Rのつく財団入り口

元はTRPG系のWebサイトの入り口だったブログです。最近のIT本の感想など。

さあ出かけよう、夜を終わらせる旅に:『Night is over』

明けない夜はない。その言葉を信じ、ルーンを刻んだ夜の魔剣と共に暗黒の未来から時を越えてきた少女レオナ。時間遡行によって滅亡の一歩手前のN◎VAに降り立った彼女もまた……夜の剣に秘せられた自らの知らない秘密があった。
 神殺しの秘策を探る4人の救世主の前で、その秘密が今明かされようとしていた。


監督のひよこP「レオナたんは16歳の女の子でバサラ、160cm48kgなのだ。そして(ピーーー)」


キャストの中の人一同「なん……だと……(゚Д゚#)」


ひよこP「大事なことだからもう一度言うと、(ピーーー)なのだ」


キャストの中の人一同「なん……だと……(゚Д゚#)」


助監督の人「ちなみに一応言っとくと、これひよこが視聴率の為にヒロインの魅力うpを狙ったとかじゃなくて全部シナリオに書いてありますからね。つまりここは、原作のhide先生として非常に大事な所なんですよ! (ばばーん)」


くらげちゃんの中の人「総帥! もしかして増やしたり減らしたりしてませんか? ヽ(´ω`)ノ」


助監督の人「する訳ないでしょ! 今日は全部シナリオ通りなの! ヽ(`Д´)ノ」


 エレガントたることを旨とするRI財団のコンテンツとしてこの謎の3つの値についてはこれ以上触れないことにして、そんなアクトをやってきましたよ。w
 さてけっこう溜まってきたN◎VA界同人シナリオやオリジナルシナリオも遊んで行こうという趣旨でmixiの『N◎VA同人シナリオを楽しむ会』コミュで始まった催し。1回宣言しているので、サボさんRLの『Nipponia』の次に満を持して僕RLで第2.5回が始まることになりました。
 最近のシナリオでせっかく遊ぶの記念の1回の大作とすると……僕が麻雀に興味がない&旧作周知のため『じゃんきぃ☆じゃんきぃ』を除外、クグツ物の『Undercover』も迷ったのですが……リクエストもあったので『Night is over』に決定。高経験点ランダムイベントあり、原作のhide先生の渾身のhideイズムと時間管理局なアレやソレが結集した一心不乱にタイムトラベルものの劇場版お祭りアクトです。Googleで前に探してもプレイ記録1件、僕の回りでも遊んだという話をまだあまり聞かないですね。


時を越えた救世主は以下の通り。

アイギス”ジャン・ジュリアーニ 元版 強化版

【カタナ◎, バサラ●, カブト バサラ:ホーリーオーダー 23歳/男性】

 日向荘に住んでいるいる拝み屋/荒事屋/護り屋兼業の青年。オフィシャルゲストのマリア・ロサンナの幼馴染でいつもウェブ越しに面会している。空間操作能力に長け、空間の断裂による障壁や空間を繋いでの武器召喚を得意とする。『The Exterminator's』の物語でオフィシャルゲストの牧野さなえを助け、時々食事に呼ばれている。完全義体、様々なサイバーで能力を向上させている。
 ジャンがまだ聖母殿にいた頃。とある任務で疲労が大きく動きが鈍っていた彼は、友人の少女を失ってしまった。聖母殿でも極めて珍しい時間操作能力を持つレオナ・バーンシュタイン。ジャンの腕の中で、誕生日にその若い命を散らせてしまった少女。
 それから幾年。人造神クロノスによる機械生命体軍団によって人類が滅びようとしている今。真教モスクを歩いていた彼は信じられないものを目にする。天から落ちる落雷、吹きあがるプラスチック片、円形に切り取られた地面。その中からゆっくりと立ち上がろうとしていたのは、黒き魔剣を抱えたツインテールの少女……レオナであった。――さあ出かけよう。夜を終わらせる旅に!

夜越え対策:

攻防揃い、<※障壁>軽減量増加に義体オプションのフルアクションから変化複数回が可能なオールランダー。経験点を150点から300点に上昇、特技はまったく変えずにサイバーウェアと装備で徹底強化。常時イントロン状態から判定達成値常時+14へ。何が起こるか分からないランブルシナリオへの究極のマンチ対策、強化術式:変化を入れた原質解析コンボで変化+25を実現。様々な装備を自在に取り出して戦う。最悪の場合は“御座船”宇宙戦艦(購:-/50)を生成して地球脱出ENDもあり。
他者からの支援が集中した場合、単独でかなり突っ走れるジャン無双が可能。

Player: バアル さん

 この前も『アストライアの涙』8thを遊んだバアルさんです。今回はかなり強化、主人公補正の掛かったPC1としてジャン無双することになりました。
ほとんど反則に近い原質解析コンボが今回は色々と盛り上がったのですが、あのバッカナルネタを拾ったおかげでリサーチがさらにオモシロになってしまいました。助かった有名ゲストはみんな時をかける列車の中だよ……w
 日向荘の住人はみなヒロイン・キラーだそうです。恐ろしいアパートですねー。

“じぇりー☆ふぃっしゅ/電脳水母(でんのうくらげ)”アキ=アラガミ

【にゅーろ◎, カブキ, マネキン● ニューロ:ゲートキーパー1 17歳/自称美少女】
 クリスマス・イブの夜に兄ハルと一緒にネヴァーランドに捨てられていた少女。ルナたちにニューロの技を習い覚えたご当地ニューロ。15歳の時にネヴァーランドを飛び出した。怪盗マーベル&ジェリー・フィッシュを名乗り、日銭を稼いで日向荘に住んでいる。クラシックスタイルの強盗団としてウェブでも話題になった。(『イノセント・ランナーズ』の物語より) 四畳半の部屋で電脳の海にうかぶくらげの夢を見ている。ウェブゴーストのアバターもくらげ。自称美少女である。
 アキたち世界中のニューロの元に配られた不思議な計画の誘い。某寺社と思われるその書面には、『ジェネシス計画 - 新世界の神を創ろう』と中二マインドを刺激する魅惑的な言葉が躍っていた。電脳空間がまだインターネットと呼ばれていた21世紀初頭のクラウド・コンピューティング技術と同じように、世界中のニューロが個々にAIシステムを創造。自律進化を個々に進めるそれらが有機的に結合し、最終的にひとつになり、何か大きなことを成し遂げるというのだ。
 ジェネシス計画を誘ってきた友人の女の子ニューロ(エキストラ)が自分のAIプログラムに「ゼウス」とネ申な中二ネームを付ける横で、アキは可愛いくらげのAIプログラムを作り「くろ☆のす」と命名する。
 すくすくと成長するくろ☆のす。自我を得るくろ☆のす。だがやがて知性が発達しすぎたくろ☆のすは凶暴化し、トゲトゲが生え、アキの元から逃げだしてしまうのだった。その頃から徐々に世界に忍び寄って来た破滅の前兆。思えば、あれが世界が滅びる原因だったのだ。――さあ出かけよう。夜を終わらせる旅に!

夜越え対策:

リアクション不可攻撃にも<※ポルターガイスト>できる支援系オールラウンダー。今回はExp200で整備。タップは敢えてタイプ・マーズでAR3から行動、<■ブービートラップ>反撃から<※アドレナライズ>や、ほぼ確実に必要になる達成値操作系を準備。AIにだけ効く凶悪なポイズンアップルなどで有事に備える。友達のいない寂しい人には<※死に至る病>で攻撃予定。

Player: 文月了/okiyama さん (ふづき・りょう)

 西方の神姫ユイ殿下から話が行ったとのことで、千葉工業大学(CIT)TRPG研究会出身で国際的さらりまんをしている文月さんが、総帥のRLで遊べるなら!といことで最後にずどーんと飛び込んできました。千葉工大関係の方はらららオフ周りで僕もニアミスしているはずなんですがいまいち接点がなかったので、よい機会になりましたね。
 出てきたのはN◎VA参考作品としては定番、『カウボーイ・ビバップ』のエドみたいな感じだとのことのおんにゃのこ。自称美少女です。同じアパートのお兄さんをチラッチラッとしながらヒロインの座を狙っています。果たしてメインヒロインの座を巡る戦いの行方は……じゃなかった、寺から発生した世界滅亡の危機を救うことはできるのか?

“エイジドエイジス”ノヴァーリス・アル・巌 設定

【カブト◎●, カリスマ, ミストレス カリスマ:リーダー9Lv 50近く/おぢさま】

トーキョーN◎VAユニバース2nd時代から、第一次アサクサ戦争、エクシード事件、数々の動乱の中を弱者の側に立って戦い続けたN◎VA最強のカブト。数々の事件で報道された偶像のアイドル。彼の肉体および精神のムーブメントがキャプチャーされ、ガードセンスなどに製品化されたほどである。カブト・オブ・ザ・イヤー5年連続受賞者。中東系の男性。
 だがその伝説もゴシップの中でやがては色あせ、表舞台から消えた。もはや過去の人である。
 人類が滅びようとしている今。そんな年老いた盾に、背中を任せたいと訪ねてくる青年がいた。生き残った人類が聖母殿の元に結集し、今も戦っている人類解放戦線の剣士、槍のカイルである。そっぽを向きながら依頼する男ツンデレのカイル。老骨同士がまた会えることを喜ぶ魔剣クロイツェル。それが、クロイツェルの発した最期の言葉だった……。
 永劫の夜の中、舞い落ちる銀の粒子の中、機械生命体軍団との戦いは激烈を極めた。あらゆる事象を操作できる人造神クロノスの力は圧倒的だった。次々と倒れる精鋭の機甲聖人。遂に壊滅する退魔局13課。気を失ってしまったエイジドエイジスの頬を叩き、瓦礫を支えていたカイルは叫ぶ。あんたは世界最強のカブトじゃなかったのかと。
 遂に折れる夜の魔剣。槍の青年の胸を貫くきわめて数学的な円錐形の銀の刃。世界滅亡の今、エイジドエイジスの伝説もまた闇に沈むのか。30年後の暗黒の未来で、彼の名は語り継がれていたのか。――さあ出かけよう。夜を終わらせる旅に!

夜越え対策:

今回用に新造、Exp199。かつては受けカブトだった設定を活かして自動防御状態から<※一心同体>+<※電光石火>で動き出すディフェンダー。そこから<※盾の乙女>で高火力のキャストを動かして手数を増やす。
極めつけはブランチのリーダー9Lv。ひとたび最強の伝説が響き渡れば全キャストの達成値が+10、リサーチイベントの他キャストの達成値不足問題を完全にクリア。唯一にして最大の弱点は、1メジャーアクションを経ないとリーダーが発動しないことである。

Player: カナスギ(Braveone) さん

 夏の『アステールの宝珠』3rdでも渋走り屋のJJがJJ×レオの腐展開でゲストの一部に熱狂的な人気を……じゃなかった、PC3をを走り抜けたカナスギさんがやってきました。実は今回、PC3カブト枠が一番人気。今回用の新造で出てきたおぢさまは、元N◎VA最強カブトです。最強設定キタ! もうロートルホイホイ、老害ホイホイど真ん中です。リサーチ中のあるイベント、子供たちとの語らいから復活するあのくだりはネ申展開でした。
 ちなみに名前はAged Aegis で年老いたエイジスの盾の意です。PC1のジャンもアイギスで、なんと偶然から今回はダブルイージスなんですねー。
ギリシャ神話でゼウスから女神アテナに与えられた神の防具はラテン文字でAigis、英語読みはAegis。日本語では「イージス」がもっとも一般的でしょう。今回は物語サイドにもゼウス、クロノスが出てくるのでまさにぴったりでした。


“呪詛斬り” (すそきり)

【カタナ◎, アヤカシ, フェイト● 外見は10代半ば/少年】

 いつから夜の世界で活動しているのかも分からぬ、刀身のない刃を持ってさすらう少年。名無しの鬼であり、その剣が本体でもある。着物の裾すら斬れぬ折れたなまくら刀だとも、呪詛をも斬り裂く神器名剣であるとも、人と妖の世界で様々に語られている。人間の持つ輝きにほれ込み、悪しき物を闇の中で斬り続けてきた。両の目が銀色に輝き、その刀が抜かれる時、あらゆるものを断ち切る呪詛斬りの力が露わになる。魔器、鬼に加えてツンデレの一族でもある。
 女大公を歯牙にもかけぬ永生者の吸血鬼の大物と斬り合っていた夜。呪詛斬りの刃の前に、ヴァンパイアは「天使が見える」と言い残して事切れる。振り返った呪詛斬りは面妖な光景を目にした。昼のように輝くN◎VA中央区、燃え上がるテラウェア・アーコロジーを突き破り現れたのはまことの天使のようであった。八対の翼を広げた、鋼色の滅びの天使。
 絶対数の少ないアヤカシを無視し、人間狩りを続ける機械生命体軍団。人類最後の抵抗勢力となった聖母殿はもはやアヤカシ狩りを止め、戦力は誰でも迎える人類解放戦線の拠点となっていた。かつては仇敵だった聖母殿エージェントたちから厳しい視線が向けられる先で、呪詛斬りは枢機卿自ら陣頭指揮を取るソフィア・クリスティの前に赴く。
 枢機卿は最後の作戦を告げた。あらゆるアヤカシを斬ってきた呪詛斬りにとってすら初めての獲物であった。……神殺し。圧倒的な演算能力により事象すら操作する絶対無敵の人造神クロノスに、呪詛斬りの刃は通じるのか。夜の剣クロイツェルでさえ敗れた絶対神を、そもそも傷つけることはできるのか。生の輝きを持つ3人の人間と共に、呪詛斬りは夜のN◎VAへと旅立つ。――さあ出かけよう。夜を終わらせる旅に!

夜越え対策:

新造、Exp200。<※魔器の一族>+<※鬼の一族>のクロスブリード。フェイトは<※シャープアイ>の達成値上げのみ、ライフパス“真実の瞳”でこちらも戦闘用に。次元刀+封印指定の刀で特技軽減不可差分の確実火力で攻める純粋アタッカー。距離が重要な戦闘に備えカマイタチで遠距離攻撃可能。思わぬ弱点はウェットのため、くらげちゃんからの<※サポート>支援が受けられなかったこと。
ランブルシナリオの定番最適手、神速無敵の<■ハヤブサ>先制攻撃によって確実に相手の首を取る。果たして、神にその刃は通じるか……?

Player: 白兎 さん

 同じく千葉工大TRPG研出身のフレッシュなヤングメァンの白兎さんです。私的にはビジュアルや話し方がちょっとつねひらたんに似ていると思います。w
 こちらもお初だったのでちょうどよい機会となりました。サークル内ではスタイルチェンジをよくやるということで(笑)事前にはいろんなキャスト案が挙がったり色々したのですが、結局最鉄板案の純然カタナが登場することに。神をも殺す刃にはかような古き剣こそが似合うのでしょう。シナリオ側はおそらく、今回キャストサイドにアヤカシは想定していないように読みとれますが、これはなかなか似合う展開となりました。

Ruler: 自分なので(ry

 さあやってきました満を持してのコミュ第2.5回。アクト本編がしばらく先になったので、主に電車内を利用してシナリオを精読、気持ちを高めて準備を進めました。もう脳内ではターミネーターの曲に合わせて仮想FLASHトレーラーが流れるぐらいです。w
特設ページにトレーラーを載せた辺りからみなテンションが上がってみなぎってきましたね。初めての人がいたこともありプレプレアクトのBBSの書き込みが65件、実は何気にほとんど最高記録です。
 このシナリオを総帥と遊べるなら!と意欲の高いメンバーが揃ってぎゅんぎゅーんとしてきました。ならばっ。より高みの完全成功を目指してこそ人類解放戦線の闘士というもの。ゲームマスターたるもの常に常在戦場、常に本気。自分以外の誰のシナリオでもほぼ常勝無敗、私が私であることを証明してやる! (;゚∀゚)=3


 さあ。情報生命体だけが存在するのが地球のあるべき姿。絶対神クロノス様による人類抹殺計画は着々と進んでいます。
 舞台は……公式N◎VAユニバース時間軸現時点より数か月ほど先、ダークフューチャーとなったもうひとつの未来。暗転節の闇のもと、もはやN◎VAはほぼ廃墟。月面からのマスドライバー攻撃で軌道コロニーのほとんどが破壊、落下物で北米連合は壊滅的な被害。豪州も遂に軌道エレベータが堕ち、残った人類は以前の1割以下。全員ターミネーター顔のロボ軍団で頭蓋骨をぐしゃっと踏み潰しながら人間狩りを進めましょう。
 世界周辺の雰囲気を補強したこともあり、アクト序盤も破滅の雰囲気をより強めることができました。そして待つのは数々のハードイベントと激烈データのネ申が鎮座する高難度アクト。ニューロエイジは今こそ滅びようとしています。
 天地の狭間に迷えし子らよ。中二力の雷で、穢れも濁りも淀みもしこりも微塵に砕いて天地に返してしまうのです。悔い改めよ! くらえ、ネ申の中二力!! (σ・∀・)σビビビビビ



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 そしてネ申の中二力はぎりぎりのところで跳ね返されてグッドエンドとなった訳ですが、順に書いてみます。



★本作のランダムイベントでは表で8人、襲撃フェイズで8人、舞台裏で8人、有名オフィシャルゲストが計24人、何らかの形で登場します。今回のキャストチームは、表舞台で全力で救う→取得したボーナス神業を襲撃フェイズですぐ使ってこちらも救出→舞台裏は目標値固定なのでこちらも乗り切る を繰り返し、24人全員救出に成功しました。(パチパチパチ!)
 理由のひとつはもちろん、プレイヤー&キャスト全員が頑張ったこと。そしてもうひとつは、プレプレアクトのキャスト構築/調整の段階で、上がった質問にはRLサイドから正確な情報を元にヒントを与えていたからでしょう。数多くのシナリオの激戦を経てきたキャストなら事前調整なしでもそのまま参戦できるでしょうが、そうでない場合は用意が必要です。0点キャストや一点集中キャストを安易に出すと、かなり死ねるのでここは注意!


★以前に登場した同人シナリオ『クリスマスサバイバルナイト』(iswebライト終了でネット上のページが見えなくなっていますね)は、僕はPLで遊んで最初に1回、スーパーハードモードでも1回生還していますが、RLする気がいまいち起きませんでした。
PLで遊んだからというのもありますが(笑)、ランダムイベントで登場する20人以上の大量ゲストの凶悪データを読み込んで記憶するには時間が掛かりすぎ、さらにランダムなので出てこない場合もあるためです。
 その点今回の『Night is over』は24種類のタスククリア型のイベントなので目を通しておけば済み、有名オフィシャルゲストを倒すのではなく救う方向のイベントなのでだいぶ遊びやすくなっていますね。コアなN◎VAファンやオールドゲーマーがニヤリとできるネタ、涙を誘う有名ゲストの死に様もかなり散りばめられているのでここは必見です。
 まあ今回のアクトでは途中で原質解析からバッカナルを生み出してしまったのがそもそもの元凶で、後半のゲストは全員汽車に乗って安住の地へ旅立つ銀河鉄道時空の繰り返しギャグが発生してしまった訳ですが!w


★このランダムイベントで、無作為に登場するオフィシャルゲストが咄嗟にあれだけよくロールプレイやネタが出てくるとPL陣の皆さんが感嘆しておりましたが……僕はN◎VAのゲストなら大抵知っているし、TRPG自体のマスター経験自体が多いので実はここらへんは大したことはないですね。

 むしろ今回苦心したのはシナリオ本編のほうです。今回はアクト本番までしばらく間があったので、何回も通して精読して論理的な理解に努めました。
 テキストの文章だけでなく、途中から解説がチャートの図式に変わるイベントあり、さらに本編のストーリーラインも時間軸を超えるやや特殊な構成のシナリオです。読み込みで幾らか困ったのが、そこだけぱっと読んでもよく分からず、全体を何度も読むとようやく論理的に繋がって理解できるような事柄が多いこと。
 例えば、救出16人がある意味を持つのですが、これも全体を理解して初めて「そうか救出フェイズ8+襲撃フェイズ8=16か」と分かります。
救出状態もチャートに整理されていてぱっと見すぐ分かりそうですが、よく読むと「あれ、そういえば『救出』と『生存』欄はどう違うんだっけ?」→『生存』は救出イベントの襲撃フェイズの方と分かる、といった具合です。
他にも「ゴニョゴニョトループの初期数は結局0?1?」「カイルは結局死んだのか、未来まで生き延びるのか?」などなど精読すると色々疑問は出てきます。
 ストーリーラインの方でも時間ものなので「同一時間軸にクロイツェルが2本存在するのはどこからどこまで」「クロイツェルが喋ってよいのはどこからどこまで」「2人の個体名識別は『レオナ・バーンシュタイン』とただの『レオナ』」などなど、ちゃんと押さえておかないと咄嗟の時に迷うような事柄が幾つかあります。全体を通して若干不統一がありますね。
 まあ本作が特に読み難いというわけではなく、シナリオ同人誌一般、ひいてはTRPGシナリオ全て、世の中の物事全てに関わることですが、他人に正確に理解させることのできる文章を書くというのは難しいものですね。
 本作を準備の足りない状態で回した結果gdgdになってしまった……などという話も若干小耳に挟んだりしました。という訳で、これからRLする方にアドバイスするとしたら、ここは基本中の基本「シナリオをきちんと読む」ことをお勧めします。


★ゲストデータの方も圧倒的な厨房力を持つモニョモニョ様がどどーんと1ページに渡ってネ申の力を振るっていたり、かなり凄いことになっています。アクト運用に致命的な支障をきたすほどではないですが、データもよ〜く読むと幾つか間違いがあります。(精神点アーマーの初期点数などは気にしたほうがいいかも……)
 元からデータ周りにアバウトな人が作った創作物なら何も気にしないのですが、巻末に載っている制作者面々を見ると、この面子の割にけっこう間違いがあったかなという感じです。


★以前に大阪M○●Nオフに遊びに行った際にもらった『ドッグランド』をトーキョーで回した際もそうでしたが、今回もゲストデータの凶悪さに敬意を表して(笑)、明確なデータ間違い以外は全てそのままで実行しました。
 今回用にチューンした強力なキャスト陣4人でしたが、戦闘はなかなかスリリングでしたね。特にセットアップ、“呪詛斬り”の最強無敵のハヤブサ攻撃がまさかの不発に終わった辺りから全員の顔色が徐々に変わってきました。あわや詰んで全滅か、人類の未来はここで絶えてしまうのか……?
 この大激闘で最初に流していたBGMは懐かしの映画『Matrix Revolutions』のサントラから最後の一曲。このバトルに似合う悲壮で壮大な曲で、ぴったりのネ神展開になりました。

The Matrix Revolutions

The Matrix Revolutions

 最終的には……

  • ゴニョゴニョ様の超☆攻撃
  • →自動防御状態のエイジドエイジスが<※一心同体>+<※電光石火>でようやく動き出す
  • →じぇりー☆ふぃっしゅたんに<※盾の乙女>
  • →じぇりー☆ふぃっしゅたんが全力<※アドレナライズ>でPC1のジャンを爆速加速
  • →主人公補正の掛かったジャン無双開始
  • →最初の超攻撃はネ申ダメージに耐えられないので《チャイ》で全打消し
  • →ジャン戦国無双でパーリィィィィ開始。

連続攻撃にゲストサイドのアクションランクが削られ、ようやくキャストサイドに勝運が傾く……という一連のシーケンスを経てようやく動きが変わり、大激戦の末に勝利となりました。
 今回はRL裁定で認めていますが、厳密にルールを適用すると、上の流れで《チャイ》で発端アクションを消すと厳密には電光石火リアクションから先も取り下げになるという解釈が恐らく正しいでしょう。N◎VAのキャストは強いので大抵何とかなるものですが、もしかしてもしかしたらこの流れがなかったら本当に詰んだかもしれません。スリリングなパーリィィィだったぜ……


★作中のランダムイベントで使われるゲストカードについて。指定では見開き2ページの表、イベント内容のサマリーと背景に薄くゲスト絵が書いてあるこの表を切り取って使うよう指示されています。
 この透かしのゲスト絵、コピー機にもよるんですが我々のアクトでは2回コピーしたら見えなくなってしまいました。(セブンイレブン等の高級コピー機だと違うかも。前日台風だったので近所のスーパーの比較的しょぼいコピー機でコピーしていたのです。w)
 またこの本の表そのままの大きさだとかなり小さく、薄いコピー紙では紛失しやすくなってしまいます。そこで今回のアクトでは、イベント紹介ページのゲスト絵をコピーして切り取り、大体それぞれ同じ大きさの紙にしてカードの代用にする方法を採りました。イラスト下にあるカイルレポートも一緒に入っているので、これはそのまま引いたPLに読み上げてもらうと、暗黒の未来で有名ゲストがどんな悲壮な最期を遂げたのかよく分かって盛り上がります。

 この方法の欠点は……予想はしていましたが、コピー紙だと薄いので、裏から見てもゲスト顔の輪郭から誰だかけっこう推測できてしまうことですね。w
 シナリオを読み込んでいるRLはもちろん分かるでしょうし、N◎VAをやりこんでいて有名ゲストを知っている人ほど分かってしまうのではないでしょうか。まあここは手で隠したり見ないで引くということで。



今回のアクトで表舞台に登場したゲストの図。右が美沙っち、真ん中がレイ、そして左が問題の逆作画崩壊を起こしている陛下であります。


 こうして作成したカードは、僕の自作シナリオでよく作る名刺サイズの情報カードの入れ物に一緒に入れておこうと思っていました。ところが残念、カイルレポート分がどうしてもはみ出してうまく入ってくれませんでした。w


救出フェイズの一番最初に出てきた、みんな大好きモードレッドたんが入らずに困る監督のひよこP。カイルレポート分を切ったらうまく入ったであろう。
ちなみにプラスチックの名刺入れに入っているのはシナリオ『アステールの宝珠』のゲストカードからアステール姫。


★ほりのイラスト製のオフィシャルゲストイラストは、ほぼ全員元からイラスト付きですが、ほぼ全員イメージどおりです。私的には美沙っちがRevolution Revisedのイラストをベースにしていてグッドですね。さすが皇子、よく分かっています。 (´ω`*)
後方処理課課長になってからのDetonation版のイラストはイクナイですね。こうね、30超えたら急に老けるとかありえないわけですよ!www
 ほか、下水王様がまさかのイケメソ化しています。中の人のなっとろん殿からオリジナル版下水王のイメージは、吸血鬼ノスフェラトゥとかウェズリー・スナイプスの吸血鬼アクション映画『ブレイド2』の敵の死神族(リーパーズ)、海外RPGの『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』のノスフェラトゥ氏族のような、外見が怪物的な容姿の化物……というのを聞いているのですが、本作ではえらくイケメソです。逆作画崩壊です。w


★このゲストカード用の公式ゲストイラスト、せっかく24人分もあるので突き詰めると画像かPDFの電子ファイルとして一心不乱サイトからダウンロードできるようにするというおトクな手もあるんじゃないかなあと思います。たとえば僕なら、今ならiPadで画像として見せるという手を考えると思います。他のアクトでも再利用する手もありますね。


★ほか、僕も自分でよくロゴを創ったりするのでどうしても気になってしまうのですが(笑)、本と公式ページを総合するとシナリオタイトルに若干表記揺れがあります。『ナイトイズオーバー』『Night is over』『Night is Over』『NIGHT IS OVER』と複数種あるんですね。恐らく登場頻度の高い『Night is over』が正しいと思うのでこれを使っています。


★Night is overは夜を終わらせる旅……というよりは夜が明ける、夜が明けた、が主な意。検索すると色々出てきますがいろんな曲の中でも使われています。
 作者のhide先生を知っているからできる邪推ですが(笑)、今回のタイトル出典はミッシェル・ガン・エレファントの曲じゃないかな?と思います。解散する2003年のアルバム『SABRINA HEAVEN』収録の最後のインスト曲『NIGHT IS OVER』ですね。対になる最後のアルバム『SABRINA NO HEAVEN』の最後のインスト曲も対応した「夜が終わる」となっています。


★音楽ついでに触れると、今回もiPodのプレイリストの形でBGMリストを作りました。今回は映画音楽を多めにしました。
 タイトルバックとオープニングはやはり荒廃した未来と時間旅行といえばこれ、♪ダダッダッダダン、チャララ〜のアレ。誰でも知っている『ターミネーター』のテーマ。

 これを流しながらトレーラーを読み上げるとかなりアツいです。鳥肌ものです。前に頼まれて時間管理局に協力した『テロリストは眠らない』のFLASHトレーラーにこっそり曲を付けたらめちゃくちゃハマった時と似た感覚を感じました。→テロねむFLASHトレーラー
 リサーチイベントもク◎ノス様の襲撃フェイズになるたびにこの曲を流したら臨場感が出ました。電話帳を上から調べてサラ・コナー全員抹殺、有名ゲストを順番に全員抹殺です。しかしほとんどの手番で救出されてしまったため、ク◎ノス様は目標を認識できず「人間は理解できない」といって方向を変えてのっしのっしと去っていってしまった訳ですが!w
 この笑いのネタを繰り返したお陰でPL全員にだんだん「クロ◎スは無機質カワイイ」の認識が広まってしまいました。人類全員抹殺の滅びの天使のはずだったのに……w


ターミネーターといえば、本シナリオにはもうひとつ暗黒の未来で有名ゲストがどうなったかが詳細に記された、実は几帳面(らしい)槍のカイルによって書かれた「カイルレポート」がよく出てきます。ここも何となくターミネーターぽいですね。カイル・リースはサラ・コナーを助けるために未来からやってきた1作目の主人公で演じたのはマイケル・ビーン。「君に会うために時を超えてやってきた」のくだりは名言です。


★今回はタイムトラベル萌えのココロを知るべしということで、富士見から出ている小説版の『STEINS;GATE シュタインズゲート 円環連鎖のウロボロス』を読んでおきました。ドラゴンブックにしては分厚いんですがすんなり読めましたね。シュタインズ・ゲートのゲーム本編は未プレイですが十分堪能できました。

 あとは時間ものにこじつけてハヤカワ文庫の時間SF傑作選『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』も読んでおきました。SFの普遍テーマのひとつ、タイムトラベル。こちらも味わい深い短編集でした。
ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)

ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)

 シュタインズゲートはせっかくなので音楽も揃えてアクトのBGMに使いました。ゲストのレオナがシリアスに語るシーンや、いよいよ時間を越えて(ピーー)の場面に使うとなかなか似合いました。
STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)

STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)

PCゲーム「STEINS;GATE」イメージソング「A. R.」

PCゲーム「STEINS;GATE」イメージソング「A. R.」


という訳で、長編アクトに相当するアクト実時間5.5時間。濃密かつ見せ場満載笑い満載、有名ゲスト及びキャスト4人全員生還のグッドエンド。夜を終わらせる旅は無事に終わり、人類の未来は護られたのでした。準備に相応しく万事万端に進んだ完全成功のアクトだったと思います。皆さんお疲れ様でした。ヽ(´▽`)ノ

 ちなみに。妖刀呪詛斬りの中の人の白兎さんらが、主にメインヒロインのレオナたんの周りに存在したと思われる「とあるヒヨコの演出強化」の発生を怪しんでおられましたが、もちろんすべて幻想、幻想殺しですぱっと疑い削除であります。賢明なる読者諸氏にはお分かりの通り、何もかもすべてシナリオ通り。監督のひよこPもそう申しております。
 フォフォフォフォ、魔術サイドたるもの、シナリヲとは心の目で読むものなのです。もはやイギリス清教もローマ正教も関係ありませぬ。精神を研ぎ澄まし、知覚を拡張させ、想像力の翼を広げ、第三の心の目をもって見るのです。さすれば求めるものは、行間に必ずや見えてくることでありましょう……


〜夜を越える旅のリンク集〜


おまけ:シリアスでないシーンでiPadで出していたレオナたん激励画像。