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ITエンジニア界隈で本やイベント、技術系の話などを書いています。

【雑記】リモートワークを初体験してみました

リモートワーク!

 エンジニア界隈でも勤務形態の話で何かと話題になるリモートワーク。近年の働き方改革の影響で僕の会社でも前から制度はあって、最近時々使う人が増えています。2020年のビッグイベント時に本格的に導入するために下の運動にも参加しており、みな交代で1週間やってみようという事になって僕も最近1週間試しにやってみました。このエントリではその時のことを書こうと思います。

teleworkdays.jp

 ここの集計を見ると参加した業種ではやはり情報通信業がトップですね。本社の所在地は東京を除くと次が大阪、神奈川でした。
テレワークのテレはteleで離れた場所で働くことで、世の中では「テレワーク」も「リモートワーク」も両方使われていますね。僕の弊社では実は正式な呼び名は「テレワーク」なのですが、ITエンジニア界隈の会話では圧倒的に「リモートワーク」が多いのでこの記事ではこちらを使います。

 マシン環境的には仕事用のWindows10のノートPCを家に持ち帰ってWifi接続、専用ソフトでイントラネットに繋がってリモートデスクトップで仮想PC(AWSVPCじゃない方のVPCVirtual PC)に入り、その中で仕事という形態です。仮想PC内は最近ようやっとメモリ8GBになってエンジニアの基本的人権のアレが守られるようになりました。
 当方は小さな子供あり、奥さんは時短勤務中、子供は昼間は保育園、カフェやコワーキングスペースでなく家でリモートワークを試してみるという環境です。一人暮らしの方、配偶者あり子供なしの方、祖父母など同居人がいる方、子供が昼間家にいる方、子供の年や手のかかり具合などなど、家庭環境によってかなり話は変わってくると思いますので適宜読み替えてください。

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リモートワーク最高!なところ

 振り返り手法のFun/Done/Learn法のFun的なところを書いてみます。

通勤時間を他のことに使える

 よく上げられる利点ですね。朝もいつもよりゆっくり寝ていられるし、電車が混んでいたりすることもないし、雨や台風諸々の心配や逆に暑い日に汗をかいたりもありません。僕がお試しリモートワークをしたのはちょうど梅雨明け前の雨が降ったり止んだり→梅雨が明けて快晴、今度は猛暑!の一週間でしたが、この天候から来る心配からも解放されました。
 エンジニア界隈だと満員の通勤電車がやだという声をよく聞く気がしますが、このストレスが減るのは大きいと思います。

家族との時間が増える

 こちらもご家族がいる方がよく上げる利点。だいたい通勤時間の分で増えた時間を家族との時間に使う方が多いようです。僕も朝の保育園送りを1週間担当して嫁氏が楽だったと喜んでいました。帰りのお迎えもだいたい一緒に行ったのですが、両親が一緒に迎えに来たのを発見すると子供も「まま!とと!ばーいばーいばーい!」とジャンプしながら喜んでいました。
 なおこの子供氏の台詞の「ばーい」は、解読して人間の言語にconvertすると別れの挨拶ではなく「ワーイ」的な喜びの感情を示す意味であります。

他人を気にせず振る舞える

 僕のとこの弊社もクールビズだしあまり服装はうるさくないのですが、着替えなくてよいのも楽です。Tシャツにユニクロのリラコに素足とかそういうリラックスした格好で、エアコンの効いた快適な室内で仕事をすることができました。
 リモートワークのスタイルも色々あって、カメラで互いを写しながらコミュニケーションをとったりする所もあると思います。そういうシーンで寝起きのままとか人に見せられない格好で仕事に入るのもそれはそれでまずいと思いますが、物理的に出社したり電車に乗ったり街を歩いたりする時ほど気を使わなくてよいのは楽です。

ある程度時間を好きに使える

 打ち合わせなど時間の決まった予定がない限り、これもかなり大きいです。朝に保育園からぴゅーんと帰ってきた後に軽くシャワーを浴びてリフレッシュしてから机に向かう事もできるし、トイレが混んでることもないし、突然かかってくる電話で集中が乱されることもないし、休憩も自由な時間に取ることができます。
作業のきりの良いところで一息つきたくなるのは、正確に何分に1回とかではなく作業によってその都度変わるわけですが、望むときにこのオンオフの切り替えを取れるのは大きいですね。

 なおリモートワーク中ならではの休息手段として、Twitterで反応のあったVTRryoさんがオフトゥンダイブのテクニックを伝授してくれました。時間限定のダイブ、これ確かにかなり効果があります。

 本当に眠いときは無理して我慢するより少し仮眠をとった方が良いのは確か科学的にも証明されていたと思います。
神の領域に君臨するGAFA四騎士の居城を始め先進的な企業などで、仮眠用の部屋があったりヨガとか体操とかスポーツとかいろんな気分転換の設備が用意されている企業の話はよく聞きます。生産性や創造性を高める工夫を自力でも試せるのは、リモートワークならではですね。

生活拠点である家の設備が活用できる

 オフィスに共用の冷蔵庫があったりする会社さんもあると思いますが、このへんの家の設備が使えるのも何気に大きいです。
昼にコンビニスイーツが食べられる!とかドリップで淹れたコーヒーが平日なのに飲める!とか嫁氏がこの前買ってきたハーゲンダッツのアイスが平日なのに食べられる!とか普段は平日はやめてるけど翌朝の心配がないから夜に一杯やっちゃう!とか(これはもはやリモートワーク関係ないw)、そういう意識の低いヨロコビに浸っていました。まさに愉悦……

静かな環境で集中してパフォーマンスを出せる

 これがかなり大きいですね。「フロー状態」とか「ゾーンに入る」とか言われる話に近いですが、ITエンジニアの仕事では割り込みの入らない環境で集中して作業できたときによく仕事が捗ることがあります。

フロー (心理学) - Wikipedia

 僕は家で机に向かっているときはBGMにApple Musicで好みのエレクトリックやアンビエントヒーリング系の音楽をゆるく流しながら何かしているときに「おっいま集中していい感じにやれてるな」と自覚する時があります。この状態を仕事でも発揮してシュッと仕事を進められたのは大きいです。リモワ中は主に、開発進行中のとあるWebアプリケーション開発のバグ対応や仕様変更対応の実装・テストをしていたのですが、集中してかなり捗った自覚がありました。
 この集中した状態に入れる環境や条件は、例えば音なら本当に無音が良い人もいるし、カフェのざわめきや同僚の談笑など少し音が聴こえた方が良い人もいるし、他にも目に入るものや匂いなどなど、一人一人違うものだと思います。リモートワークだとこの個人ごとに違う集中状態に入れる条件を満たしやすいのが利点ですね。

やってみての気付きや学び、問題かもしれないところ

 続いてFun/Done/Learn法のLearnや、KPT法のProblem的なところを上げてみます。

リモートワーク環境の準備・調整が必須

 事前にやっとけという話なのですが、自分はこれが不十分でした。まず家にあるWindowsマシン用の大きいディスプレイがあるのでこれに繋げてデュアルディスプレイで仕事しようと適当に思っていたのですが、会社のノートPCと繋がるケーブルがないのが前の日に発覚。雨の中を自転車で電気屋に走って最初はD-Sub15ピンケーブルをGet。
 ところが1日目に繋いでみたら画面の自動調整が常にかかってチカチカして作業にならず、諦めてノートPCの小さい画面でストレスフルに作業。夜にまた雨の中を自転車で電気屋に走って今度はデジタルのHDMIケーブルを買ってきて、これは良好に動作して2日目からはデュアルディスプレイで快適に作業…となりました。
 同様に1日目にSkypeの画面共有で小さい画面を見ながら電話で打ち合わせをしたらかなりストレスフル。これはUSBヘッドセットを買ってきてその後Skype会議に参加したら両手が空いてだいぶ楽になりました。家のWiFiは5GHzでこちらは特に問題は起こりませんでした。
 というように、やってみると設備面でもいろいろあって事前のセットアップは必須です。まずは机の上を綺麗にしておくとか部屋の掃除をしておくのも大事ですね。

 普段からリモートワークの形態で働いている方のブログや、弊社のエンジニアの働き方の紹介…なんかの記事でも、巡ってみると皆さん様々な工夫を凝らしていることが分かります。専用の仕事部屋を用意したり、ディスプレイやキーボード、椅子に徹底的に拘ったり、マイクも高級品にしたり…。本格的にやるならこのへんも色々工夫のしどころがありそうですね。とりあえず椅子はいつかの機会に変えてみようかな……。

昼ごはんが意外とめんどくさい

 ふだんは打ち合わせなど外出していればどこか、そうでなければ会社の社員食堂で食べているのですが、これがないのが意外と大きい。ワタクシ料理をしてないもので、もう5日間毎日、前の日の夜に買っておいた適当なコンビニ飯というパターンでした…(苦笑)
 後片付けも意外と手間がかかったりします。こうして考えると、昼休み時間に移動して食堂なり外の店に入るなりして短い時間で食べ物が出てきて、後片付け不要で他の行動に移れる環境があるというのは便利なのだなあと思います。

最初は違和感をかなり感じる

 さァ静かな環境で集中して作業だ……と机に向かうのですが、会社で机に向かっているときに比べると最初はかなり違和感を感じました。世間や会社から隔絶された環境で自分一人だけがいるような孤独感を感じたり。傍らのスマホがぴこーんとしたりTwitterの通知が来たりすると、あっ自分はまだ繋がりを保っていて忘れられていなかったんだ……的に安心する不思議な気分になったり。

 そんなぼっちエンジニアに絡んできてくれたありがたい方との会話で違和感の正体がなんとなく分かりました。上の話のように、進んでいる会社さんですとSlackに雑談用のチャンネルがあったり、オンラインでもテキストでコミュニケーションする形態が一般化しているところもあると思います。しかしJapanese Traditional Big(以下略)な僕のところではこういう文化はなくて基本はフェイストゥフェイスの会話です。(R&D系の進んだプロジェクトなんかだと一部やってるところもあるかも)
 なので周りで会話が聞こえるのが普通という環境にいるので、静かだと余計に違和感を感じたのですね。
 平日昼間の昼休み時間帯を除いた午前午後、一般的には仕事をしていそうな時間にツイートをしているエンジニア界隈の方々の何割かは、こういうリモート形態で働く傍らで呟いたりしてるのかなあとふと思いました。

 上の環境準備の話とも繋がりますが、作業環境の違いというのも意外と大きいですね。僕は幸いオフィスワークでも肩こりとか腰痛がない人なんですが、作業する机の高さの違い、椅子の高さの違いなんかが最初はけっこう気になりました。

定期的に休憩して集中と休息を切り替えた方がよい

 邪魔が入らない環境で集中して作業できるのは素晴らしいのですが、エンジニア的な作業だとついつい集中を維持してやりすぎて疲れることがあります。こうして考えるとオフィスで時々誰かが話しかけてきたり割り込みが発生したり、誰かの席やミーティングスペースに行ったり、昼や決まった時間にチャイムが鳴ったり、諸々のイベントが起こるのはあれはあれで意味があったのだなあと思います。

 エンジニアかつアニメファンな方に根強い人気を誇るSHIROBAKOネタ……!これは休憩手段が万策尽きたらやるしかないですな……
 と絡んでくれた方々の話もあって休息の重要性に気付いたので、僕も1時間に1回ぐらいは小休止するようにしました。軽くシャワーを浴びるとか体操するのも良いですね。デバッグなどで行き詰まったら散歩してリフレッシュするとよいのは書籍などでも見かけますが、そのへんを歩き回るのもよさそうです。

 ポモドーロ・テクニックの実践というとジョン・ソンメズさんの『SOFT SKILLS』にも詳しく乗っていました。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

iwasiman.hatenablog.com www.newsweekjapan.jp

 25分集中して作業したら5分休んでこれを最大4回、そのあとはもう少し長い時間休んで一日最大8セットぐらい……という時間管理術です。エンジニア界隈でも時々実践している方も見かけます。僕はちゃんとやったことはないのですが、こういう工夫はリモートワーク中だといろいろ試せそうです。

対人コミュニケーションは改善の余地あり

 これは慣れていないのもあり個人の感想になりますが。人とのコミュニケーションはまだまだだなと思いました。軽い進捗確認的なやつをSkypeExcelの表とか共有しながら電話で会議したのですが、これがもういつも通り口頭でやったらすぐ終わるようなことにかなり時間がかかってストレスフル。口頭でやったら起こらなさそうな認識の齟齬も起こりがちです。
 その後、庶務的な共有事項を聴く部会議的な集まりがあったときは安いヘッドセットを試してみて、こちらはうまくいきました。ヘッドホンが片耳でもう片方は支えるだけのやつにしたのですが、これは両耳の方が良かったかなと後で思いました。

 昔からインターネットを語る時によく話題になりますが、オンラインのテキストコミュニケーションもいろいろ要注意ですね。お互いの様子が分からない訳で、僕も一度ものすごく集中して作業している時に割り込みが発生してしばらく相手とテキストで会話してなんか言われて、「その余計なひとこといらんわ~!」とイラっとしたりしました。(笑)

 このへんのコミュニケーションの話は、先日拝読して記事にした技術書典6本のzuckeyさんの『チーム開発1年目の教科書』や、ネットのいろんな記事で見ることができます。心理的安全性に配慮した表現にする、絵文字を使って柔らかくするなど、様々な工夫がそれぞれの現場でなされているかと思います。

iwasiman.hatenablog.com

仕事モードに入るスイッチを意識する

 さあ始めようと机に向かうのですが、最初のうちは何かいつもの手順が抜けているような気がしてエンジンがかかり始めるまでに違和感を感じました。
 考えてみると普段は仕事を始めるまでにやっている所定の儀式が幾つもある訳で、リモートワークをするとこれらをすべてすっ飛ばして実作業に移るので違う感じがあるわけですね。
 僕の場合も家から駅まで歩いて、アンビエントやチルアウト系の音楽を聴いて、電車の中でスマホの通知をチェックして、おっ技書博に向けてTwitterも盛り上がってるな~と思ったり、Quoraを見て今日もMatz大先生は律義に回答していて偉いな~と思ったり。そして座ってしばらく技術書の読書や最近はAWSの学習に充てて、うたた寝した時は電車を降りた後は会社のエレベーターまでの間は曲をアニソンとかにして脳を覚醒させたり、周りに挨拶したり、週初めは朝礼があったり……と、いろいろ仕事モードに至るまでに習慣づいている所定の儀式があります。リモートワークする時も仕事を始めたことを体が認識するスイッチがあるとよさそうです。

 この話で面白かったのは、はてなでリモートワークされている方の記事。仕事中は仕事用の服に着替える、しばらく周囲を散歩して疑似通勤してから仕事部屋に入って作業を始める……など、面白いアイデアを実践されています。

blog.a-know.me

仕事モードを終わらせるスイッチも意識する

 リモートワーク中は定時を過ぎて残業も不要だったら、さっさと仕事を終わらせて一瞬で他のアクションに移るぜヒャッハ~!…となるかと思っていたのですが、意外とそうなりませんでした。
 何か重要な連絡が来てないかメールとかSkypeをついチェックしちゃったり。あと作業がきりが悪いところで途中終了となると、つい続けちゃったりすることもあります。
画面のデザインが数ピクセルずれる問題は解決したけどああやるとこう変わる問題が解決してない…CSS3の深奥に何かまだ秘密があるのか…?それとも前任者の遺したJSソースのどこかで何かしてるとか…もうちょっとやれば突き止められそうなんだが…と気になって気になって、結局ついやっちゃったり。
 やはりオフィスから退勤して電車に乗って電車の中で考え事をしたり、ネットを見たり本を読んだりPodcastを聴いたり音楽を聴いたりして、帰りにどこかに寄ったり買い物したり、人と会ったり、そういう行動は無意識のうちでも、仕事モードが終わりになって気持ちが切り替わるスイッチになっていたのだなあと思う次第です。

 このスイッチがなかなか切り替わらないなあと自覚した後は、仕事を完全に終わりにしてノートPCの蓋を閉じたらもう開かないことにしました。最終的には片付けて視界からも消すようにしました。
 週末になって仕事用のマシンを完全に片付けて、プライベート用のMacBookがいつもの場所に戻ってきた時は何やら安心感がありました。これや…カバーにしがないラジオとインフラ系女子と電シカちゃんとAWSのステッカーが見えるこの風景が、この机の本来あるべき姿なんや……

通勤時にルーチン化していることが意外とできない

 僕は通勤の行きに始発で座って20~30分技術書や技術同人誌や資格の本を読んだり学びに充て、帰りの電車はだいたいPodcastを聞きながらネットを巡るのがもう習慣づいてルーチン化していたのですが、リモートワーク中はこれができなかったしなんだか落ち着かない気がしました。AWSの学習記録は平日毎日ツイートしてたのにお休みしてしまった…!
 勉強ぐらい時間とってやれという話なんですが、仕事が終わって家の生活に一旦スイッチしちゃうと意外とできないものなんですね。日常的にやっているようなことは、リモートワーク中も一日のスケジュールの中に組み込むなりして意識した方がよさそうです。

焦りや強迫観念を感じることがある

 やってみる前は部屋の中の漫画とかテレビとかインターネッツとかオフトゥンとか、誘惑との戦いになるのかと想像していたのですが意外とそうなりませんでした。
 むしろタスクが明確になっている時はオフィスワークと同等以上の成果を上げなければ……と焦ったり、マシンの前にずっといなければ……と強迫観念的なものを感じたり、けっこうネガティブな思いに囚われることがあります。この流れはちょっとまずいなと思いました。

運動不足になりそう

 朝は保育園まで往復したものの、昼は外に出なかったのでキッチンと往復する程度だし家の中を歩き回っているだけです。これは何も考えずにずーっとリモワやってると運動不足になるなーと思いました。
 定時後に突発作業が発生した際に備え、夕方の保育園のお迎えはいつもどおり時短勤務中の奥さんにお願いしていたのですが、結局ほぼ毎日僕も一緒にお迎えに行っていました。これは、外の空気を吸って自転車をかっ飛ばして体を動かしたいという体からの信号だったのかもしれません。
 僕は毎日体重を測っているのですが、お試しリモワの一週間が終わったら0.5kgぐらい増加していました(笑) しかしこれは運動不足以外に食生活の乱れも影響していそうです。

 リモートワークかどうかに関わらず、フリーランスの方やITエンジニア全般でも昼は人に会いに外出したり、定期的にイベントに集まったり、あるいはジムやジョギングやスポーツなど意識的に運動を取り入れている話はよく見かけます。リモートワークの比率が大きいなら、運動のことも考えた方がよさそうです。

社会との断絶感や、人とのコミュニケーションが減っていく感がある

 僕は家族もいるし小さい子供がいるといつも家は賑やかというか賑やかすぎるんですが、待てよ、もしも自分が独身一人暮らしでこんな感じでずっとリモートワークをやっていたら……「今日一日の中でリアルで話したのはコンビニのレジの人だけ」という絶賛引きこもり中的なアレが実現できてしまうのでは?とちょっと思いました。
 リモートワークやフリーランスの人向けの記事なんかでも、外に出かけて定期的に人に会ったりイベントに行ったり、外との接点を持つよう勧める記事は見かけます。人間は社会的な生き物なのでやっぱり人と接するのも大事なのだなと思いました。

会社の制度や文化の準備も必要

 リモートワーク自体の価値を認めて文化的に広めたり、諸々の制度を整えたり、会社側でも整えていくことが大事そうです。

  • オンラインコミュニケーションの文化が広まっている
  • 雇用形態やチームのあり方にリモートワークが含まれている
  • タスク管理のツール活用など仕組みが整備されており、リモートで働く人にもタスクを与えやすい
  • GitHubのプルリクの仕組みなど、オンラインでのレビューの仕組みが整備されている

 このへんがプロジェクトごとや部などまちまちな小集団単位でなく、会社全体に行き渡っていると導入しやすいのかなと思いました。と考えていくとやはり人数が多くなくまだ若い、小回りの利く会社の方が浸透していきやすいのでしょう。
 最近も某7payのアレなコードが一時期GitHubに上がっていたことが話題になりましたが、僕のとこは基本社外にコードを置くとかできないからなあ。非エンジニア職の人もいっぱいいるし、本格運用に至るまではまだまだいろいろありそうです。

まとめ:夢のリモートワーク。でもやってみるといろいろある!

 リモートワークは利点ばかり語られがちですが、何事も実際にやってみて初めて分かることもあるということですね。自分的には以下がポイントでしょうか。

  • 自分の範囲で完結する作業を集中して行うならかなりの高パフォーマンス!
  • 対人コミュニケーションがメインの作業はオフィスに比べるといまいち効率悪し?
  • 集中と休息を繰り返すのが重要
  • 仕事モードのオン・オフの切り替えの意識も重要
  • 環境の準備大事
  • 会社側の整備も必要

 何かをやるにあたっての事前の打ち合わせやレビューはなるべく出社時に対面で終わらせて、ガッと実作業を片付ける際にリモートワークできるように上手くスケジューリングすると、かなり作業効率はいいのかなと思いました。
 僕の会社でも組織的にやってみて課題を洗い出したり今後整備を進めているところです。周りでも時々やっている人もいます。自分の状況では毎週とはいかないまでも、まずは月イチや月2ぐらいから時々試していくのもいいかなと思いました。

リンク集

 最近見たリモートワーク関連の記事をまとめてみました。(2019/8/2追加)

このエントリに出てくるVTRyoさんのWantedlyの記事。マツリカ社さんでどうリモートワークをしているのかよく分かります。やはり組織としてオンラインコミュニケーションやリモートの文化や仕組みが根付いているとやりやすいのですね。社員の皆さんへのアンケートも面白い。

www.wantedly.com

初リモートワークを1週間体験したアレクさんの記事。しがないラジオのsp.60にもゲスト出演されています。(sp.60a【ゲスト: alek30313】楽しい文系院卒エンジニア@SIerが語る、技術ブログを週1で書くためのコツ | しがないラジオ)
slackのオープンチャンネルで会社と連絡を取りつつ、作業はコーディングメインでスムーズに行けたそうです。どうやら7/22-7/26の1週間のようなので、僕と同じ期間です(笑)

alek3.hatenablog.com

このブログがお世話になっている、あのはてなで働かれているa-knowさんの記事。設備面もかなり工夫されていますね。あのプロ仕様のマイク、Podcastの収録の時に見た気がする!

blog.a-know.me

paizaラーニングでおなじみのpaizaさんのハードウェア面のリモワお役立ちツール紹介記事。世の中にはいろんなツールがあるんですね。そして最後はなぜか怒涛のにゃんこ推し…!

paiza.hatenablog.com

forkwell pressのリモートワークを語るインタビュー記事。みなさん作業環境にめっさ凝りまくってます!

pr.forkwell.com

pr.forkwell.com

先日しがないラジオ sp.63にもゲスト出演されていた(sp.63【ゲスト: konifar】楽しいスタートアップ好きエンジニアと考える、自分に最適なアウトプット方法の探し方 | しがないラジオ)、こにふぁーさんのブログ。ご子息御誕生おめでとうございます。これを期にリモートワークに入るとのこと。純粋に家で作業したいという人の他に、やはり少し上の既婚者世代になると育児・子育てがリモートのきっかけになる方もおられますね。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

@ITの記事。見ると割と僕と同じような所感を得た回答が多いです。 www.atmarkit.co.jp

リモートワーク全面採用でも知られるあのソニックガーデンの社長さんへのインタビュー記事。最近情報モラル講演会の記事が話題になった、Ruby界隈でお馴染み give IT a try の伊藤淳一さんのおられる会社ですね。 nvc.or.jp