覚えている限りブログ復活後に作者さんご本人から最初にリアクションが返ってきたのは、確か『わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門』の感想を書いたら作者の湊川あいさんから反応があったことでした。(笑)

iwasiman.hatenablog.com webdesign-manga.com

 本以外も同様で、オンラインでPythonが学べる学習サービスのPyQを試したので記事にしたときは、開発元のビープラウド社関連の方々から感謝されたりずいぶん反応を頂いたりはてブに載ったりしました。ちょうどPythonがブームだったこともありますね。

iwasiman.hatenablog.com

 ほかにも人が集まるイベントの記事は反応が大きいのは鉄板ですね。

iwasiman.hatenablog.com iwasiman.hatenablog.com

 ブログを書く人はたとえ自分用備忘録と言ったりはしていても、多かれ少なかれ、世の中の誰かに何らかの形で役に立ちたい、貢献したい、良いことをしたいというようなプラスの感情を持って書いていると思います。僕もそうです。このへんの充足感が得られるのは嬉しいですね。

8. ブログを通じて知り合いが増える、交流が増える

 ブログベースというかTwitterなど他サービス全般、インターネット経由全部をひっくるめてなのですが、僕の場合はおかげ様でエンジニア界隈の繋がりをだんだんと増やすことができました。Twitterでもエンジニア同士の相互フォローがだいぶ増えました。別ジャンルベースから移ってゼロからリブートした状態だったのでこれはありがたい。
 互いに読者登録してブログを読みあうようなゆるい繋がりもあれば、Twitter上で会話したり、オフラインで実際に知り合うようなより深い繋がりもあります。こうしたきっかけにブログが役立つのはどのジャンルで活動していても同じかと思います。こうして互いに繋がったりフィードバックを与えあいながら活動していくのは、インターネット時代ならではですね。

9. 人や情報から様々な刺激を受けるようになる

 これもブログベースのみでなくインターネット経由全般の話なのですが。僕の場合、変革より安定志向がまだ強めな大企業でエンジニアとして働いています。周囲の同世代はなる人は管理職になって現場から遠ざかるか視点が変わり、社員だとプログラミングから離れてしまっている人・派遣任せで元からできない人もいるし、新技術や変化への対応は緩やか、自分が影響を受けるような凄い人やメンターも周りにもういない…というか自分が手本を示すべき立場、ここは社内に留まらずに社外と世の中から、どんどん刺激を受けていかないとアカンなと常々思っていました。
 ブログをやっていると他のブログを読んだり、ネットを探索したり、新鮮な情報に触れる機会が自然と増えます。ブログを通じて知り合いが増えるとその人経由でまた新しい情報に触れることも多くなり、刺激が多くなって得るものがより増えていきます。
 エンジニアとしてこれは最近、本当に強く感じています。自分より年齢が下なのにとんでもなく凄い人もいっぱいいるし、なんか一騎当千の英雄級エンジニアしかいなさそうでヤバいWeb企業で張り切っている人も、着々とスキルアップを図っている人も、心機一転新しい環境で再出発している人も、転職活動を頑張っている人も、新しいことにチャレンジし続けている人もいます。そうした人々や集団、情報から受ける新鮮な刺激は自分にとっても大きなエネルギーになります。そうした外的刺激へ繋がる入り口としても、ブログは役に立っていると思います。

10. 前よりTwitterを活用するようになる

 これは自分限定の話ですが。僕は2009年にTwitterアカウントを使用開始して今フォロー1300、フォロワー790ぐらいですが、基本的に四六時中短文でウマいこと言ったりするのがそんなに得意ではないので、コンテンツの更新通知などはするにせよそんなに頻繁には呟いていませんでした。
 ブログを復活させてから、

  • 記事投稿のツイート→いいねやRTで拡散など反応がある→反応してくれた人をフォローしたりしてまたそこから広がり…
  • 世の中のブログを拝見する→読者登録ポチリ→エンジニア系の方だったら一緒にTwitterもフォロー→またそこから…
  • TLを眺めていてブログ記事を知る→読んでまたそこから…

というような連鎖が起こって以前より使う頻度が増え、活用するようになったなと思います。エンジニア界隈の人と繋がりが多くなると、自然と流入してくる情報が増えて役に立つというもありますね。  

おまけの11. アマゾンからお小遣いが来るようになる(おい)

 ブログを復活させてから、Amazonアソシエイトプログラムから時々Amazonギフト券が贈られてくるようになりました。数千円なのでまさにお小遣い程度ですが、なんにせよ収入が入るのはありがたい。ギフト券を登録してそのまま電子書籍を買うときに使うことが多いです。ヒャッハー、ブログで稼いだお小遣いでタダで読む漫画は最高だじぇ~😙
 最近はコミックでこのへんを読みました。

 ふうエモくなった…やはりラブコメは心のオアシスだな…

 と11番目はネタになって終わりです。まとめるとエンジニア系ならブログはけっこういいぞという話ですが、今時みんなやってますよね。まだの方も卒業研究や就職や転職を機に、やってみると新たな気づきがあるかもしれません。

おまけ:ブログ運営方針的なもの

 ブログが登場する前の日本のネット黎明期、個人サイト全盛時代から趣味ジャンルで活動してきましたが、そこでも「病んだナントカ界を変える!」とか目標・理想が高すぎたり、意識が高すぎたり、何か極端なサイト、コンテンツの雰囲気や主がアレなサイトはだいたい短命で、結局のところはゆるーく細く長く続いたサイトが生き残ってきた気がしています。
 その知見から運営方針のようなご大層なものはさして掲げていませんが、僕はだいたい以下をベースにしています。

  • 毎月xxxxPV必達!とか読者数増加x人!毎日必ず更新!とか、高すぎる目標は疲れるので立てない。(目標を立てた方が実行に結びつく人もいるので、人それぞれだと思います)
  • ふりかえりはいいけど、頻繁すぎるブログ収支報告とかしちゃわない。
  • お小遣いレベルは別として、ブログで金儲けとか考えない。
  • 炎上商法・煽り記事・釣りタイトルでバズってアクセスアップとか考えない。
  • 投稿頻度を高めるより、記事の質の維持の方を優先する。
  • 投稿は勢いでやらないで寝かせたり推敲してから。
  • 基本は自分のためか誰かのために役立つこと、喜ぶこと、世界がプラスになることを積み重ねていく。
  • 批判よりも良いところを探す。
  • 名言・格言系で言うなら「継続は力なり」を体現する。

 何であれ、結局は続けた人が最後は生き残って勝つ…というのはひとつの真理だなというのは思っています。

今後もよろしくお願い致します

 という訳でブログ1周年記念記事でした。この1年で新たに縁のあった皆様、ビジターの皆様ありがとうございました。
 実はこのブログはだいたい更新週1回、月曜の20時に予約投稿…というパティーンが多かったのですが最近滞っています。というのも…子供がとても可愛いのは当然として(キリッ)春から保育園に通いだしました。ま~熱出したり色々あるし、トコトコ歩き出して頭脳も発達していたずら大好き、もう手の届くところにあるものは全部デストロイして散らかしてくし、家じゅうどったんばったん大騒ぎなんじゃ~。まだ手の届かないとーたんルームの机の上は!死守する!特にこのMacBook!(血眼)
 ということで更新は不定期ですが、今後も続いていきますのでまた時々お立ち寄りいただけると幸いです。Twitter等でリアクションはいつでも歓迎です。🙂