Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

グロス交流会で細胞レベルに『信念』

 最近の『グロス交流会』のプレイ記録です。




 さてらららオフや4thイグナイトも済んで一息ついたある日。サークルグラホパのホグホグのホグ山さんらが中心になってまとめた、比較的小規模の交流会『グロス交流会』に招待されたので参戦つかまつることになりました。
 さぁグロス。いかなる意味が込められているのでしょうか。英語のgross(太りすぎなどの他には総体の意、国民総生産のGNPのGross)かと最初は思って違うなぁと思っていたら。「グ」ラホパと「ろ」らろらと「す」らのばの最初の文字を重ねた名前だったんですね。すごいよグロス! 後になってから閃いたよ!
 目的としては、「ぐら」「すら」「ろら」のメンバーが外部と遊ぶ機会が増えそれで手一杯になり、改めて内部+αで遊ぶ機会を設けようという趣旨があったようです。といっても一参加者から見ると『ららら交流会』とあんまり差を感じないのですがまあさておき。某所に集まって卓毎に行動開始となりました。
 実はこの日は西方から熊道楽さんらが旅に来ていて別口で迎撃が催されており、人が入り乱れて某所公園がタイヘンなことに。ついでにリュウ=レクレスさんの集まりの無我さんが間違ってこちらの輪に来そうになったりいろいろタイヘンな中で始まりました。


 本日は厨房担当の厨房屋EXのchihaya先生がいたので楽でした。昼食は地下にあるパスタ屋で実にえれがんとに洋食メニウを頂くことができました。何度も前を通ったのにこの店に気付きませんでした。さすが時間のある人は違います。こうやって主要駅回りのおもな店の情報を蓄積していく厨房屋ぶり、そこにしびれるあこがれるゥ〜!☆


 さて招待を頂いた折、僕は第一希望をかーらいル・シンジケートこと『ろらろら』のくろさんの『信念』に入れていました。9月のらららオフ5thの折、せっかく準備したのにRL選定から弾かれて悔しい思いをしたのを本人が漏らしていたしなりおですね。かーらい首領どーのの回答がいかにも形式的だったのも感情的に納得いかなかったようです。確かに、「バンドを組んでいつか共にトップを目指すことを誓い合いながら、一足先に仲間を捨てて抜け駆けソロデビウしたヴォーカル担当からの冷たい返事(笑)」的なカンジもありましたからね。なははのは。 ヽ(´ー`)ノ
 僕がもしTRPGの技量向上に熱心な若者だったら同じことを思ったかもしれないので、大規模な集まりのGM確保は難しいなあと思いました。そういうこちらは、またも頼まれて同じシナリオをRLしていましたからね。


 さあ、そんな経緯つきの『信念』を遊ぶ機会がやって参りました。
ならば! こうして別の機会に、全力で手合わせ仕るのがもののふとしての礼儀でありましょうぞ。いざ尋常に勝負を。細胞レベル! 時間管理! (*´∀`)=3



PC1:“曇天の”ケイシ (“クラウディー”ケイシ)

(カブトワリ=カブトワリ=カブトワリ◎● カブトワリ:ガンスリンガー5 34/Male)

 灰色のロングコート、くわえ煙草に無精髭、やる気のなさそうな風貌をした凄腕のガンスリンガー。手に持った赤い傘が得物であり、“ガンブレラ”ショットガンでありながらどんな遠くの目標にも、散弾で精密射撃が行える神技に達した腕を持つ。
 曇りの日にしか仕事をしない気分屋で、灰色の空の下、多くの目標を屠ってきた。
 ある日、助けたストリートチルドレンのセシル。ケイシに教えを受け、少年は美男子のガンマンへと成長した。相棒同士が再会した隅田川検問所地点、だがそこは炎に包まれていた‥‥

Player: アイス・ブラッド(IB)さん 【/N◎VA

 戦乙女の導くヴァルハラか、白鳥の娘のいざなう空中城か。勇者の国“すらのば”のエムどのに続く勇者の氷血屋がやってきました。最近遭遇回数が多いです。近々公開予定のエレがつトなプレイレポ『落日悲歌』でも僕っ娘の不良少女ルカの中の人として大活躍しています!☆
 しばらく行方不明になって多くの人を心配させ帰還した氷血屋からは新キャストが出てきました。このシナリオのPC1はイケメンのカブトワリのセシルたんと同年代の相棒や恋人で行くパターンも、年長の師匠で行くパターンもあるそうなんですね。
 ケイシの得物は、かの『ブラック・ラグーン』の武装メイドのようなことがやりたい人向けなのがありありな“ガンブレラ”。ガンスリンガー5Lvなので超遠まで届き、ダメージも+15点です。ダメージ上昇系は他には取りませんでしたが、<※禅銃><※ピンポイント>に<花吹雪>など充実のワリ特技を揃えています。リサーチがあまりに弱いのでスリーアクションからの銀の目、チアエンジェル、スプートニクの3点セットを毎シーン必死に使っていました。
 3枚別のスタイルが一般的になったDetonation時代、アクトのリソース総量との兼ね合いもあって難易度の高いレクトスは久しぶりに見ました。くろ軍ゲストの圧倒的なプロット枚数が、久々の禅銃ハッスルで少しづつ削られていく光景は久々かつ爽快でもあります。


 さてそんなケイシ、純粋な固ゆで卵としてアクト中もずっと卵を茹でていました。ゆっくり、静かに喋るタイプです。見ていると、言ってはイケナイ言葉が出てきそうです。それは何かと問うならば――「なんだか、IB君のキャストじゃないみたいだ!」www
 Rのつく組織の偵察衛星が捉えてきた氷結世界を思い出してみましょう。里見クンとつるんでハッスルしている爆走警官の市丸怜二クン、萌えっ娘不良少女の“クラブ”のルカ、萌えトーキーのミウミウおねいさん‥‥いやいやさにあらず。
IB世界とは思えない位オトナかぶとだった白眉司や、我が星月夜作戦で唯一の男性フェイトだったクレッシェンドのREN、そしてこのケイシ。探せばこんな人物たちもいるのです。それでもぱっと思い浮かんでしまうのは、やはり‥‥ (ノ∀`)
 嗚呼、人間はかくも先入観や印象に囚われてしまふのでしょうか。このような偏見は超遠距離からデスナンバー狙いでデトネイトしてもらいましょう。
 かくして固ゆで主人公が灰色の空の下、信念の物語へと足を踏み出すのでした。


PC2:“金龍の瞳の”ミア・ウェイ

(フェイト◎, カブトワリ, バサラ● バサラ:ブラッドライン 23/Female)

 中華街で探偵事務所を営む若い女探偵。叔父である中華街の名士トニー・ウェイに二挺拳銃の手ほどきを受け、独り立ちすると探偵業を開業した。黒髪、きつめの目鼻立ちをした典型的な東洋系の女性。
 念動力の異能力を持ち、古代の風神の靴と共に重力を無視した体術を操り、二挺拳銃の弾丸の軌道を自在に変えて戦う。男運がなく、割と不幸。
 ある日、ウェイ探偵事務所で観ていたTVニュース。なんと、知り合いでもあった拳で語る弁護士メロス・グッドマンが、テロリストとして逮捕されたというのだ‥‥

Player: 自分なので(ry

 ミア姐さんが2枠を担当することになりました。最頻出のフェイトなので使用回数もアレクぽんらに迫っているのですが、おっと調べると今年になって使うのは初めてですよ。というわけでマインドをセッティングしてから本番に挑むことにしました。
 キャスト構成からも大方予想はついたのですが、本番アクトでもケイシとサリュートが延々と卵を茹でていました。ここは賑やかし役に回った方がよかろうということで、キリーとちょっとコミカル風味のコンビを組むことにしました。お陰で細胞レベルのホーリーマンの設定をたくさん話の種にできましたよ。いやー、PC3は楽しいなぁ〜 (´▽`)y-~~~ ってPC3はキリーだよ!
 最近のマイナーチェンジとしてはジンロンの瞳の力がサイバーウェアですが“月眼”相当ということになりました。ゲストの台詞とうまく対応できたのでよかったです。


PC3:“Heaven's Dog”キシュアス・クロー

(イヌ◎, ハイランダー, マヤカシ● 20/Male)

 愛称キリー、機動捜査課所属の若手隊員。ふだんは職務に真面目でないところもある至ってふつうの若者だが、“キリーの異次元ポケット”と仇名されるほどの、何もないところからのアイテム創造能力を持ち、持ち前の強運とともに事件を解決していく。
 その正体は聖母殿や各勢力から監視対象とされるほどの第一級指定聖人、細胞レベルで聖別されたホーリーマン。日常的に奇跡を起こす能力を持つ聖人だが、本人は普通の能力と思っており、アストラルでなく街の正義のために警官を志した。
 スラムとの境目にある墨田川検問爆破事件。容疑者はなんと熱い正義の弁護士として知られるメロス・グッドマン、有罪確定を目前にしたやり手の検事は“狩魔検事”こと天津豪。だが千早冴子課長は語った。天津豪に関する暗い噂は真実かもしれない、事件の裏には彼が介入しているのかもしれないと‥‥。細胞レベルで聖別された天国の猟犬は、真実を求めて人界を走る!

Player: chihayaさん 【chihaya's blog】 (ほぼ[mixi]へ移行)

 さァ全国の皆さん。アクトにおいて時間を管理していますか? アクトを聖別していますか? ご存知、細胞レベルで聖別された天国の猟犬が厨房屋から登場しました。繰り返しましょう。細胞レベルで聖別ですよ! 細胞レベル! 時間管理! (*´∀`)ノ
 初めて会ったのは2004年のぐらほぱ定例会、シンジケート首領御自らによる『囁き落とされた無垢の唄』にてでした。自分で書いたレポを自分で読んで笑ってしまいました。www


 さあ当時はよく計算すると経験点がマイナスだったキリー、今度はちゃんとExp2になりました。ささやかな<幻覚>攻撃や<謎のプレゼント>が主武器のキリー、最大達成値も精神戦で21というつつましさです。潔いですね。といいつつ僕もMAX25を超えるキャストは平気でいますが!www
 そんなささやかなExp2の天国の猟犬ですが、低経験点でもどんなに夢のある設定も細胞レベルの設定も妄言の数々も許されるのが、ダイスゲームでないN◎VAの楽なところ。細胞レベルのホーリーメァン登場ですよ! 繰り返しましょう。細胞レベルですよ! (*´∀`)ノ
 あとで聞いたところ前の日も業界人含む超豪華面子の洋ゲー『Boot Hill』の日で本日は調子がイマイチだったそうですが、アクト中はそんな様子は見えない細胞レベルでした。出てきたのはパンツァーグレネードにパンダにあげた笹の葉に、5つまでいったポケットロン。ふだんはレコードシートの追加装備欄に「聖別された物品リスト」がいっぱいになるそうです。
 今日はいっぱいにはなりませんでしたが十分でしょう。Rのつく組織の息の掛かった人物は人の設定を拾うのが好きなので、ミア姐さんの話し相手としては非常に愉快なバディになりました。

 さあ全国の皆さん、繰り返しましょう。細胞レベル! 時間管理!  (*´∀`)ノ


PC4:“WW”サリュート・シーズ

http://hatabata.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nova_d/db.cgi?mode=profile_mode&number=151
(カゼ◎●, レッガー, カブトワリ カゼ:ワールウィンド 37/Male)

 元北米軍の兵士にしてカーライル・シンジケートの構成員。かつては暴走族LIMITSの幹部だったとも言われる。強行偵察用に与えられた業物バイク、災厄前のハーレー・ダビッドソンと同じ外観の大型バイクに乗って荒野を疾走する。大きな拳銃を持ち、無精髭にバンダナの昔の映画に出てきそうなアメリカ系男性。謎のトランプを持っており、カーライル円卓騎士団の一人だとも言われている。走り屋の時はWWはワールウィンド、マフィアの時はワイルド・ウィンドを意味する。
 ファミリーの大規模作戦を指揮していた“ビショップ”ことロバートが狙撃されて命を落とした。家族の死に、復讐の魔弾は始末を命じる。そして、墨田川検問爆破事件にも絡んでいた狙撃容疑者は‥‥

Player: SYSさん

 一心不乱のSYSどんどんです。またまた卵を茹でている親父が出てきました。サリュートは傭兵や走り屋、カーライル系の導入用のキャストで、ムラマサ+専用機で55expのアーマーも堅いバイクにまたがっています。<片手射撃>が何でいるんだろうと思ったら、アメリカンにビッグなハンドキャノンのコンバットマキシマムには必要だったんですね。オラのキャストも使ってるけど右腕サイバーアームだから忘れてたよ!
 キャストが揃った段階から予想もできましたが、PC1のケイシとサリュートがコンビを組む形になり、親父二人で延々と卵を茹でていました。茹でる時間が長くてアクトの時間が実際より長く感じたほどです。バイクが堅いので最後の戦闘ではキリーも後ろに乗って走り回る形になりました。
 アメリカーンなので気取って英語の台詞も幾つか言っていましたが、気取るとイントネーションが逆に不自然で、あまり格好いいシーンとしては印象に残らなかった感じです。


RL:くろさん 【coyote, colored darkness

『信念』プレアクトテキスト

 さァ今をときめくかーらいル・シンジケート、首領がいれば隠し球もいて自称底辺もいるのです。最近はろらろら繋がりのTRPG初心者メンバー「ファルコンパンチ」を相手にRLをがむばっているという、くろどのがやってきました。
 数回に及ぶ実アクトを経てリファインが繰り返され、シナリオ名も簡単なものに変わった『信念』。なんと、プレアクトテキストもちゃんと印刷してきました! トレーラーとハンドアウトのほかにちゃんと主要ゲスト一覧もついています。
 あまり見かけないメソッドですが、プレアクトでは自分の分のハンドアウトをPLが読み上げる(&キャストに合わせてアレンジ可)という方法が取られました。くろ先生によると自分で読むと印象が残るかなということでした。
 この日は喉の調子が悪かったそうなんですがそれを感じさせない熱演でした。本気の気合をビンビン感じます。うむ、思い起こしてみれば、シンジケートの鬼才・ペロきちどのも ノレパン一世ネタ でだいぶ受けていました。

 ノレパンあればくろぱわーあり。つまり何かと言うならば、いま、シンジケートが熱いのです!☆ クク、来たぞ、来たぞ!


 かくしてグロス版『信念』が始まることに。ジツは敵も味方もカブトワリ祭りなのですが、クラウディーのケイシは傘ショットガン。ゲストの(ピー)はメインはオートのSMG。ミアは二挺拳銃、サリュートがビッグなハンドガン、そしてキリーはもちろん聖別されたサムシングの数々。うまく得物が別れることができました。
 外だけでなく中の人も濃い面子が集まった気がいたしまするが、かくして運命の舞台に幕が上がるのです。




『信念』

〜アクト中の細胞レベルだった一幕〜


★   ★   ★   ★


くろ先生「こういうことで狩魔検事は生きた伝説でありながら黒い噂ばっかりなんです」
キリーの中の人「うむ、細胞レベルのキリーに相応しい相手だ (;゚∀゚)=3」
くろ先生「あのー、RLの処理能力が追いつかないんですが」
ミアの中の人「むしろ 放置  (っ´▽`)っ」


★   ★   ★   ★


 そしてアクトが始まると‥‥


とあるゲスト「意義あり!(ずっしーん)」


 飲み物が揺れるほどの本気の机叩きである。今日のくろわーるどは本気だ!


★   ★   ★   ★


 曇り空の下。少年を取り囲んだ大人たちは、銃を抜いていた。


ケイシ「軽いな。お前たちの銃は重みを背負っていない」
悪漢軍団「‥‥誰だお前は? (`Д´)」
ケイシ「守る家族はいるか。いれば助けてやる」


 そして相手が撃つのを待つケイシ。何故かというならば‥‥<※自動反撃>で手札交換を狙っていたのだ!


★   ★   ★   ★


 ニュースを見て急いでミア・ウェイが留置場に駆けつけると、士気喪失ぱわーを食らったメロス・グッドマンがしゅんとしていた。公式設定では身長296cmと人外の域に達しているメロスだが、今日はなんだか様子が変だ。

ミア「ちょっとメロス。なんか、あんたらしくないっていうか‥‥背が縮んでない?」


★   ★   ★   ★


 機動捜査課のキシュアス・クローも、同じニュースを見ていた。


キリー「あのハゲ親父がねえー。あれ、ポケットロンはどこだったかな。そこらに転がってるかな」


 なんと、キャストの常識ともいえる連絡手段のポケットロン。キリーは買っていなかったのだ! 全て謎のプレゼントから勝手に現れ、本日は計5つを達成!


★   ★   ★   ★


 ロバート・ジョンソンの葬式には多くの参列客がつめかけた。


クーゲル「お前にとって家族とはなんだ」
サリュート「すなわちファミリーだ」


★   ★   ★   ★


 そしてケイシとサリュートは、延々と卵を茹でるシーンばかりだった。
黒人女性が歌い、サックスが響く場末のバーにて‥‥


サリュート「ロバートは兄貴だった」
ケイシ「それが美徳か、否定はしない」
サリュート「次は晴れた日を祈る」
ケイシ「いや、いっそのこと、曇っていることを祈るよ」


★   ★   ★   ★


天津検事「正式な報告書もこれだけだ。つまりお前は、仕事をしていないということだ! (`Д´)」
キリー「やだなー、ちゃんとしてますよ〜 (;・∀・)」


ミアの中の人「今ゲストが、いいこと事言った!」


★   ★   ★   ★


 そして明らかになる、シェイド孤児院の名‥‥

ケイシの中の人「ソードワールドの最強魔法だ!」
ミアの中の人「ダークエルフに撃つと効くぞ!」


★   ★   ★   ★


 ケイシは、ウェットシティのホテルで道を同じくするとある人物に遭う。


ケイシ「お前の流儀を、今回だけ曲げてほしい」


 そしてサリュートのモニョモニョで一斉にモニョモニョの男たちが立ち上がり‥‥


ケイシ「もう少し楽しんでいけ(ずきゅーん!)」


★   ★   ★   ★


 新宿インペリアルパーク。キリーの4次元ポケットはまたもホーリーメァンの力を見せる。


キリーの中の人「じゃあパンダが謎の生き物ということにします」


一同「みんな! chihaya劇場が始まるよ! (;゚∀゚)=3」
一同「ママー。ボク、ポップコーン買う! (*´∀`)ノ」


★   ★   ★   ★


 そして物語は思わぬ展開を見せ、ミア・ウェイと一緒についてきたキシュアス隊員は、調査系キャストのリサーチ後半の舞台として御用達の喫茶店“エトワール”へと入る。そしてとある人物から差し出される、プラチナム相当の無記名クレッドクリス‥‥


ミア「(手にとって) なるほどね。確かにこの街には、黄金に目がくらむ人間は多いよ。でも、あたしの金龍の瞳はごまかせないよ(きらーん)」
キリー「ミアさんが、黄金をうまく掛けたぞ!」


★   ★   ★   ★


 そして弾痕がそこかしこに残る某所で始まる戦闘。ゲスト陣は、(ピー)からの(ピー)、(ピー)によるAR集中や(ピー)による(ピー)代行、高い(ピー)レベルなど、システマチックにトリッキーなくろわーるどの趣向が凝らされたよく作り込まれた敵だったのだ。シンジケート所属じゃない人物もいるけど、さすがシンジケート! (*゚▽゚)



 装甲のあるメリケンおやじバイクの後ろにキリーが乗り、パンツァーグレネードを前後逆に撃ちそうになったりしている中、銃撃戦の中にミアが飛び出す。大きく跳躍、横の柱から方向を変え、ワイヤーアクション撃ちで弧を描く弾丸が殺到するが‥‥


ミア「まさか‥‥(ピー)が影響を受けている?」


 滅多に使われているところを見ない意外な伏兵アウトフィッツ、(ピー)が保有する(ピー)のペナルティに一行は全員が思わぬ苦戦を強いられる!
 ぶっちゃけ、Rのつく財団の中の人は実アクトでは初めて見たぞ!


 そして、一般のアクトでは見せ場の平等な分配からもそれほどは見ない禅銃による複数回攻撃。本日は本気でないとまずくなってきた。ケイシのガンブレラから、<禅銃>3Lvの安定した射撃が次々とハッシャ! 防御を固めている(ピー)や(ピー)からプロット札が徐々に消えていく!


一同「花火のようだ〜 (*´▽`).。oO」
一同「たまや〜」
一同「かぎや〜」


 台風の目の如く(ピー)の力が効いていない安全地帯。その真上で曇りの空が荒れ始め、四海龍王の加護を受けた力学カタストロフが垂直方向から元凶の(ピー)を破壊!


ミア「これでどうだ! 行くよ、デッド・レディ!」


 (ピー)の戒めから解放されたミアが跳び、空中から銃撃を浴びせる。がむばった達成値の差分乗せでようやく(ピー)の防御が崩れ、(ピー)消費、そして幾つかのアクションが交差し‥‥



 そして(ピー)同士の対決、向けられるガンブレラ。


ケイシ「これで、終わったと思うか」


 1発と見せかけて豪華に《とどめの一撃》2発! (ピー)が防ぐかに見えるが‥‥


キリー「弟子は師匠を超えられない!」


 《ネメシス》の力が自然に(ピー)を防ぎ、成立。(ピー)はゆっくりと倒れるのだった。ダメージは、21番。


ケイシ「‥‥セシル。今日は、いい天気だな」


★   ★   ★   ★


 サリュートがケイシに銃を向ける。

サリュート「だが、弾切れか」
ケイシ「こちらも弾切れだ」
サリュート「グッバイ、クラウディ」
ケイシ「グッバイ、ワイルドウィンド」


★   ★   ★   ★

 警官の身分を剥奪されてしまったキリーは、最後となった機捜課オフィスで、身の回りの物をダンボールに詰めていた。


キリー「ここともお別れか〜 (゚ー゚)」


キリーの中の人「でも引き止めてください (っ´▽`;)っ」


冴子課長とくろ先生「どうやって引きとめようかなぁ〜」
キリーの中の人「どうやって引き止められようかなぁ〜」


一同「「「chihaya先生ははしたないなぁ〜 (´ー`)y-~~~」」」


 そしていろいろあって見事ブラックハウンド機動捜査課に復活したキシュアス・クローは、ぴかぴかの支給物と共にルンルン気分で帰途についていた。
 と、何やらにやにやしながら待っていたのはしばし行動を共にした女探偵だった。


ミア「よっ、キリー。あれ? もしかしてあんた、警官に戻れたの?」
キリー「いやー、そうなんですよミアさん〜」
ミア「へえ、じゃあそんなあんたの復活を祝って、贈り物をあげるよ」
キリー「なんですか?」
ミア「えい  (´ー`)/>>☆」


 それはクライマックスのここ一番でケイシに射撃アクションの出番を譲ったことで余った《とどめの一撃》のちからがこもった聖なる水鉄砲だった!


キリー「酷いじゃないですかー (´▽`;)」
ミア「おっ、やっぱりぜんぜん効き目がないんだね。あたしの叔父さん、教会に知り合いがいるから、シスターさんにもらった聖水を込めてもらったんだ。全然効かないんじゃ、やっぱり、キリーは細胞レベルのホーリーマンなんだね〜」


 二人はしばらく話をした。タイプの異なる5種類のポケットロン、笹の葉、ラケッテン・パンツァーグレネード、様々なものを出してきた第一級指定聖人は出すものに困ると、最後はエレガントに花を手の中から出してきた。


キリー「じゃあミアさんには、この花をあげましょう」
ミア「(目を丸くして)ちょ、ちょっと待ってよ。キリー、あんた、そんなキャラだったっけ?」


★   ★   ★   ★


 ケイシはカール・シュッツという人物とコネを持っている。復讐の魔弾、クーゲルとして災いの街では呼ばれている男だ。二人は師匠を同じくしていたという設定になったのだ。


ケイシ「オレはこの街が大嫌いだ。お前の妹もそう言っていたそうだな」


 二人は酒をかわしながらしばらく語り合った。


クーゲル「久々に美味い酒を飲んだ」
ケイシ「久しぶりに俺の中に雨が降ったよ」


 そしてガンブレラ使いは、超新星の街を眺めると、眠る若者に向けて言った。


ケイシ「‥‥セシル。お前が守りたかったものは、俺がきっちり守る」


And so, curtain dropped,
in the end of story of Faith ...



★   ★   ★   ★


 かくして信念の物語は終了。卵を茹でるシーンが多く実際より長く感じたメンバーが多かったようですが、実時間4.5hぐらいでしょうか。ゲストもエキストラの(ピー)さん含めキャラが立っていた人物が多く、キャストも卵茹でチームと細胞レベルで賑やかしチームとうまく別れ、よいアクトになったと思いまーす。かくて、今熱いシンジケートのくろわーるどを見る約束は果たされたのだ!


 けっこう時間が余ったのでその後珍しく、N◎VA界の人物群の変遷の話になったりしました。もう時効なのでよかんべえと昔の公認RL認定証を見せたらもう知らない人もいましたよ。まあ、僕もなるべく自分のことを声高に語らないように、プレイ記録を作るなら自分より他人のことを書くようにしていますからねー。
 学生のプレイ頻度と収入状況、バイトしないでゲームをやりまくれるいいご身分の人とそうでない人の話は、なるほどそうだなあと思いました。昔を振り返ってみると、僕も親の援助をまったく受けずに奨学金とバイトだけでやりくりして来たのでけっこう大変でしたからね。


 その後は閉会のアイサツ、二次会もあったのですが翌日が平日ということもあり集まりが悪く、残ったメンバーは適当にファミリーレストランへ流れるということに。
 二次会では同時多発ペロりずむなどいろいろイベントが起こったよーですが、ホグホグさんにイグナイテッドのレポが今晩完成するよーと伝えたり、てんじきズム『魂に刻まれた記憶』12thに参加の約束を交わしたりしつつ、場を辞することにしました。
 勇者の国“すらのば”のアルさんと久々に会ったので就職してからどうですかと話をしたり。今日使ったキャストを知っていて勇者の国からRのつく組織の人物についてけっこう偵察が及んでいるのを知ってガクガクしながら終わるのでした。まる。
 皆さんお疲れ様でした。


 次は‥‥シュッシュッシュッなエレがつトレポがもうすぐです!☆

グロスなリンク集〜