Rのつく財団入り口

ITエンジニア界隈で本やイベント、技術系の話などを書いています。

「うむ、よい変形だ」:新年一発『13mmの死神 -revival-』2nd

 最近のプレイ記録です。拙作の一応新作シナリオの話になりますが、未PLAYで見ても大丈夫です。


 さて新年最初のセッション。今年はPL比率を増やしたいなぁと思っていた僕が結局涙目でまたRLをすることになりました。w 昨年のクリスマスサバトのイベントで登場した13mmの死神のアレンジシナリオです。
 提示キャストの中から希望順位の高い人物、アクトに似合いそうな人物を選んだのですが、奇しくも僕がRLで見たことのあるキャストが揃うことになりました。ワーイ ヽ(´▽`)ノ


◆     ◆     ◆     ◆     ◆

PC1:“パーティモンスター”溝呂木健吾 (みぞろぎ・けんご)

【レッガー◎●, タタラ=タタラ 35/Male レッガー:アウトロー

 わずか20歳にして幾つもの博士号を極めたる天才。だがギャングに襲われ生死を彷徨い人生を絶たれたことから歪み、暴力を振るう側に回ることを決意した。
 今の彼はパーティモンスター。カーライル・シンジケートの盛大なパーティで味方ごと計225人を爆殺した危険人物。N◎VAの表舞台から隠され続けている、音羽南海子爆殺の真犯人でもある。いつ裏切られてもおかしくない緊張関係の中で、弁天の部下として暴力を振るい続けている。
 外見は弁天のホロタトゥを背負い、傷だらけの顔をしたいつも飴を舐めている眼鏡男。ドラッグを仕込んだ飴玉や各種改造を得意とする技術フェチ。気に入らないとすぐ撃ち殺すも生き返ってくる死者の一族の舎弟は、佐久間君。
 子分一同と共に赴いた危険なバー“ヤロール”。子分たちが唖然としたクライアントの映像は、月の裏側から大宇宙的秘匿回線で送られてきた。かなりKYな宇宙人ゾヲンと、KYのプラカードを持って頼み込んでくるリトルグレイ。バケツで流し込まれる大宇宙的反物質の図解。音羽組の闇と暴力を体現する男は今……大宇宙のパウワァとのファースト・コンタクトを果たす!

Player: なげやり人偏(なげやりにんべん) さん

 昨年もゲーム初めが一緒だったなげやりさんが、なげやりでなく勇者になる気マソマソでやってきました。サァ皆さんびっくり、モノホンの舞台俳優ですよキャーッ!www
 よもやタタラ枠にこんなキャストがやってくるとは思いませんでした。どこを取っても大人の悪の世界を体現している溝呂木。外見イメージは、歌舞伎町で風俗の仕事をしている女マネキンをスカウトするマネキンの男たちを描いた漫画『新宿スワン』の「関」だそうです。なげやりセレクションな漫画です。Web上で僕も第一話だけ読んでおいたのですが、関のアニキまだ出てきませんでした。w
 武闘派レッガーというのは割とよく見かけますが、タタラ枠も狙えるようにした創り方はなかなか珍しいですね。タタラは防御が弱いので既にExp400台、禁断の<※元力:火炎(負)>を最初から所持、<教授>で他キャストに教えたり酒家八船XXを<改造>した飴を作ったり豊富なアウトフィッツで攻めてくる強力なキャストです。
 初対面の人と遊ぶ際などでも要注意、ニューロエイジもマイルドになったDetonation時代ではレッガー導入もずいぶん数が減った昨今。こういう悪なキャラクターはプレイヤーを信頼するしかなく、その点においては元から安心していたので今回登場を願ったのですが。
 途中から悪路線からスラップスティック路線に変更。いい歳のオトナが持つと非常にアレでカコワルい(ピー)を手に子供と愉快な凹凸コンビを形成して大量に笑いをとっていきました。
 そーです。13mmの死神はオトナの世界にあってはならないサムシングを巡る物語。闇と暴力の世界に生きる悪の狼は……新たな世界へ! ウヒョヒョ!


PC2:“聖騎士(パラディン)”相馬 勇輔 (そうま・ゆうすけ)

【カブト◎●, カタナ, バサラ 26/男性】

 ストリートチルドレン生まれ、雷を操る力を生まれつき備えていた青年。力を人のために活かそうとナイト・ワーデンを選び、多くの戦いをくぐり抜けてきた。経験を積んで成長し、己の力の意味を考えるようになった頃。星の都カムイST☆Rに端を発するアヤカシとの大いなる戦い(アヤカシSSS)より生還。犠牲者の血が込められた宝石のペンダントを身につけ、護ることの本当の意味を知った。クリスタルシールドを備えた正統派のカブトで、電磁の力をまとう魔剣“雷神剣”を佩く。
 今回の依頼人はなんと、女優に転進し大人の女性に成長した結城あやだった。近付くコンサートと新作映画の公開をよそに、彼女は意外な顔を見せる。白昼堂々、死んだはずの兄の亡霊の姿を見たのだという。雷神剣と共に数々の敵を倒してきた聖騎士は今……見えざる亡霊とサムシングを追う!

Player: HIRO(ひろ) さん

 懐かしや、我が『セレスタイトの杯』2nd、剣の持ち手の座に推参し今までで唯一(ピーー)と一騎打ちしたパラディンとまた会うことができました。やったーヽ(´▽`)ノ
 密かにオトナかぶと同盟を結んでいるHIROさんのところの相馬 勇輔は雷神剣による攻撃、充実のカブト特技による防御に奥の手の<■突き返し>まで備えた攻防充実の強力なキャスト。今回は依頼人がオフィシャルゲストの女性なのですが、二人のシーンだけはいつまでもシリアスに。彼がいなかったら後にはヒロインぢからとネタぢからとギャグシーンしか残りません。やっぱり呼んで良かったよ!www
 かくしてパラディンは(ピー)を電磁の力で空中で止めたり、(ピーー)の(ピー)を大上段から斬り伏せたりとハッスルするのでした。幾多の敵を斬ってきた雷神剣の戦歴に、加わってほしくないサムシングが加わることに……

 ∩
( ゚∀゚)彡 オトナかぶと!オトナかぶと!
 ⊂彡

PC3:霜村 冬姫 (しもむら・ふゆき)

【マヤカシ◎●, アヤカシ, タタラ 外見16実年齢??/女性 ブランチ未取得】
 世界が傾く前、名も忘れられた小さな村にいた少女。災いに見舞われた村を救いたいという一心の願いは氷の竜の力を宿らせた。雪女として昼の世界では恐れられ、封印されてしばし、より大きな災いが世界を冬へと導いていた。
 聖母殿の奥底に封印されし幾体かのアヤカシの一匹として目覚めた後は、協力を条件に昼の世界に解放され、世界のために動こうとしている。赤い瞳に肩の上で切り揃えた銀髪、和服がよく似合う小柄な少女。災厄前の日本は北の果て、北海道は登別の生まれである。
 近付くクリスマスに近所の子供たちも湧く教会。救世母の見守る礼拝堂で冬の娘を待っていたのは退魔局13課のジョルジョ・ロッソ司祭であった。彼は語る。浄化派台頭時、最初期に活動していた能天使、“黒い手の”ナイジェル・ガーンズバックの姿が確認されたと。いかなる手を用いても抹消せよと。
 様々な冒険を経てきた和服の少女が今……死せる天使とサムシングを求めここに推参する!

Player: アル さん 【/N◎VA】

 勇者の国“すらのば”の唯一の良心のアルさんです。シュッシュッシュッと美しく盛り上がった星杯探索6th、夜の民の座に推参しよき「ヒロイン」だった氷竜の娘がまたしても、物語の舞台に上がることになりました。やったーヽ(´▽`)ノ
 大まかに聖母殿系やアストラル系となっていながらアストラル能力はあってもなくてもよいと書いてある本作PC3枠。中の人は同じ“すらのば”なのに、前回のPC3のエムぢからな やりすぎ神父 とのこのエレガント度の違いはなんでしょうかっ!www
 女優に成長した結城あやがいるとはいえオフィシャルゲスト。やはりキャスト陣にもこうもう1人ぐらい華を配置してヒロインぢからでぐっと華やぐのが物語としては美しいでせう。死せる天使と対峙するシーンや教会での場面も、前回とは打って変わって美しい趣を見せるのでした。
 そして冬姫ちゃんの小さなポイントは衣装が和服なこと。炎の精霊が舞い、危険な死せる天使が世界の破滅を宣言する危険なストリートに、冬の香りをまとった和服の少女が出てくる訳ですよ。一部の和風萌えの向きの方々にはこうぐっとくるものがあるのでしょう。
 ……というひよこ監督の弁を述べていたところ、どーも勇者ケイジくんとついでに中の人が「ふ ー ん (´._ゝ`)」と冷たい眼でこちらを見ているやうな気がしてきました。
 いけません。これは『13mmの死神 -revival-』のDVD版でひよこ監督の音声解説に入っているコメントなのです。小生とは関係ありません。ヘッドライトがぐにょっとうごく4WDの宣伝カーで今年も申し上げなければなりません。


「ざいだんは いつでも えれがんと です! (*゚▽゚)ノ」


PC4:“輝ける魔術師〜ShiningWizard〜”ケイジ・バンデラス

ハイランダー◎●, ニューロ, カブキ 16歳/男性 ニューロ:ゲートキーパー

 キャストであまり見ない“オラクル”をまとい、魔法の師匠のマーリン先生から贈られたという白木の杖を携えた少年。電脳世界は全てが魔法だと主張し、呼吸するように様々な技を操る。<社会:アストラル>すら持っていないが魔法の腕は立つ。
 珍しく真面目にウェブにアクセスしていると、遊びにやってきたのは聖母の娘アルファ=オメガだった。歌の練習をしたいのと語る彼女に少年は、自らの書庫からアイドル時代の結城あやの歌の動画の数々を示す。そして「おっさんホイホイ」タグで検索するのを覚えたアルファは、心配そうに語った。近付く結城あやリバイバルコンサートは、かつてある事件が起こったファイナルコンサートとまったく同じ場所で行われる。何か悪しきことが起こるのではという噂が電脳世界でも囁かれているというのだ。
 輝かしき奇跡の使い手はいま……大宇宙とサムシングを求め舞台に上がる!

Player: hide(ひで) さん

 何気に昨年の遭遇回数がトップだった音楽好きのhideイズムhideさんと今年もまたゲーム初めが一緒になりました。いえーい。
 やってきたのは輝ける魔術師ケイジ。記念すべき 『セレスタイトの杯』第1回 でひろいんから眼を背けて聖杯探索を成し遂げたあの勇者です。いえーいヽ(´▽`)ノ
 <芸術:魔法>で全てのニューロ技を魔法と言い張る可哀想な……いや、未来あるワカモノは第1希望はPC3だったのですが、前回のアクトもニューロでここに入った某 X.ch が動画ネタでもうオモシロすぐるアクトになったので、ケイジくんもたまにはニューロ導入に入ってもらうことにしました。
 PC4はおおむね賑やかし的な役どころになるのですが、今回もいい歳のオトナが(ピー)を使う悪いレッガーおじさんと凹凸コンビ結成。キャスト間の掛け合いがオモシロすぎて全員笑い転げることに。昨年の『fake plastic trees』でゲストとしても出てきたイヌキャストでなくやはり彼で入ってもらって正解でした。青い人は出てこなくても、星の彼方の世界の名において宣言すべきでしょう。そう……ケイジくんは勇者なのです!

 ∩
( ゚∀゚)彡 hideイズム! hideイズム!
 ⊂彡
RL:自分なので何も(ry

 やってきました早くも第2回。
 大河歴史ロマンと魔法と神秘の香りを込め、BGMも荘厳な曲で揃えてどこまでも純えれがんとにした前作の星杯探索。人間真面目になると反動でアフォなことをやりたくなるもので、今回は打って変わって元からイベント用、短めのギャグシナリオとして作っているのですが。
 今回はプレイ環境的にノートPCは無理なのでキャストに合わせた完全チューンなどはなし。笑いを取りやすい小物類を第1回と同じように用意、電池付きスピーカー+iPodでBGMを入れる形にしました。
 ネタシナリオの雰囲気に合わせて曲は明るい曲調のテクノ・ダンス系や女の子のヴォーカルのものなどなどをセレクション。こっそり映画『トランスフォーマー』から何曲か入れています。シナリオの舞台が12月のN◎VAなので、ニコ動からダウソしたクリスマスっぽい曲を入れたりもしました。まあ歌っているのは初音ミクたんな訳ですが。w (台無しだ)
 さあ! はじめましょう、Revolution時代最初期、SSS形式がこれから整備される時代の稀代の迷作『13mmの死神』事件の再来を。煌く銀幕の星となった彼女に再び襲い掛かる災難を。いざ、かつてのレトロ・アイドルが歌う満場のリバイバルコンサート会場へ!
「いわしさんならきっとかっこいいシナリオになるに違いない」……そんな、メンバァの淡い期待を全てぶちこわしにして予想の斜め上に飛翔する大宇宙なシナリオの始まり始まりです。


『13mmの死神 -revival-』


★     ★     ★     ★     ★


 ドレッドヘアの下の黒いサングラスは、何の表情も映さない。悪徳の都に蘇りし死せる天使。その黒い指先で踊る炎。
 そのサングラスが反射した映像は……舞い散る炎の中で、冬の霊気をまとって一人佇む、和服の少女であった。


ガーンズバック「霜村冬姫と言ったな。娘よ、貴様、聖母殿のアーマード・セイントではないな?」
冬姫「確かに私は機甲聖人ではない。でも甘く見るなら、後悔することになりますよ! (謎の構え!)」
ガーンズバック「笑止! 偉大なるアムール様の予言せし滅びの日はいずれ来たる!」


 そしてどこからか聞こえてくるパトカーのサイレン。対峙する2人は一旦勝負を預ける予定だったのだが……ここでパーチーモンスタァの中の人がゴニョゴニョゴニョ。ひよこ監督が了承を出し、ちょっとだけフィルムが巻き戻ることになった。
 ぐるぐるぐる。やってきたのは企業警察SSSのパトカーではなく……アメを咥えたメガネマンの率いる悪のレッガー達だった!


溝呂木「あぁん? 誰だか知らねェが、人様のシマで勝手なことされちゃ困るだよネェ〜〜」
だめ部下「ウホッ! アニキ、このお嬢ちゃん、よく見りゃあけっこう上玉ですぜ(じゅるり)」
だめ部下「ウホッ! 和服に黒髪だ! (*´∀`)=3」


 これ幸いと悠々と逃げ出してしまう死せる天使ガーンズバック。その去り際を見たのは部下ズの一人だけであった……


部下「アニキ!確かに見たんです。オレの目の前で、車が、車が…… (((( ;゚Д゚)))」
溝呂木「オイオイなに夢みたいなこと言ってんだ(パスーン)」
部下「アァぁ……(゜∀。)」


★     ★     ★     ★     ★


 倉庫街の一角。まるで全てが突然消滅したかのように、地面はすり鉢状に穴が空き、建物も一部だけ綺麗に欠けている。どうやったらこんなことが出来るのだろうか?
 そして悪の狼オトナ一匹、溝呂木は太陽系監視局長(自称)から仕方なくもらったサムシングを取り出す。発見せよ、大宇宙のパウワァ!


ケイジくん「おじさん、さっきも使ってたけどその変な機械なに?」
溝呂木「うるせェ! オレも好き好んでこんなことヤってんじゃねェ! クソッ! ヽ(`ー´)ノ」
ケイジくん「ふ ー ん (´._ゝ`)」
溝呂木「てめェ! オレがこんなんやってるの実は見てて面白いと思ってんだろ! ヽ(`Д´)ノ」


 大宇宙式コ◎モ●リー○ーは今日の大人気だった。吸収せよ、地球のレイディオアクチヴィティ!


倉庫のおじさん「いやー千早トイズさんの倉庫が無事でよかったねー。袋が壊れてちゃこりゃ使えないなー。ほれ、キミこの玩具あげるよ。可変戦闘機スーパーライトニングIIだ」
ケイジくん「うわーい ヽ(´▽`)ノ」 ←16歳


 悪の権化パーティモンスタァ35歳とニューロ技を魔法と言い張る可哀想な厨房少……いやいやいや勇者ケイジ16歳の凹凸コンビ、漫才はしばらく続く!


部下の佐久間くん「アニキー、まだ掛かるッスかー? (´-`)y-~~~」
部下「やっぱ和服にはパツキンじゃなくて黒髪おかっぱだよな…… (*´▽`).。oO」
部下「おっ、この玩具けっこう変形がスゴイっすよ!」


★     ★     ★     ★     ★


 唯一オトナっぽくシリアスなシィンを続けるパラディンの相馬勇輔。
しっとりunderworldの曲が流れていた結城あやがもにょもにょを訪れるシィンの後。
 銀幕の星となった歌姫は……またも過去の亡霊と対峙する!


結城あや「うそ……また……兄さん、兄さんよ! 相馬さん、あれは……」
相馬勇輔「待て。俺が行く!」


 白昼夢の如く再び現れる死んだはずの兄の亡霊。突如現れる車。
数年前のファイナルコンサート事件とまったく同じ姿で蘇った兄は何者か?

 立ち尽くすパラディンの元へ現れたのは……


ケイジくん「おじさんっ! ◎ス●ク○ーナー、◎ス●ク○ーナー!」
溝呂木「(相馬に向けると)なんてこった。ビンビンに反応してやがるぜ!」


背景の結城あや「 (・о・ 」 ←ヒいている


★     ★     ★     ★     ★


 事件を繋ぐ糸は互いに結びつきだしたが、決定打が足りない。全員集合したキャストは腰を落ち着けることになった。よくあるアクトだとここで喫茶店となるところだが、本日はエレがつトにがつがつと音羽組御用達の焼肉屋である。凹凸コンビに相馬も加わり、和服で人目を引く冬姫も揃った。


ケイジくん「おじさーん、ウーロン茶お代わりー」
おじさん「あいよー」
部下の佐久間君「(ガチャガチャ)アニキ。この玩具の変形、かなりヤバイ出来っすねー。よく出来てますよ! (☆▽☆」
溝呂木「どうしてウチの組の連中はこんなにバカばっかなんだ…… ・゚・(ノД`)・゚ ・。」


 そこへ掛かってくる電話。ポケットロンを取れば、着信には数字ではなく理解できない大宇宙の言葉。
 そして、舞台はいよいよ、満員の観衆で賑わう木更津メガステージへ。結城あやリバイバルコンサートで面々が見たものは……


大宇宙の力により最高機密である。



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ケイジくん「物語の最後には、希望が必要だと思うんだ」
アルファ=オメガ「うん。アルファも、そう思うの」


 輝ける魔術師、真の勇者シャイニングウィザードであるケイジ・バンデラスの力で、奇跡が起こった。その手の中に蘇る光。小さなそれは見る間に姿を変え、飛行機の形を取ると電脳の空をどこまでも高く、成層圏の彼方へと飛翔していくのだった……


アルファ「なんだかこの場面、昔の映画で見たような気がするの! (*´▽`)」
ケイジくん「いや、それは置いといて……」
アルファ「ありがとう、ケイジくん。アルファ、歌の練習をしてあやちゃんを目指して頑張るの! (*´▽`)」


 かくして聖母の娘は電子の歌姫を目指して頑張ることになった。目指せ、シャ◎ン・アッ●ルか初音○ク!


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 救世母の像の見守る教会で、幾多の魔を退けてきた司祭と災厄前の冬の力を宿したアヤカシの娘は再び出会った。


ジョルジョ・ロッソ司祭「そうか、奴を滅ぼしたか……我らの敵はまだ世界中に潜んでいる。気を抜かないことだ」


 霜村冬姫が外に出ると、孤児院の子供たちが駆け寄ってきて和服の袖を引っ張った。


こども「わーい、おねえちゃんだ〜 ヽ(´▽`)ノ」
こども「あたしたちにも、クリスマスプレゼントが来るといいな〜」


冬姫「そうね、今日はみんなにも贈り物を持ってきたのよ」
こども「ワーイ、なになに〜?」


 余った最後の《タイムリー》で出てきたもの、それは子供たちへのクリスマスプレゼントだった。


こども「すげぇ! これ、トライアンフ社の新型可変戦闘機じゃん! まだ発売されてないやつだよ!(☆▽☆」
こども「すごいすごーい ヽ(´▽`)ノ」
こども「よーし、変形させるぞぅ!(ガチャガチャガチャ)」


 救世母の敵は世界から消えずとも、生まれ変わった結城あやの曲が流れる年末のN◎VAは平和だった。
 冷酷無情に多くの魔を滅ぼし、内外に恐れられる悪名高き退魔局13課のジョルジョ・ロッソ司祭も、優しい冬の娘と戯れる子供たちの笑顔に、ふと表情を和らげるのであった。


ジョルジョ・ロッソ司祭「うむ、よい変形だ ( ´ー`)」


プレイヤー一同「(総ツッコミ)いや、そ れ は な い ( ´∀`)σ)Д`)」


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 コンサートも大歓声の中で終わり、ひと段落ついたオフィス・スターライト。


相馬勇輔「あの時、約束したはずだ。お前を護ると」
結城あや「そうでしたね。女優になってからも難関は幾つも乗り越えてきたのだけど、今回は……いろいろ大変でしたね……」


 彼女はふと尋ねた。


結城あや「ところで相馬さん。あのコンサートのタイアップ企画の(ピーーーーー)ですけど。うちのマネージャーに聞いてもみんな口を閉ざして、私から逃げていくの。最近みんな様子がおかしいし、何か、私に隠してません?」
相馬勇輔「いや、それは……(-∧-;)」


 事態の収拾の見返りに音羽組に強請られて金を払ったことなど、マネージャーたちは口が裂けても言えない。
 その雷神剣もて幾多の人の敵、魔の敵、アヤカシSSSの激闘を潜り抜けてきたニューロエイジの雷の騎士。幾多の敵を屠ってきたその輝かしき戦歴に今回、加わってほしくないサムシングが加わってしまったのであった……


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 一度は可愛く見えた助手のリトルグレイも、今度は憎らしくて仕方ない。BAR“ヤロール”から変わって自室から、月の裏側の軌道コロニーX-55へ通信していた溝呂木健吾は怒り心頭だった。

溝呂木「クソッ! テメェらのせいで滅茶苦茶だァッ! ヽ(`Д´)ノ」
ゾヲン「いやソノ元を正せば軌道がだな……未熟なり! 御門家の科学力!」
溝呂木「あァン? お前、いちいちその決めポーズ付けないと語れないのか? ヽ(`Д´)ノ」
ゾヲン「(眼鏡を直して)いや今回はよくやってくれた、パーティモンスター君。よい知らせだ。キミには太陽系監視局の地球支部エージェントの第1号になる資格が……」
溝呂木「ンなの誰がやるかボケッ! (ぶちっ)」


 通信を途中で切った溝呂木は頭を抱えた。


溝呂木「オレは信じねェ。あんなの絶対に信じねェぞ!(つД`)」


 自らのココロの中に《不可触》。思い出したくない今回の事件は彼の記憶から完全に抹消された。
 かくして、飴玉を咥えた眼鏡男、音羽組の闇と暴力の世界を体現するパーティモンスタァは、オトナとしての体面を保ち、オトナの世界にあってはならないサムシングを忘れてSAN値の減少を食い止めた。
 そして彼は舎弟の佐久間君を従え、スタイリッシュな悪の美学、暴力と闇の世界へと戻っていったのである。


 かくして再び起こった13mmの死神事件は幕を閉じる。そう、人類にはまだ早すぎたのだ……


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 正確なプレイ開始時刻をメモし忘れたのですが、アクト総計時間は前回の4時間15分より長かったですね。4h30mか4h45mか……5h弱となったはずです。
「gdgdシーンがあったからだ……」と主にパーチーモンスタァの中の人と勇者ウィザードの中の人が己を省みていましたが、元から短い話ですしキャスト間の掛け合いがかなり笑いを取って盛り上がったアクトです。あれぐらいでちょうど良いでしょう。
 前回はほとんど丁度良かったのですが、今回は神業が余り気味で勇者な使い方が生まれたりしました。これはExp400点台など、今回の4名の方がデータ的にかなり強かったせいですね。


 なげやりさんから話があったのですが、本作は確かにリサーチフェイズ中のゴニョゴニョの使い方など、細部をはっきりとは決めていない詰めの足りないところがあります。
 理由は簡単、プレアクト情報ページにもちょこっと書いていますが、本作は各枠をスタイルでがんじがらめには限定していないためです。これは入れるキャストの枠を広げ、イベント等でプレプレアクトを楽にする目的があります。(実際、元々のハンドアウトにはPC4にはトーキーかイヌと書いてありますが、入ったら面白そうなキャストから選んでいるため、第1回、第2回とも今のところニューロが入っています)
 そんな感じであくまでメインはネタのインパクトとしているのですが、その回のキャストに合わせてチューンしてゴニョゴニョの使いどころを用意しておくなどの対策を行うことはできます。今回は年末年始ということもあり、準備の時間が取れませんでした。まあ前日何に忙しかったかといえばみっくみくリンリンに忙しかったわけですが。(台無しだ)
 今後リライトする機会やイベントでRLを頼まれた時などには、そのへんも含めて細部をもう少し整備しようかとは思っています。


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 元から短いシナリオなのでhideさんが続いて2本目を持参しておいたという計画もあったのですが、遊んでみればボリューム十分、笑い過ぎてみんな燃え尽きて1本で十分お腹いっぱいの1日となりました。
 まあ僕もRLして成功しなかったセッションというのはもうほとんどないのですが、今回特に「すごく面白かった。新しい地平が見えてしまった」「これからも回して欲しい」などなど目をグルグルさせながら語る声多数。みな大宇宙のサムシングのパウワァに目覚めてしまったよーです。w


 というわけでエレガントなイメェヂが崩れてしまいそうなギャグシナリオですが、今後も機会を設けて何回か走らせていこうと思います。今年もらららオフをやるそうなので、そのへんでRLするのにもよさそうですね。
 そんな、新年初のセッションに相応しいギャラクシィでコズミックな1日でした。
 皆さんお疲れ様でした。合言葉は「うむ、よい変形だ」!www


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