TRPG系サイト【RI財団】の中のどこかにあるひよこスタジオ。
ここ数年からひよこ総帥の名に加え、視聴率至上主義の悪徳監督なのにPを名乗っているひよこPの元を訪れたのは、星杯探索の物語に出てくる魔法の竜ダンテであった。
ダンテ「どうもでやんす。前から不思議に思ってたんでやんすが、ひよこさまはどうしてPなんでやんすか?」
ひよこ「今日もぴよぴよなのだ。PはプロデューサーのPでPなのだ」
ダンテ「《小竜亭》にあるタップで、あっしとアマーリア様も調べてみたのでやんす。ウェブの歴史を辿ると、災厄が起こる前の21世紀、”いんたぁねっと”の時代……あいどるをプロデュースするゲームを遊んでる旦那や、紹介動画を作ってる人たちはハンドルにPをつけてたそうでやんす。ひよこさまは監督だから、それだとディレクターでDになりそうなかんじもするのでやんす」
ひよこ「関係ないのだ。ひよこPはひよこPなのだ!」
ダンテ「そりゃあひよこさまも、大事なアクトの前はいつも『キャスト陣にもひろいんを入れて華を入れるのだ』『リプレイの妄想挿絵向けシーンをつくるのだ』などなど、そりゃあもう裏で綿密な指示を出されてますから、悪徳プロデューサーといえなくもないでやんすが……あ、悪徳は口が滑ったでやんす」
ひよこ「じゃあちゃんとプロデュースから、そこで見てるのだ!ヽ(`▽´)ノ」
以下、続くよ