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「聖杯戦争 や ら な い か」:『セレスタイトの杯』8th星杯探索


 夜の霊気の乱れは、軌道陰陽術の使い手である宙御門 春日(そらみかど・はるひ)にも十分に感じられた。秘密の杯の存在を示す証拠が、魔法の世界全体にも影響を与えているのだ。
 災いの都の夜を包む霧の中から、夜の乱れを示す妖魔の群れが現れた。蝙蝠のような翼に獣のようにも枯れ木のようにも、石のようにも見えるねじれた体を持ったアヤカシたち。ニューロエイジでは悪魔の一族の類によく分類されるガーゴイルである。
 だが怪物たちはただのガーゴイルではなかった。がつの力を注入され、人語を解する忌まわしきがつゴイルだったのだ。陰陽の十二天将よ、ご加護を! 宗家の跡取りとはいえ弱冠17歳の少女でしかない春日の元へ、奇怪ながつゴイルの群れは一斉に空中から襲い掛かってきた。

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