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ITエンジニア関連の様々な話題を書いているはずのブログです。

“朧夜の” 牙下冬治郎 N◎VA Axleration for ライドオフ8th

「ほう……遂に私と同じ修羅の側に立ちましたか。
だが、あれほど不殺の道に固執していた貴方が、なぜこうも簡単に“一線を越え”たのです。
己の信念に殉ぜぬ剣の持ち手など、我が剣で斬るに値しない」

――『ビューティフル・ドリーマー』の物語より



外見など:
 喪服の如く不吉なダークスーツを着込んだカンパニー・マン。シャツも暗色、タイだけ緑の組み合わせを好む。引き締まった体格、クグツながら黒の長髪を後ろで束ねた、奇妙に侍めいた姿。いつも仏頂面で表情を崩すことが少なく、険呑な言動が冗談なのか本気なのか周りをよく迷わせる。視力は悪くないが鬼や妖魔の類を視ることのできる伊達眼鏡を常用。眼鏡で隠された瞳の奥には、冷酷な人斬りの本性と剣客の志とが燃えている。
 第11営業推進部という実在しない部署の名刺を携え、売り物の絵画や掛け軸の類を入れているという肩掛け式のアジャスターケースの筒を持ち歩く。
しかし風雅な絵の代わりに中に隠されているのは、淡萌黄の下緒、蛍の絵が刻まれた漆塗りの鞘に納められた二尺二寸五分の妖刀・影蛍。
 ほぼ一刀で命を奪うこの刀が抜かれた時、相手は、この男が千早重工の最暗部からの刺客であることを知る。


設定:
 自らの剣の腕のみを頼りに後方処理課の要員補充に加わった青年。
日本剣術が様々に拡散したニューロエイジにおける実践派の殺人剣、夢一刀流居合抜刀術の使い手。抜刀前の状態では神速無敵を誇り、本人の居合抜きの速さと作者不明の銘刀・影蛍の威力により、並の相手ならばほぼ一撃で斬り伏せる腕を持つ。
 性格は冷淡・冷酷で、抜刀時には剣の道を尊ぶ武芸者の本質と人斬りを愉しむ本性がせめぎ合い、普段はその本質を抑制した振る舞いで抑えている。戦い以外では真顔で険呑な冗談を言い、他人から見ると何を考えているのかよく分からないタイプ。日系人らしく和風のものを好む。
 また人に借りを作るのを非常に嫌がり、特に民間人に助けられた時は嫌々ながらも必ず借りを返そうとする。
 腕の立つ相手との剣のやりとりや人斬りの行為そのものを愉しんでいる節あり、千早重工への忠誠心を疑われる不審な言動あり……と癖のある人物だが、剣の腕は確実、任務自体も常に完遂するため、有益な暗殺要員と評価されて数年が過ぎた。
 その一方で仕事以外の時間は相変わらず不明であり、30を越えた今も盛り場や娼館の類いに行くことはあっても身を固める気配もなく、親しい友人を増やす様子もなく、私生活は謎に包まれている。

 不吉な人斬りが後方処理課に加わり、N◎VAで、そして世界の街で冬治郎がその暗殺剣を振るってから数年。仇敵イワサキは敵にも味方にもなるようになり、怨敵テラウェアの黒幕は巨大なAIと判明、洗濯屋に率いられた新たな敵も増えた。3班の班長や課長、要員の面々も様変わりし、いつしか冬治郎も3班の中では古株の側になった。
 歴戦の班員たちがミューズ新課長と共に新天地ミトラスGARDENへ飛ぶことを選び、幾らか寂しくなった3班でも、冬治郎のような直接的な力の行使を得意とする要員の仕事は変わってはいない。
 超巨大アーコロジーの影で、危険なストリートの夜で、吹き渡る殺気を隠そうともせずに闊歩する不吉なカンパニーマンが眼鏡を直し、目にも止まらぬ居合抜きで疾った刀身が闇夜を飛ぶ蛍の残光の如く輝いたとき……相対する者たちは知るのだ。
――“朧夜の”冬治郎が、この作戦に投入されたと。

TNDまでの設定:
http://www2s.biglobe.ne.jp/~iwasiman/foundation/nova/stajD/toujirou.htm

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氏名:“朧夜の”牙下 冬治郎 (おぼろよの きばした とうじろう)
"Hazy Night" Toujirou Kibashita
所属:千早重工査察部 後方処理課3班
市民ランク:C
消費経験点:102 (D版より適宜コンバート)
年齢:30代前半 性別:男性 身長:176cm 体重:68kg 瞳:黒 髪:黒 肌:黄色人種
ライフパス 出自:(孤独) 経験:(プロフェッショナル) 邂逅:(畏敬)
スタイル:クグツ◎、カゲ、カタナ●

理性:8/13 感情:0/13 生命:8/14 外界:5/8 CS:8 (+2)

技能:
 医療1
★射撃1
 知覚1
 電脳1
 製作:0
★心理1
★自我1
 交渉1
 芸術:0
 運動1
★回避1
★操縦1
★白兵4
★圧力1
★信用3
 隠密2

社会:N◎VA2 --LM
社会:企業2 R-L-
社会:ストリート2 R-L-

コネ:小上紫乃1 ---M
コネ:千住大和1 -P--
コネ:ドーリス1 R---

スタイル技能:<忠義者>1 ****<メガコーポ>1 R---<霞斬り>2 R-L-<†死点撃ち>1 R---<殺しの美技>1 R---<居合>2 R-L-<リフレクション>2 R-L-<落ち葉切り>2 R-L-<壱の太刀>3 R-LM<納刀術>1 -P--


武器:
二尺二寸五分の妖刀“影蛍” (星王剣相当)
#小鉢
#隠牙
偽装セット (絵画を入れる肩掛け式アジャスターケース)

防具:
@ダークスーツ (アーマージャケット)
@フェイトコート

サイバーウェア:
IANUS
タイプX
ミサイルドッジ

トロン:
@ポケットロン (ベーシックなタイプ)

ヴィークル:

住居:
グリーンのマンション (千早の社員用設備内)

その他:
アストラルグラス
@コッペリオン
#霊斬符
吹き渡る殺気(バックグラウンド:バッドネイム相当)


@:プレアクト購入 #:アクト中に

コネの解説:
“火喰い鳥”小上紫乃
3班を率いることになった新班長。冬治郎のことをよく知る早川美沙課長からその扱い方について聞いており、年下の上司と部下の関係は概ね順調である。

千住大和
 ミカヅチ部隊を束ねる治安維持軍の大尉。戦争一歩手前の修羅場で出くわしたり、互いに幾らかの情報を送り合ったり、飲み屋で偶然出会ったりする関係。
相手は自慢の野太刀で一戦交えることを熱望しているが、冬治郎の方がすげなく断っている。

“ゴッド・マザー”ドーリス
 千早重工の任務以外でのカタナの仕事を行う時や、殺し屋たちの情報を得るときによく赴く店。
 ちなみに日本酒派の冬治郎は“ヤロール”の雰囲気は好きだが、日本酒の種類が少ないのが玉に疵だと評している。


外見イメージ:3Dアバターはツールの特質上美形寄り。あっきぃ画伯のイラスト(20代後半としたD時代)をそのまま30代に年齢を上げた感じ。
かの『る◎うに剣心』を立ち並ぶ摩天楼にスーツ姿の現代版でリメイクしたら、敵で出てきそうな冷血クールメガネ。

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★やってきましたライドオフ8th、ほぼ一週間アンダーワークの進展がなく各方面にまで心配されてしまったライド監督のO卓。なんとか金曜夜からアンダーワークが復活、見る間に加速し、キャストも揃って無事に当日を迎えられそうになりました。よかったよかった。皆さんご心配をお掛けしました。
 拙者の大好きなビッグナンバァ、PC5カタナ枠を拝命仕りましたので、D時代もずいぶん使ってきたうろんな人斬り、冬治郎がTNX時代に再登場でございまする。

★今回はサンプルキャラで対応できるぐらいの強さ、5人卓で完全初心者ありの卓構成なので諸々控えめに弱体化、最大達成値21でひとまずコンバートしました。達成値についてはカタナは<居合>のレベルで調整できるので楽ですね。
行動回数増加やリアクション反撃系もないので0点キャストとも共存できるはず……

★こういう強い武器をキャラ立てにしているキャストとしてはドリー夢バージョンでは風神刀や雷神刀、カースドウェポンあたりが欲しいのですが、今回は100点前後に抑えようと思ったのでランクダウンです。しかも元々の星王剣は西洋剣です。しょうがないんや……S+6の剣がどうしても必要やったんや……

★特技の上限がないTNXではキャストの設定からすると<ハヤブサ>も取りたかったのですが同じく今回は見送りました。

★クロス・ザ・ラインの目玉は追加特技祭り。ということで抜刀術使いの冬治郎のコンセプトをルール上も再現できる<壱の太刀><納刀術>を早速取りました。ヽ(´▽`)ノ
しかし加速されたTNX時代だとカット進行はだいたい最後に1回きりなので、<納刀術>を2Lv以上に上げる利点はあまりないようにも思えます。
 殺しのアートを再現する<殺しの美技>もよさげですね。

★<リフレクション><落ち葉切り>でカタナはリアクションの達成値も上げられるようになったのはありがたい。しかしこれを極めると相手が銃使いの時は滅法強いですが、相手が剣使いの時は素で回避ドッジするしかない謎のムーブメントになるようなw

★N◎VAといえばクグツ、クグツといえば千早重工。僕も遡れば1stツクダ版時代、まだ千早が巨大な悪のイメージが強かった頃から、PL/RL両方の立場で様々な千早のクグツや後方処理課員を見てきました。当然その中には素晴らしくスタイリッシュなクグツも、いまいちイケないクグツもありがちなクグツもいました。
 持ちキャストの中では比較的後発でロールアウトした冬治郎にはその中で得てきた知識を活かし、不要な部分を削って尖るべきところをとことん尖らせているところがあります。たとえばクグツが下手に人情路線でゲストに同情したりすると物語の進行上邪魔になったりする時もあるので、感情の部分を削り物語以外の部分を削り、孤高の剣客として読者の共感を得るタイプのキャラクターから遠ざけているのはそのあたりの作戦もあります。

 そんな感じでD時代も後発ながら数多くのシナリオのクグツ枠を消化し、使用回数も持ちキャストの主要陣に見る見る迫るイキオイで伸びてしまいました。OSAKAに遠征した時に使ったこともありましたね。魔境NAGOYAに赴いた時もお外の環境でお初の皆さんと遊んだのにキャストは奴だったこともあったような……あれ……目から汗が……ヽ(゚∀。)ノ

 そして新時代のライドオフでは肝心のライド監督卓、GLAYの曲のタイトル引用のシナリオ『ビューティフルドリーマー』にてTNX時代に再び立つことになりました。めでたいめでたい。
 フェイト枠を魅了してやまないであろうヒロインゲストの美波ちゃんのかわゆいヒロインロールと父と娘の絆の物語、浄化派テロリストと相対するハウンドの女性隊員伊勢原罫、かの伝説の「みこなぎ」に次いで2代目の美少女キャストの芳野Mキャロルら、物語の骨格部分を担うキャスト陣のカツヤクの影で、舞台のはしっこでしおしおと剣客対決することにしまーす。ヽ(´ー`)ノ