Rのつく財団入り口

元はTRPG系のWebサイトの入り口だったブログです。最近のIT本の感想など。

最大の敵はひよこP:『アストライアの涙』第3陣

 いよいよ2009.10.02に発売されたサプリ『ナイトウォッチ』で巷は祭りになっていますが、よきアクトの思い出は永遠に残しておきましょう。
 奇しくも先日、夜を見つめれば、十五夜の月が美しく輝いておりました。地上から見上げると淡く輝く幽玄の月。最短約36万km、最長約40万km、平均を取ると地球からの距離は約38万km。地球の赤道一周の約10倍。
 あの彼方から見る青い地球はどう見えるのでしょう。あの高さから見る宇宙は、星の世界はどう見えるのでしょうか。ニューロエイジ世界の冒険者たちがあの天上の世界へ昇ったら。現実世界より何十年か百年か先の未来、いまだ争いの絶えぬニューロエイジの地球はいかに小さく映るのか……
 そんな、宇宙へのロマンと、SFと冒険浪漫とジュブナイルを盛り込んだ、RI財団謹製拙作しなりお『アストライアの涙』の3度目の航海の時がやって参りました。


 正義の天秤の導きの元、航海に旅立つ今回の冒険者たちは以下の通り。

PC1:“万能科学”アルフレッド・テイラー

【タタラ◎●, カブキ, マヤカシ タタラ:インテリジェンス 33/男性】

 新星帝都大学の超心理学科准教授(Associate Professor)。身長188cmの長身、青い目に金髪のアングロサクソン系のブリテン人。黙ってさえいれば涼やかな美形なのだが、話し出した途端に多くの学生は相手が異端の学究の徒であることを思い出す。とはいえ、怪奇現象のレポートは簡単なので単位が危険な学生たちに人気は高い。
 科学技術による異能力の凌駕を生涯のテーマとし、その研究はもはや誰にも真似ができない<芸術:万能科学>として至高の領域に達している。アカシックレコードへの介入によってパラレルワールドからの自分自身を2名召喚し、戦いにおいてはその知略を存分に発揮する。俗に言う紙一重なトンデモ科学者であるが、科学は人類の幸福の為にあるという信念を持つ。


 「僕は科学と人類の未来を信じる――」生前にそう語っていた旧友がアルフレッドにはいた。広大なオーストラリアのキャンベラAXYZ工科大、夏の特別講義で未来ある若者たちに宇宙開発の歴史を語っていたジョナサン・アーチャー教授。その講義の後、壇上に招かれたアルフレッドは超心理学について一席語り、学生たちから喝采を浴びた。
 それぞれの航海へ旅立った後、そのアーチャー教授は空の彼方で散ってしまった。N◎VAで准教授に昇格したアルフレッドの元に、ある日届いた死んだはずの彼からの手紙。添えられていた正義のタロットカードに記されたのは、古の正義の女神アストライアの絵。
 凹凸激しい冒険者チームを取りまとめ、万能科学を剣として、アルフレッド准教授の宇宙への航海が始まる。目標、ラグランジュポイントL5。推定航続距離、往復約80万km。ヘカテの威光が絶える時、忘却の河を超え、最後の理想郷に眠る星の女神の元へ……
 目的地は宇宙。いざ往かん、星々の世界へ!

Player: RIKI-O (りきおー) さん

 ジャパンをセルフ・ディフェンスしているRIKI-O軍曹(うそ)であります。8月のサムライマストダイ計画の時に熱くご期待を頂いたので、第3陣の航海は彼を中心に編成することにしました。
 アルフレッド准教授は見て分かる、いわゆるトンデモ色の濃いタタラ。<芸術:万能科学>は彼にしか扱えないのでどんなタタラでも<※模倣>できないという、ちゃんとルール上の理屈も付いています。w
 マヤカシが入ってますが守護神などがいる魔術的なアストラル能力者ではなく、様々な科学的アウトフィッツを持ち、科学の力でアストラルと同等の効果を実現するという按配です。並行世界から召喚するエニグマは2体、いずれも“剣”義体に<※カース>に<※アドバイス>、戦闘時はPLの手前に展開した合計8枚プロット全部から達成値操作祭りが始まる……というなんとも万能科学な戦術を取ります。達成値操作系の重要度がさらに上がる『ナイトウォッチ』環境でも生きていけますね。w


 普段はアストラル系シナリオなどにトンデモ科学者風味で入っているそうですが……今回は実にまっとうな科学者でした。と言うとなんか誉めてないようですが(w)、タタラシナリオを創った甲斐があったというものです。同一シナリオを複数回走らせると面白いのはこういう、同一スタイルで方向性の違う様々なキャストが毎回来ることですね。
 オープニングでの堂々たる講義。登場人物には宇宙に散ってしまうアーチャー教授の他にもう1人、科学を愛する某紳士が出てくるのですがそのへんとの対比、共感も良かった。そして物語が大団円を迎えた一番最後のシーンは、新星帝都大学で未来の超心理学者たる若人たちにまたまた堂々の演説なのです。
 実にファンタスティーク。このような見事な講義には、喝采と共に黒衣の紳士と黒衣の少女からエレガントな花束を贈呈すべきでしょう。見果てぬアヴァロンを求める科学の使徒たちがまた求める、地上に存在しないローズ・ブリュー……青き薔薇ブルーローズの花束を。ブラヴォ!


PC2:“チェリー”ジャック・ジャック

【フェイト◎, バサラ, カブト● 29歳/男性】

 探偵事務所を営む冴えない青年。巻き毛にニキビ顔のいまいちイケてない外見で、多くの依頼に登場してくる女の子たちを好きになって毎回頑張るが、毎回恋が実らずに終わっている。異性とのモニョモニョの経験がなくチェリーボーイの仇名を付けられ早幾年……いよいよこの先1年が戦いとなる微妙なお年頃となった。
 ミトラス戦争の折に北米軍でインストールした試作型ディスパッション“覇者の精神(マインド・オブ・ヘゲモン)”により巨大な自我を得てしまい、これもモテない原因となっている。護衛相手のグリフィンと同じ乙女座生まれ。
 最近のジャックはMMO『ダンジョンズ&デトネーターズ』にハマり、ネトゲ廃人と化していた。
 そんな彼の元を、遥々キャンベラAXYZから訪れてきたのは、ふわふわの金髪の繊細そうな少年……グリフィン・アーチャー。
 前にも護衛したことのある彼が頼んできたのは、なんと宇宙への旅。腕の立つニューロがいないか尋ねられたジャックは、とりあえず同じギルド仲間の女キャラのハルトを紹介する。
 軌道エレベータを横に眺めながらのシャトルでの地球脱出、L1地点の観光コロニー“チャイローン・ジャンクション”へも寄航する旅は、一般庶民に近いJJには始めての経験であった。


 ルンルン気分でリゾート用品も荷物に詰め込み、勇んで向かうキャンベラAXYZ国際宇宙港。シャトルの予想以上の大きさにグリフィンと一緒になって驚くジャック。しかもリアルで会うのは初めて、腕利きのカウボーイという触れ込みで呼んだギルド仲間のハルトの正体は……男が演じる女キャラではなく正真正銘の現役女子高生であった。
 いよいよ始まる管制塔からの秒読み。第二宇宙速度の推力をもって青き地球を離れるシャトル。父の幻を求める少年との凹凸激しいコンビの冒険の行方は。チェリーたんの前に、果たしてかわゆい女の子は現れちゃったりするのか。目的地は宇宙。いざ往かん、星々の世界へ!

Player: なげやり人偏 (なげやりにんべん) さん

 現役芝居俳優、すーぱーあくたー(キャ〜w)のなげやりさんです。アクト前も稽古や風邪などであまり連絡が付かず、最後までカブト候補の誰を使うか決まらなかったのですが、参加メンバーで知っている人が多いチェリーたんでおk、ということで、キャスト管理シートも未決定版とジャック決定版の両方を印刷して持って行きました。w
 さあ本作は趣向を変え(?)、PC2の護衛相手にはほりのイラストも眩しい思春期の少年を配置してみました。これで母性本能を刺激したりなんかしておねいさんを釣ったり女の子のキャラクターを釣ったりなんかして視聴率の向上を目指すのが監督であるひよこPの悪質な計画だったわけですが、都合3回、釣れたのはいずれも男カブトであります。うーん計画失敗ですねー。w
 ジャック・ジャックは外見イメージが『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドでなくてサムという、コミカル役っぽいキャラ。その一方で充実したカブト特技からの防御や<※力学>を載せた攻撃、大型拳銃に魔剣も装備、「やればできる子」でもあります。特にといえば『セレスタイトの杯』5thで見せた、耄碌している某青い人とのやりとりが伝説として今も強く思い出に残っています。w


 さあ! 過去にもライド・ザ・ライトニングしたスーパー若かぶとやイッツ・showタイムな眠らない大人かぶとがこの座に推参してきましたが、JJの宇宙への旅が始まります。離陸直後の混乱や、チャイローン・ジャンクションの美しいリゾートでのイルカの浮き輪での30分後ナンパ失敗モードなど、アクトは爆笑の連続。今まで一番笑いをとったカブトだった気がします。w
 ゲストの少年グリフィンくんはいい子のはずなんですが、今回なんかツッコミ役が多かった気が……すまぬグリフィン、キャストに合わせて対応を変えるのはゲストの宿命なのだ……w
 ゴシック衣装の可愛いおんなのことの偶然の衝突イベントとゆー萌えシチュエーション(?)の盛り上がりは仮想弾幕から「だめだこいつ」「はやくなんとかしろ」のコメ続出。
 かように笑いを沢山とっていったジャックですが、そこで終わらないのがチェリーたんの本当のちから。シリアスエンジィンがようやく動き出す後半が真のジャックなのです。道を求める少年を導くJJの男道。終幕でリンゴの発泡酒シードルのあれを使ったモニョモニョ。
 いよいよ冒険が佳境を迎える失われたゴニョゴニョでの決戦、どこまでもスタン攻撃に徹する紳士ぶりも良かったですね。安直な単なる悪との戦い以上のものを盛り込んだ本作のテーマを、よく汲み取って頂いたと思います。モニョモニョたちが全員生き残りました。
 年の差十ウン年のゴニョゴニョゴニョは新しい世界で新しい人生を歩むことになったものの一行とは別れ、地上へ帰るのはやはりジャック+グリフィンの男二人で行きと同じ。だがしかし、アラサーといえどあと1年もあります。あと1年。がむばれジャック、戦いは続く!w


PC3:イケマチ・ハルト

【ニューロ=ニューロ◎, ハイランダー● 15歳/女性】

 MMO『ダンジョン&デトネーターズ』でもジャックと同じギルドに属しているギルド仲間の女キャラ。電脳空間をうずまきアイコンのウェブゴーストとして疾走する。
 男の子の名前のように見えるその正体は、新星帝都大付属高校に通う現役女子高生。黄色い髪のロング、緑の瞳の身長150cmの小生意気な少女。一生懸命走るがスタイル上【生命】の能力値が0のため、体育の単位にいつも悩む電脳優等生である。
 両親不在、どこからかいつも振り込まれてくる授業料とニューロのバイトで生きている。実は地上から約32万km離れたチャイローン・ジャンクション生まれ、父が死に母がテロリストとなり、AIに連れられてコロニーを脱出した……という本人の知らない過去を持つ。


 論理的無限長を持つ銀の虚空、緑のグリッドの走る電脳空間ではウェブゴーストたちが伝説を囁いていた。仮想的上方向に現れた女神の幻像。ハルトはある日、その伝説と神秘的なコンタクトを交わした。
 神々しい女神のようにも、可憐な少女にも見える謎のAI、アストライア。金色の髪を星の形の髪飾りでまとめたツインテールの少女。星の粒子となって消えてしまった彼女に、ハルトは不思議な親近感を感じた。
 そんな折、彼女は「ジャックさんの紹介の凄腕のサイバースペース・カウボーイ」という触れ込みで、星の海への冒険者一行に加わることになった。星空に感じる不思議な懐かしさ。月までと同じ距離の大航海が始まる。
 冒険の鍵となる2枚のタロットカードに記された、正義の女神アストライアの謎とは。今もN.I.K.のシンボルマークに使わている正義の天秤の暗示とは。断罪の剣なき星の乙女の正体は。彼女のツインテールにはいかなる秘密が。
 世界を変えうる大いなる秘密を求め、星の海の航海は続く。いざ往かん、星々の世界へ!

Player: 仙人掌(サボ) さん

 修羅道を行く(一部ウソ)サボテンのサボさんです。最近らららオフなどに出没するようになった院生の女の子です。慶応大サークルなんだそうですね。どうもN◎VA道に引きずり込んだ先輩がRI財団のビジター様だったそうであります。w
 このシナリオの最初期の設計段階の頃から、ノブリス・オブリージュな某アニメを参考に正義の天秤ロゴを創っていた頃からご期待を頂いていたのですが予定諸々がなかなか合わず、3回目にしてようやくどどんと航海に出ることになりました。
 出てきたのは名前が男の子みたいな女の子のニューロ。それもそのはず、N◎VAの世界観がよく分からなかった頃に最初に創ったキャストだそうです。ニューロでランダーなら御用達の“59”タップ(ナイトウォッチ適用前)、<※ポルターガイスト>に<※クラッシュ>に<※足長おじさん><※隠れバディ>と、なかなか標準的な作り。
 ジツは僕の自作シナリオにはほとんど、自分自身のキャストで入った時の想定導入があるのですが、ニューロ枠に想定している某ニューロ少年とスタイルも作り方も基本設定も非常に似ていて勝手に親近感を感じました。そうそうこの組み合わせだと【生命】が0なんですよ。ブランチは<ニューロ:ウィザード>にすると札回しがおトクです。わはははは。w


 凄腕カウボーイの触れ込みでキャンベラAXYZ国際宇宙港に現れたのは……なんと麦わら帽子にワンピース、風に翻るスカートのエフェクトを靡かせた女子高生。
「新たなヒロイン……か?」と仮想弾幕諸氏をウホッとさせたのですが、その後は男前な、気取らない普通人の目線で動く漢女でした。
(まあいわゆるヒロインぽいキャラクターというのは、♀が演じるより♂が演じた時の方がヒロインぽかったりするのは、TRPGシーンでは割とよくあることですね。)
 アクト終了後は皆々様から「よいヒーローでしたね」と生で温かい視線を和やかに受けることに。中の人の談によると「アス◎ライアがとてもよいヒロインだったから」ということなのですが、まあそのへんは夜空の秘密として隠しておきましょう。w
 プログラム・ゴニョゴニョを名前を変えて発動したり、自分の気持ちや相手の気持ちに基づいた行動原理で動いたりと、普通人目線、女子高生目線で動く、キャラクターの根幹が定まった冒険者だったと思います。おおそういえば、ニューロ枠に女性キャストが入ったのは今回が初めてですね。


PC4:“ベヒモス”リディア・ヒルベルト

【ミストレス◎, ニューロ, アラシ● アラシ:パンツァーイェーガー 36歳/女性】

 身長180cmを終える長身、白銀の長髪に水色の瞳、片目を眼帯で隠した隻眼の、強面の女性。かつて“隻眼の戦乙女”ジークリンデ・ヴァルプルギスとして軌道で恐れられた宇宙海賊。いい加減に足を洗ってカタギの道へ転じ、宇宙艦“グラム”に変わり大型輸送艦“アルト”の船長として輸送任務に当たっている。スペースデブリで穴だらけになった型落ちの“アルト”は重装甲低機動性の巨獣であり、その鈍重さと彼女が密かに大食いであることから、ベヒモスと呼ばれている。
 さすがに丸くなった現在は冷静な指揮官めいているが、戦いになると激しい気性を未だ抑えきれない。装備を満載した艦による正面からの力押しの猛攻突破を得意とする。実は結婚しており、宇宙でもおやつが欠かせない。
 彼女が海賊稼業から足を洗う数年前の物語。地上から遥か38万km、ラグランジュL5。リディアの部隊は先端科学計画『アヴァロン計画』の8つの実験コロニーのひとつ、『シャングリラ-4』の防衛隊として戦っていた。
 突然奇襲してきた最新鋭の所属不明部隊。一際手ごわいのは隊長機らしい青い可変型ウォーカーだった。御座船クラスの大型宇宙戦艦でないと搭載が難しい、超強力な電磁加速式レールガンの連続発射で次々と部下たちを仕留めていく青い亡霊ファンタズマ。搭乗者はリディアと同じ、スペースノイドらしき銀髪の青年。


 あれから数年。リディア船長は、0G環境下でのトイレへの行き方にも慣れていない者を含む凹凸著しい冒険者一行を乗せ、星への航海に旅立つことになった。徐々に明らかになる過去の因縁との繋がり。静止軌道上の軌道首都ヴァラスキャルヴ、チャイローン・ジャンクション、デブリで満ちた嵐の海を越え、秘せられた戦場で最後の戦いが始まる。
 リディアが搭乗したのは宇宙戦闘用人型機動兵器“ラーズグリーズ”。大型装甲スカートと背面翼状スラスター、対艦用のブースター付き重機槍“フェンリルII”を装備した戦乙女めいた機体である。
 漆黒の虚空を軽やかに舞う可変型電子戦ウォーカー“ファンタズマ”は少しも臆することなく、古のワルキューレに戦いを挑んできた。片や計画を壊す者ラーズグリーズ。片や青い亡霊ファンタズマ。マッハ7の超高速で物理弾を投射する、圧倒的な火力を誇る45mmガウスライフルの正体は。ラーズグリーズは計画を壊すのか、それとも壊されるのか。いざ往かん、星々の世界へ!

Player: KO1 (こーいち) さん

 モーション先生こーいちさんです。最近はTRPGから離れてヒキコモリーだそうでコンシューマーゲームの日記ばかりでしたが、久々にN◎VAとなりました。
 とにかく経験点にものを言わせて大火力大ダメージの力押しの多いこーいちワールド。出てきたのは懐かしや、何年も前のいぐないてっど盤の『宇宙の華』にも出てきたリディア艦長もとい船長。例によって<※パワーファイト>10Lvと力押しです。アクト中に<※ジャックナイフ>も生やしてきました。ダメージが50点台出ました。怖いです。というとゲストも……と言い返されるのですが、これはモニョモニョモニョなのです。w
 あの頃からいろいろあって、現在の搭乗艦はExp50の“御座船”級宇宙戦艦まで大きくなったとのこと。とにかく大きい船が宇宙を進むのも3Dモデルを脳内レンダリングすれば絵になるので、軽く御座船でもおkとしたのですが、冷静に考えると御座船は全長400mクラスでかなり大きいんですねー。単座サイズの変形ウォーカーと並ぶとサイズがかなり違いますし、本作に出てくる宇宙コロニーはドーナツ形状のスタンフォードトーラス型で、こちらは直径1.4〜1.6km。御座船が3〜4隻並ぶと張り合えます。よく考えると確かにこれはデカい。w
 とゆことで普段はシナリオで支給される“夜光”級の汎用宇宙船を操縦、最後は“瑠璃唐草”相当のウォーカーで出撃となりました。
 日本でも馴染みが深く、エンターテイメント作品やTRPGでも戦う美しい女性キャラクターや兵器の類のモチーフによく使われるヴァルキリー。調べればすぐ分かりますが“ラーズグリーズ”は古エッダ版のワルキューレの1人、原語から“計画を壊す者”の意を備えています。英語っぽい綴りで書くとRAZGRIZ。
 メジャーなところでは、伝説系のネーミングを架空機などの設定にうまく使っているエースコンバットシリーズの『エースコンバット5 ジ・アンサングド・ウォー』に、漆黒の悪魔・ラーズグリーズ戦闘機部隊として重要な役どころで登場します。


 アクト中は宇宙に慣れていない地上人たちをビシっとさせつつ船長として行動。アルフレッド准教授が並行世界から呼び出した搭乗員が2人増えたあたりでは、実はおやつも常人の3倍食べることを自ら明かしてアクト中唯一の萌えポイントを嵐の海に放出。
 本作は「登場ガジェットはみな科学的、SF的な理屈をつける」「登場人物が持つ特殊能力や装備についても科学的、SF的な理屈をつける」という縛りで製作しているのですが、モニョモニョやゴニョゴニョの推測が楽しかったそうであります。ブランチの(ピーーー)でうっかりゴニョゴニョを語ってしまうひよこPが最大の敵だったそうであります。w
 最後は漆黒の虚空で戦乙女対青い亡霊の一騎打ち。対するは力押し大火力のこーいちワールド、敵もそれなりの備えをしています。激戦の結果、神業がひとつ打ち消されてしまって申し訳なかとなのですが、絵的には非常に盛り上がったんですね。巨大スピアのブースターを全開にして突撃するラーズグリーズ。あわや優美な実験機が撃破というところを、鋼鉄の機体の戦場から1kmも先の眼下、緑溢れるモニョモニョモニョでさっと振られる少女の手。一人の人間が発する超強力なゴニョゴニョ動力によって前進を阻まれる鋼鉄の戦乙女。だがそこでさらに本体のバーニアを全開に吹かし、力押しで無理やり押し切るラーズグリーズ。ゴニョゴニョの空の強化ゴニョゴニョを割り、眼下の湖に煙を上げて落下する翼をもがれた亡霊。うむ、なんとも美麗CGで描いてほしくなるイベントシーンとなりました。w
 そんな激しい戦闘の後も、最後は、ドロイドたちが力を合わせてロープで引っ張って湖からファンタズマを引っ張り上げて銃をおろしたゴニョゴニョが戸惑う平和なシーンとなりました。そして新たな旅立ちをすることになるモニョモニョモニョたち。ハルトと一緒に、楽しさを概念だけでなく感情でもさらに理解するため、一緒に地球に帰るゴニョゴニョニョ。リディア艦長の号令一下、再び出航する宇宙船……という大団円に相応しい終わり方になりました。
 そして個別エンディングでは重装艦アルト・ツヴァイが発進して終了。ニューロエイジ世界の宇宙船も電脳操縦は当然と考えられますが、元宇宙海賊としてやはり動かすのはあのぐるぐる回る舵輪なのです。へい、がってんだ親分!

監督:ひよこP

じゃなかった、

RL:自分なので(ry

 さあやってきました3回目。今回のリスク項目はといえば僕のほうですね。ちょうど仕事が山場、リアルトーキョーのN◎VA界がららら/ライドオフで賑わっていたシルバーウィークも五連続完全出勤。2週間連続稼動、プロジェクトを完遂した週末がこの約定の日でした。
 BBSの書き込み数も、最高記録達成の第1陣50回、第2陣23回に比べると少なめの17回。事実上皆の総意のチェリーたん案があったとはいえ、カブト枠も直前まで正式決定できずにいました。若干リスクが消えていませんが……だがメンバーにも不安はないしいけるはずだ。私は退かぬ!www (;゚∀゚)=3
 目指すのはワン・アンド・オンリー。求めるものはより高く、あの星々と同じ高みに。たとえ手が届かないところに理想があっても、TRPGゲーマーとしてこの心意気でいます。
 約2.5ヶ月掛け、基本設計から順々に形にしてきたシナリオがある。世に数あるシナリオでもほとんど唯一、今回はイメージBGMとシンクロしたFLASHトレーラーもある。ほりのイラストもフルカラー、名刺サイズの情報カードも今回はほぼ全カードがアイコン画像つきのフルカラー。第1陣2陣でもイメージの想起に有用だった、宇宙やコロニーのイメージ画像も用意済み。シナリオにはタイトルロゴもあるしフォントや色使いも揃えてある。
 英語版のフリーツールでPDFをいじって、実は本作レコードシートもコネやシナリオ名が記入済みです。iPodのプレイリストの形で全イベントシーンにもBGMが用意済み。今回はジブリ系のダンスアレンジや冒険家といえばハリソン・フォード演ずるアノ人のテーマ、フォースが暗黒なアノ人のテーマ、AIという題材に合わせて某ヴォーカロイド系やテクノ系の明るめの曲を揃えています。
 目指すのは1本の映画。シネマティックに、エレガントに。そして今回はサイ-ファイに、ジュブナイルに。星の海への航海と参りましょう……。

星の海へのリンク集


 アクト総計時間は休憩込み約5時間40分。一部予想以上に時間が掛かった第一陣が6時間、何もかもがスムーズだった第2陣が5時間15分。平均予想時間は5.5時間前後と見積もりましたが、ほぼ予定通りですね。若干ポストアクトは急ぎ目でしたが、その後予定があるなげやりさんの予定に合うようにきっちり終わらせることができました。


 科学の雰囲気を出すために小ネタとして仕込んである量子力学の如くミクロな視点まで見れば、もちろん反省点はあります。何かPLが動いたときのとっさのアドリブの正しさや、何か聞かれた時のシナリオから目的情報を見つけるまでの微細な時間のタイムラグが前回より掛かった気がしますが……第2陣から間も空いているし、見えないところで僕の疲労も貯まっています。マクロな視点でアクト全体を見渡せば、第3陣も十分な大成功だったと見ています。監督のひよこPも喜んで勝利のコーヒーミルクを飲んでいるでしょう。イェイ。


 その後はポストポストアクトへ。セッションがうまく行った後の一杯はたまらない……ぜ……( ´ー`)フゥー...
↑第1陣第2陣と同じ
ほんとは卓メンバーOnlyで集まってもっとアクトの思い出話をしたかったのですが、合流した星からマンがいたのでやむなくマニア談義に付き合う形となりました。残念。
 アクトは十分成功したのですが、翌日はさすがに2週間連続稼動の反動が来ましたね。完全にエネルギーが切れて倒れていました。


 さてシナリオを創って実際に回すと予想通りのことも起きるし、予想していないことも起こるのでそこが面白いのですが。
 本作について予想外だったというか、RLサイドから見ていて面白いのは、参加した皆さんがシナリオ細部や中核部の秘密に触れないようにえらくネタバレに気を遣うんですねー。実はRLからすると「別にそれぐらいの小ネタ気にしなくていいよ」と思う事柄までもネタバレ防止委員会重要案件指定だそうなのであります。w
 確かに今回は宇宙にSFと壮大な話にしましたし、ハードSFレベルまでは行きませんがある程度科学考証もしています。ほとんどのギミックや諸々には科学的orSF的に説明が付くようにして、その上で嘘を混ぜているのですが。いやーRLから見ると面白い面白い。w
 というわけで、謎めいていた方が雰囲気も出るので、星の彼方の秘密の数々として第4陣以降の冒険者たちのために取っておくことにします。

夜空を見つめる者

 さていよいよ2009年10月に登場したN◎VA4.5版に近い劇的な変動が起こった新作サプリ『ナイトウォッチ』。ネット全体でははてな系などそれほどでもないですが、mixi界隈では発売日前日前後からもうかなりの記事を見ることができ、祭りになっています。mixi以外のWebでのまとめは、ねんがんの時間管理局のひみつをてにいれて行方不明となったらしきtryarksさんの【三元の間】のNight Watchレビューが詳しいです。

 僕も読みながらすぐに自キャストのリビルド案を合わせて考えたり、「この神業書き換えライフパスは(ピー)につけるしか!」「新特技◎◎爆◎キター!」という按配でこのシナリオへの反映点も出てくるのですが。
 ナイトウォッチ祭りが一段落した後、本作『アストライアの涙』も第4陣以降を続けていく予定です。どうも最近キャンペーンやら何やらで予定が合わせにくい人が多いので、知り合いの中でご興味の方はいつ頃がいいかの大まかなスケジュールなんかと一緒に一報を頂けると幸いです。2名様3名様などの団体様での問い合わせもカムカムであります。w


 他、ナイトウォッチ関連としては。稼動9回達成、夜の聖杯を求める大作ファンタジーシナリオ『セレスタイトの杯』を、スリムアップ&新要素を追加してナイトウォッチ対応版としてリメイクしていこうかなと思っています。リメイクしたら副題は何をつけようかなあ。
 既に何人かの方からリクエストを頂いていますので、リメイク版としてあと数回は回せるんじゃないかと思っています。