北米連合ハリウッド村アンジ地区出身、ニューロエイジの今をときめく人気映画スター&監督、ダンディ・ジョーンズことマディソン・フォード。
人気シリーズ“ダンディ・ジョーンズ”で世界の秘境冒険に乗り出し、旧世界のブルーローズも真っ青のオーパーツを巡る大騒動の数々をこなしてきたダンディ。
ナスカの地上絵に隠された古代の空中戦艦の冒険、ちょっと浄化派ライクな異端の宗教結社と戦い、ちょっと日本軍ライクな悪の帝国軍と戦い、前作『ダンディ・ジョーンズと第三帝国の復活』ではナチス第三帝国の残党(でも美女と美少女だけ)と戦い……ムチと帽子に革ジャンのスタイルで、ダンディな冒険紳士健在であることを示し続けてきた我らがダンディ。
一般客向けに考証やメカのリアリティなどはやや大雑把、子供向けに謎解きもラングドン教授ほどではないマイルドに抑え、このシリーズは人気を博してきました。
監督と主演を兼ねるマディソン・フォード氏は最近、次回作のネタに詰まっていると噂されていましたが……遂に次回作が発表。親しい人間だけを呼んだプライベート試写会の後、ついにこのトーキョーN◎VAでもいよいよ上映が始まります。
新作のタイトルは……『ダンディ・ジョーンズと失われた天秤(アストライア)』
秘密主義が取られていますが、内容は以下のようであると噂されています。(キャンベラAXYZ市民のツ◎ッターの呟き集計による)
★世界を駆け巡ってきたダンディ、次なる冒険の舞台はなんと宇宙。
★求めるオーパーツは……失われた天秤。ルビでギリシャの星の女神が振られている点についてはいかなる秘密が!?
★新星帝都大学のダンディな老プロフェッサー、御禄和幸教禄がモデルと思わしき役が、互いの研究を見せ合う約束を果たせずに散ったかつての教え子との約束を果たすため、宇宙に行ったりモニョモニョを養子にしてPC3とのフラグを立てたりする話。
★我らがダンディ・ジョーンズの相手は、科学と冒険を愛する非の打ち所のない紳士。敵手に相応しい相手を求めていた紳士と対峙したり、ムチでシャム猫を叩き落したり、アロハ衣装でチャイローン・ジャンクションを闊歩して現地警察と揉めたり、ブレインをリブートしてニヤッと笑って少年たちのフラグを立てる話。
★ゴーストハウンド所属の電脳の語り部、ショウ・ディンガーとAXYZ在住の少年、グリフィン・アーチャーを掛け合わせた役柄と思しき少年が、ダンディの庇護の下に星の乙女の秘密を求めて宇宙を旅したり、ゴスロリ服の可愛い女の子にイヤリングを買ってあげたり、エンディングでシーンBGMが某ヴォー◎ロイドの曲だったところをひよこPが「しょうがないなぁなのだ」と『トライアングラー』に変わって、ツインテールの女の子2人に囲まれて困ったりする話。
★月ウサギのメカニック、エリック・ウサコックぴょんによく似た月ウサギ(特別出演)が、クールヒーローのイケメソの軌道人パイロットとメカバトルしたり、月製ウォーカー“モチマル”が死んだ隊長の形見の岩砕棍を手にハッスルしたり、変形する軌道製ウォーカーが湖に落ちたり、最後は分かりあったりする話。(このプロットは脚本に途中から付け加えられ、完成版ではCGでかなり強化されている模様)
ダンディ・ジョーンズシリーズの例に漏れず、この『ダンディ・ジョーンズと失われた天秤(アストライア)』も完全なフィクションとされています。
しかしながら……しばらく前にマディソン氏がAXYZ国際宇宙港でダンディ・ジョーンズの格好そのままで宇宙船に乗り込むところが多数の映画ファンによって目撃されており、実体験に基づいているのではという噂もあります。
なお、マディソン氏と親しく、AXYZ宇宙港でも一緒に宇宙船に乗り込むところを目撃されており、プライベート試写会にも招待されたAXYZ人の少年グリフィン・アーチャーくんが、「あの役のモデルはぼくじゃないですよ。あ、あれは全部ショウ・ディンガーさんですよ!」と、必死にコメントしていたそうです。
トーキョーN◎VA The Detonation 『アストライアの涙』第5次航海
- PC1:松本哲也さん@御禄 和幸(みろく・かずゆき)教授
- PC2:闇司さん@“ダンディ・ジョーンズ”マディソン・フォード
- PC3:天色在人さん@“電脳の語り部”ショウ・ディンガー
- PC4:(特別出演) ねねたさん@“十五夜スパナ”エリック・ウサコック