Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

【雑記】2023年を振り返る【おしごと編】

年が明けてから振り返るスタイル...(いいわけ)

 さて2023年は目まぐるしく変わるAI界隈や結局戻るんか~いのOpenAI社のお家騒動、Microsoft+OpenAIの陰で後れを取ったかに見えたGoogleはGeminiを出してきたりとなんだかいろいろありましたね。年末年始は例年通り様々な方のふりかえりや新年の抱負、買ってよかったものシリーズなどを拝見していました。
 今年も自分用に振り返ってみます。KPT法のKeep/Problemあたり、YWT法のYatta/Wakattaのあたり、Fun/Done/Learn法の各要素のあたりに一応なります。

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【感想】『Good Code, Bad Code〜持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考』:2020年代のコード設計の教科書

オライリーっぽい表紙だけどオライリーじゃない本!

 ずっとオライリー本かと勘違いしていました...(土下座) 著者はかのGoogleでテックリードを務めているというTim Longさん。若手のソフトウェアエンジニア向けに、プロフェッショナルたちが常に活用している技術の概念を説明し、持続可能で信頼されメンテナンスしやすいコードの書き方を様々な観点から広く解説した本となっています。翻訳はかのLINE社の皆さん。
 このフレーズだと国内の著名な商業本ですと『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』と偶然ながらタイトルが似ているのが面白いですが、根本的に目指すところはだいたい似ていますが別の本となっております。

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【雑記】じぶん Release Notes : 期末だったりプロンプトエンジニアリングやってみたり

ver 0.2023.04: 極上だ...

 ChatGPTやジェネレーティブAIが話題沸騰ですね。AIがいろいろやってくれる時代が今度こそ来るかも...シンギュラリティが来ちゃう?(SF脳)
 と id:iwasiman (ver 0.2023.04)が今月もリリースのテストをしているようです。

秘められた願い

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【感想】『実践Node.js入門 ―基礎・開発・運用』:Node.js周りを体系的に学ぼう

Node.jsの設計思想・動作から理解し、アプリケーション開発の実践的なスキルを身につける

 2023/1に出たばかりの本です。著者の伊藤康太さんは元Yahooのスペシャリスト認定制度の黒帯保持、有識者による一冊。タイトルは「Node.js入門」とありますがNode.js本体の話にとどまらずJavaScriptの文法の話、ExpressによるWebアプリにCLIツールにフロント/バックエンド両方の開発や運用...と、実質最新のフロントエンド・バックエンド全般を概観できる本となっています。384Pなのでそんなに分厚くはないですね。
 Node.jsは仕事でもインストールはしてるしたまに使うこともあるのですが、ふんいきでなんとなく使ってる感はずっとあったので、これを機会に体系的に押さえなおそうとじっくり拝読しました。

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【PHP】PHPでSMTP認証を通して極上なメール送信をしてみよう【PHPMailer】

突然現れる技術系ブログっぽい記事...!

 以前に調べたことがあるので、PHP言語でのメール送信処理を部品化したコード例と一緒に上げていく記事です。主に初心者さんを対象にしています。動作確認したのが古めのPHP7.2ですが、そう変わるものでもないので他のバージョンでも同じかと思います。

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【感想】『速習 Kotlin Javaより簡単!新Android開発言語を今すぐマスター 速習シリーズ』:と、おすすめ Kotlin 本リスト

【感想】『速習 Kotlin Javaより簡単!新Android開発言語を今すぐマスター 速習シリーズ』と主要なKotlin本リスト

ことりん!

サンプルコードがすべてKotlinになっている『読みやすいコードのガイドライン』を読んでもうちょっとKotlinを知っておいた方がいいなと思ったので読みました。
 安心の山田祥寛さんの速習シリーズ。電子書籍限定ですが500円でいろんな言語や技術が手早く学べるお得なシリーズの1冊です。2018年とちょい古いので、KotlinのロゴもVisual Identityが更新される前のものですね。

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【感想】『読みやすいコードのガイドライン―持続可能なソフトウェア開発のために』:Kotlinでモダンなコード指南

リーダブルコード的な本が新たに登場っす! (しかもKotlinなの)

 読書記録と感想です。著者の石川宗寿さんはLINEでご活躍中のシニアエンジニア。元は2019年に公開されたプレゼンテーション「Code Readability」を元に書籍化されたとのことで、モダンな大規模開発やコードレビューやリファクタリングで得られた現場の経験を通して、可読性の高いコードを大テーマに知見が詰まった一冊となっています。

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