Rのつく財団入り口

ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

【雑記】10月開始

アクセス御礼

 しばらく間が開いてしまいました。
9月はエントリ数が少なかったにも関わらず多数のご来訪ありがとうございました。中でも、

iwasiman.hatenablog.com

が時期的にも丁度旬な情報だったこともあり、Twitterでの反応・はてなスターはてブなどなど多数の反応をいただきました。はてなブログはてなダイアリーを始めてからの最高記録です。
はてなブログのピックアップ記事だったかに載ったのも大きかったですね。おかげで9月のアクセス解析を見ると

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2017年9月のアクセス解析

と1日368アクセスの最高記録を達成して棒グラフのY軸がえらく伸びました。そして普段がだいたい1日10~50~多くて100アクセスぐらいなので、相対的に他の日がすべて低く見えるという残念なグラフにw

 はてなブックマーク本体の「学び」や「テクノロジー」のカテゴリにも一時期載ったのも大きかったですね。

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はてなのページを記念に
 僕もはてブのテクノロジー界隈はちょくちょく見て回るんですが、自分のエントリが載ることなんてめったにないだろうと思っていたのでこれは嬉しかったですね。
 1日30アクセスとして30×30日=900+αでだいたい1000PV/月が目標の目安かなぁと思っていたのですが、9月に限っては倍の2000PVをあっさり達成してしまいました。 (´∀`)

最近の学習

 この調子でPyQを進めてDjangoによるWebアプリケーション作成もブイブイ行っちゃうぜーいと言いたいところですが、「実務でのPython」からなかなか先に進めずにいます。ギエェェェェェ(突然の猿叫
 どーも最近仕事で疲れて週末休んでしまったり赤ちゃんの世話したり相手したりで時間がすぐ過ぎちゃうんですよねー。まあPyQを解約してしまうと今までの記録がクリアされてしまうので、ゆっくりやっていこうかと思います。
 エントリ記事に上げた通り、PyQに加えて前から読んでいた『みんなのPython 第4版』で言語仕様を一通り押さえ、『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第2版』とその後に『Pythonエンジニアファーストブック』も読んだことでPython界隈の技術キーワードもだいたい一通り押さえられたかなと思います。まだ実務では触れられていないのですが、備えとしてはだいぶ固められたでしょう。

 プログラミング言語ネタといえば界隈のニュースで最近気になったのはこちら。

d.hatena.ne.jp tagomoris.hatenablog.com

 今後突然Javaが有料になるという訳でもなさそうで続報待ちですが、何か変化がありそうです。
 まだ本屋でことりん本は見ませんが、ちょうどAndroidも第2言語にKotlinを採用してJavaから離脱し始めたところでこれですからね。変化が遅いけど安心して長く使えるのがJavaの良い所だったんですが、これで最悪のケースでもしも契約して金払った人Onlyになってしまったら、ますます一般ユーザは離れて、大手企業ユーザも中には見直すところも出てくるんじゃないでしょうか。.NETサイドに舵を寄せていくか、中には先鋭Web系企業に数年遅れて軽量級言語に方向転換したりするところも出てくるのかなあ。
 僕の会社もいわゆるSIer系なので新人研修もJavaだし社内システムで一番見るのはJava、というかSEでも仕事内容がもう技術から離れてしまってJavaですらあまり書けない人もけっこういる訳ですが、これは将来Javaだけでは安泰とは行かなくなるかもしれませんね。注視して見守る必要がありそうです。

最近のおしごと

 9月はなんか合計4プロジェクトぐらいに関わって、限りなくマルチスレッド分身に見えるシングルスレッドで仕事していました。
 世の中で叫ばれる働き方改革に習って、弊社グループもなるべく残業を少なくして定時間中に効率的に仕事をしようという動きが本格的になっています。なのであんまり稼働時間は多くないのですが短い単位で頭を切り替えながら作業するとやっぱり忙しく感じますね。なんか最近いろんな人に相談されたり声掛けられたり頼まれたりが多いなぁと思ったり。10月からも出張が入ったりで割とバタバタしています。
 技術的にはPHPのLaravelフレームワークかJSのAngularに触れられる機会が今後出てきそうなので、このチャンスは是非ゲットしたいですね。Angularの本は試しにパラ読みしてみたんですが、もう考え方とかアーキテクチャーとか既存のWebフレームワーク群と根本的に全然違って、これは新しい...と思いました。

最近の生活

 我が家の赤ちゃんが離乳食を始めていろんなものを食べるようになりました。寝返りもするようになってゴロゴロ動いています。
最初は寝返ってうつ伏せになった後に戻れなくてバタバタしているのがなんかプールで練習してる泳げない人みたいで面白かったんですが、最近あおむけへのリカバリーもマスターしたようです。うつ伏せで手をしっかり張って頭を高く上げてキリッとしたりニコっとしてるのを見ると、やはり人間は四つ足ムーブの動物から進化したんだなあと思います。
 しかし四つ足ムーブの姿勢をマスターしたのはいいんだけどまだ前方向に上手く進めませんね。本人は前に進んでるつもりのようですが、なんかいつも後ろに前進しています。(笑)

(突然)最近の映像作品

 「技術系ブログとして意識高めに復活しました(キリッ」としておきながら深夜アニメは今でも毎クール見ているので、この記事は雑記だしなんとな~く2017年夏アニメの感想を書いてみます。

オリジナル部門:

 ダークホースだった『プリンセス・プリンシパル』がダントツでしたね。日本だと事前に情報が少なかったためか、割と知る人ぞ最後まで観ていた感じですが、海外の反応も大きかったです。アニメなので女の子が可愛いのは当たり前として(笑)、スパイ物でしかも19世紀のロンドンでさらにスチームパンクとか俺的最高すぐる。ちょっとボンド風の古臭カッコイイOPや、敵サイドボスのノルマンディー公のモデルが古典スパイ小説の映画版の『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン様演じるスマイリーだったとか最高ですハイ。
 時系列をわざわざ入れ替えて分かりづらくして放映したのはオシャンティ過ぎる気もしますが(笑)、伏線も巧妙だし考察記事とか読むとかなり細かいところまで作り込まれ、脚本もよく作られていました。敵味方主要キャストほぼ生存エンドだったので、これはぜひいつか2期を作ってくれないかなあ。

コミック原作部門:

『メイド イン アビス』の最終回1時間スペシャルに感動の声が多かったですね。なんでも元ジブリの人が加わってたそうで背景美術が素晴らしい。漫画だと1カットの中の風景だったのがアニメの動く映像で素晴らしい一枚絵になってます。
あまり話題にならないけど音楽もよかった。あのちょっとアンビエント調の、アビスの神秘的な感じや不吉な感じがよく原作に合ってました。Op/EDの曲は声優さんが歌ってたけどあれもどこか不穏な感じがよく出てましたね。原作の等身の低いキャラがそのまま動いて、原作付きアニメの中ではかなり機会に恵まれた方だったのではないでしょうか。最後のアニオリ、手紙が気球に乗ってこれまでの登場人物たちの手を渡りながら地上に届くあのエピローグ風の流れはいい演出ですね。
 僕は待ちきれずにアビスの深層6層まで進んだ原作最新6巻まで読んでしまったクチですが、アニメ版は最後に某黒笛のボ卿が映る4巻だったかのラストまで、まあここがきりの良い終わり方でしょうか。原作はこの後のボ卿回りがあまりにヤバすぎて地上波はムリなんじゃないかという感じで生理的にはあまり受け付けなかったのですが、世の中にはいろんな漫画があるものだと改めて思いました。

小説家になろう系部門:

 あまり真面目には見なかったというか真面目に見るものでもない気がしますが(笑)、貴重なロボット枠だし『ナイツ&マジック』は最後まで見ましたよ。ダイジェスト気味にサクサク進むストーリー、せっかくライバルなし状態のヒロインが身近にいるのにほとんど反応しないロボ○チの主人公、最終回の清々しいまでのガ●ダムパロなどなかなか新鮮な話でした。
 この主人公も交通事故で転生する前は天才プログラマーという設定で、アニメ冒頭でもちらっと生前にプログラミングしてるシーンが映ります。黒背景のエディタはどうもAtomSublime Textがモデルで、でも言語はJava、メソッド名に自分の名を入れるという謎の天才っぷりを披露しています。ネットにはこの謎のKurataコードの解析までありました。さすがだ。

d.hatena.ne.jp

 ほか、これがなろう系の真骨頂とも言われる「異世界スマホ」は1話があまりに平坦で脱落しました。う~んなろう系はこっちが普通なんでしょうか。どこが作るかどれだけ予算を掛けるかにもよるでしょうが、こう言っちゃうとアレですがなろう系でもオーバーロードやこのすば、リゼロは相当面白い方だったんだなあ……

ブコメ部門:

 コミックの方も人気シリーズの『徒然チルドレン』は原作の雰囲気がよく出ていたと思います。4コマなので15分アニメにしたのは正解ですね。同じく15分アニメのラブコメというよりギャグですが『アホガール』も最後まで勢いを失わずにとことんアホであった……
 『はじめてのギャル』も話はかなりバカバカしいんですが声優さんの演技が光っていました。突然モテだす主人公君の悪友のブレないDT3人組がGJであった。

学園ものラノベ部門:

 途中からゲーム要素が薄れて男女のすれ違いがメインになってきますが、往年の名作ゲームのパロをだいぶ入れてきたピコピコ感溢れるOPで始まる『ゲーマーズ!』のあの安心できる雰囲気が良かったです。
 最終回でようやくデレてくれる黒髪プロぼっち優等生ヒロインの台詞を最強系主人公のモノローグでかき消すという、斬新な終わり方をした『ようこそ実力至上主義の教室へ』も、文字でなく絵で見るとこの作戦ほんとに賢いのかとかこんな高校生いねーよとかいろいろツッコミ所はありますがよかったです。キャラの初期配置がもうすぐ終わりそうな「俺ガイル」シリーズと非常に似てるのも面白い。

おしごとアニメ部門:

NEW GAME!!』の2期は原作の最新6巻までしっかり消化し、学生時代の回想の5巻はほぼ省かれたとはいえ綺麗に終わった印象。原作の雰囲気や絵はほとんどそのままに、アニメ化に恵まれたシリーズだったんではないでしょうか。
 この作品もきらら系なので女の子が可愛いとかインターネット・ミームとして流行った「今日も1日がんばるぞい」の方で有名になったりしましたが、登場人物がみな成長しているし、中盤から人間関係のコミュニケーションや摩擦もきっちり描いていて実はなかなか奥が深い作品なんですね。見かけによらないなあと思います。
 技術ネタとしては、2期で主人公の青葉の親友のねねっちもついに同僚となって入社してプログラマーとして活動しだします。原作の絵だとあまり詳しくは書かれていないですが、アニメ版だと協賛にゲームエンジンのUnityも出てきて開発画面がしっかり出てきたり、勉強中の本にC#C++の入門書が名前付きで映ったりしてます。ねねっちの前向きさとメンタルの強さはかなり優秀ですね。アハゴンもというみこ先輩がこのまま鍛えたら天才プログラマーの予感……!
 そういえばサバゲの話になると止まらなくて仕事のお礼にその筋では貴重らしい空薬莢をくれるこのアハゴン先輩、原作を読んだ時もこんな人いねーよと笑ったのですが、あとがきによると薬莢をもらったのは作者さんの実体験らしいですね。ゲーム開発会社ってすごいな……

続投部門:

 前作も怒涛のクォリティでしたが、続編の『進撃のバハムート VIRGIN SOUL』も最後まで良かった。前作の10年後で登場キャラもかなり共通してるところをうまく活かし、脚本も練られていましたね。こういう作品もっと増えるといいなあ。

3DCGアニメ部門:

 日本の漫画やアニメ、格闘ゲームポップカルチャーのエッセンスをたっぷり受け継いでアメリカで作られて逆輸入された『RWBY』のVOLUME1-3を地上波でもやってたので見てました。一見ニコニコ動画MMD動画みたいな見た目ですがなかなかどうして、キャラクターもストーリーもしっかり作り込まれていて面白い。海外でも歓迎されたんじゃないでしょうか。
 地上波版だとチームRWBY始め声優陣も豪華で、いつもの聞き慣れたアニメ声なんですが、会話の内容や身振り手振りはアメリカのカルチャーなのでやっぱり日本のアニメとはどことなく違うんですね。国際的な不思議な作品だなあと思いました。

イケメーン部門:

活撃 刀剣乱舞』は映像の美しさは流石ufotableFateっぽいところは和風の描写を強めてうまく差別化していますね。以前の「花丸」は刀剣の人気キャラがとにかくたくさん出て日常を描く感じでしたが、活撃の方はキャラを絞って剣戟の描写もかなり凝っていました。後半、もしここで歴史が違っていたら……という歴史IFもの、タイムトラベルSFものっぽい要素も入ってくるのが面白い。
 史実の人物ではかの坂本竜馬、そして土方歳三ご本人が台詞付きのけっこう重要な役で登場、歴女の人とか刀剣女子の人は盛り上がったんじゃないでしょうか。ここで主人公チームの第二部隊の堀川国広があわや考えたとおり、土方歳三がもしも生き残ったら、別作品ですが最近アニメ化が決定した『ゴールデンカムイ』なんか作品自体の前提が変わっちゃいますからね。
 最終的には歴史は現実通りになるのですが、このへんの和泉守兼定らキャラの苦悩や理由付け、展開はうまいなと思いました。
 しかしさすが刀剣乱舞のアニメ、第一部隊と第二部隊とさらにあるじどのと男のイケメンは乱舞してるのに女性はほとんど出てきませんね。判別できるのが坂本竜馬の奥さん、堀川が火事から助けた小さな女の子、陸奥守吉行たちにご飯を振る舞ってくれた宿屋のおかみさん、宿屋の呼び込みや炊き出しのモブの娘さんとかそんなぐらいですね。さっすがとうらぶやでェ……

というわけで

 10月以降も週1回ぐらいの更新頻度になりそうですが、よろしくお願いします。 (-人-)