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らららオフ13th 全11卓シナリオ傾向分析

 ここはらららオフ開催前に気分を盛り上げるためのおまけの記事です。卓希望の提出締切りは7/4(日)です。

 せっかく全11卓もシナリオが揃ったので、推奨スタイルの分析をしてみました。知らない方がたくさんいたり自分が客側の立場の遠方の集まりだったりするとあれなのですが、今回は僕もRL陣だしいいでしょうということで。
 各シナリオのスタイル数を合計。複数スタイルOKにしている卓については、それぞれのスタイルすべて1つ分と集計しています。
(具体的には、NAGOYAからお越しのなるはさんの『とある聖母の微積分学(カルカラス)』にニューロorタタラ枠があります。あとは我がA卓『アステールの宝珠』がスタイルを固定しない『〜系導入』になっています)


公式シナリオの解析については、最近更新してませんが財団にこんな記事もあります。

導入頻出度:Aランク

スタイル 回数
クグツ
イヌ
フェイト
カブト
ニューロ

導入頻出度:Bランク

スタイル 回数
カゼ
レッガー
トーキー
バサラ
タタラ
カブトワリ

導入頻出度:Cランク

スタイル 回数
アヤカシ
アラシ
カタナ
マヤカシ

導入頻出度:D〜Eランク

カゲムシャ、ヒルコ、カブキ、ミストレス、カリスマ、マネキン、クロマク、エグゼク、カゲ、チャクラ、ハイランダー:ゼロ!

〜勝手にAランク話〜

 今回のモスト・導入に出てくるで賞はクグツ! 千早のクグツといえばN◎VAキャストの定番中の定番ですが、一方で所謂ビッグナンバーの「テラウェアが暴れてる→ぬっ殺してきなさい」的な重要度の低い導入が多いことも確か。今回クグツがここまで注目を浴びているのはなぜかといえば……それはもちろん、C卓『UnderCover』が全導入クグツという異彩を放ちまくりな卓だからです。さっすがはF田えふ先生。オレたちにできないことを平然とやってのける、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)


 そして同点がイヌ。東京新星市の治安を守るブラックハウンド隊員もこれも定番中の定番。今回はPC2*2卓、PC3*2卓、PC4*3卓と、話の中核から幾分ずれたビッグナンバー寄りが多いのもイヌ枠の特徴です。


 そして続くのはフェイトとカブト。この2スタイルも定番、一般に導入頻出度が高いスタイルです。今回もマフィアの渋ボスの最後を看取ったりバーチャルなアイドルを守ったり家出娘や病弱なおにゃのこが相手だったり、ヒロインが喫茶店務めが2人いたり、時間を管理している女の子が空から降ってきたりドラマティ〜ックな展開が待っています。立て、全国のフェイトカブトよ!
 D卓『最後の女王』に至ってはアイドルの護衛という、はるか昔の『サイバーパンク2.0.2.0.』や『シャドウラン』の時代から続くサイバーパンクものシナリオの超☆お約束の題材です。さっすが女帝ゆえ、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)
 G卓の『顔なし女のこもりうた』もメインゲストのルミナは訳ありの予感ですが、よく見るとPC4のカブトも女性が依頼人でしかも依頼料が高いです。さっすが砂漠のオアシスに生えるサボテンのサボたん、ビッグナンバー砂漠にも潤いを与える、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)

 だがひろいんを追う前に言っておくッ! 我がA卓に来たる勇者はPSをよく読んでからにしてもらおう。ひろいんとイチャイチャするだけのカブトは来なくていいわぁ〜w (屮゚Д゚)屮


 また、一般的なシナリオでもAランクですが最上位ではないニューロも、今回5回と健闘しています。すべてPC1枠以外ですが、『最後の女王』はバーチャルアイドルをdisる役、『時をかける少女』がアレクシスPediaの管理人など変り種導入が多いですね。
 私的にはなるはさんの『とある聖母の微積分学(カルカラス)』のニューロ導入に出てくる、“ラムダ式算法騎士団”というネーミングに設定厨としてときめきが止まりません。w ハッカー(・∀・)イイ!!

〜勝手にBランク話〜

 見せ場がヴィークルで孤立しがち、あまり導入が多くないカゼが今回健闘しています。からすばさんの『a story of the wind ―或る風の物語り―』でも重要ゲストの死んだカゼの潔白を晴らす役、生方公のB卓『Butterfly Effect』でもこれで中身が空はありえないぐらい重要なナニカのナマモノが入った“箱”を運ぶPC1役と、超重要ドラマチックな役どころ。立て、全国のチャリオットよ! さっすがなまは違うぜ、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)
 あ、うちの『アステールの宝珠』にもカゼ/アラシ枠ありますが、ここもいないと激しいライドが始まらない大事なところだとは言っておきましょう。w


 また『マーダーインク』発売後はマーダーインク株が上がりましたが、普段は所属勢力によって入れないシナリオもあり枠としては2線級のレッガーも、今回3回と健闘。『顔なし女のこもりうた』と『Yellow Yellow Happy』は基本の音羽系、『Butterfly Effect』はN◎VA-Dの現在では珍しい三合会レッガーとなっています。


 そして……オフ会では比較的珍しいのではないでしょうか、今回3回のトーキー、うちPC1枠が2つ! さっすがNAGOYAは違うぜ、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)
『a story of the wind ―或る風の物語り―』は紙面のヒーローになるはずだったレーサーが死んでしまう役、『Yellow Yellow Happy』は取材対象を守る社会派ジャーナリスト。そして最後にライド・オンしてくるK卓『貴方の言葉が嘘だとしても』はPC4で殺人事件を追う定番の役。
もうシャッターチャンスするだけの1回こっきり新造トーキーは不要。ようやくトーキーの時代が来た!……か?(N◎VAスポOnline風)


 その他、バサラが聖母殿限定ですが主人公枠(『とある聖母の微積分学(カルカラス)』)というのが珍しいですね。
 戦闘系導入としてはカタナとまとめられることも多いですが、カブトワリが今回が2回。『Yellow Yellow Happy』では重要証言人を沈黙させて他のキャストと対立してニラニラできちゃいそうな枠(推定)、そして『モンスターズ・レゾンデートル』ではマーダー・インクの一員として、映画好きならもはやタラちゃんしか思い浮かばないクェンティン姉さんとニラニラできちゃいます。さっすがカーライル・シンジケート好きのかーらいル・シンジケート首領、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)

〜勝手にCランク話〜

 戦闘系としてカブトワリとまとめられることも多いですが、ビッグナンバーながらオフ会規模シナリオでもよく見かけるカタナ導入は今回1回のみ。
 K卓『貴方の言葉が嘘だとしても』でも物語りの主線とやや離れた枠と推定できますが、なんと敵に辻斬りが出てきます。武士です。和風です。天下繚乱もまっつぁおです。物語のキーワードは「兄と妹の絆」「真実と嘘」などが考えられますが、ここだけ空気が違います。最後の最後でこんなライド・オンをやってのけるライドん先生、そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)
 他、残りに並んだアヤカシ/アラシ/マヤカシは全部うちの『アステールの宝珠』分でした。てへ。

〜勝手にDランク話〜

 N◎VA-Dの時代でも、シナリオ導入に出てこないスタイルというのはあり、その傾向が如実に現れた結果となりました。
 もっとも、シナリオの題材によっては出てくるスタイルもあります。オーサカM○●Nやヒルコ街/レッドエリアが舞台ならヒルコはありえるし、巻き込まれ枠や芸能系シナリオならカブキもあり。N◎VAが舞台のシナリオなら企業物ではないにせよエグゼクは出ることはあります。武芸者同士の対決ならチャクラもあり、そしてハイランダー導入も10卓以上並ぶとひとつぐらいあるものですが……今回ゼロ。
 やはり、シナリオの題材傾向が枠登場スタイルに影響を与えたと分析できます。

〜勝手にシナリオ傾向話〜

 全11卓、概観して多いのはやはりストリート物、そしてその延長としてのN◎VAが舞台のアーバン・アクション、いうなればN◎VAらしいN◎VA物でしょうか。それぞれが差別化にあれやこれやと手を尽くすとなると、題材の異色さやネタで勝負する卓がもっと出るかなと思ったのですが、意外にそうでもありませんでした。比較的標準の圏内に収まったN◎VA物の中で、それぞれが特色を出しているという形でしょうか。
 やはりネタ度No.1は、全クグツ導入で千早雅之死亡をやってのけたF田先生の『Undercover』だと思います。w
 一人の映画監督が作る映画には共通点があるように、一人のRLさんの作るシナリオには共通点があり、それが今回の傾向のストリート物と似ていた……という場合もあります。ライドさんのK卓『貴方の言葉が嘘だとしても』はいかにも直球ライドオンな彼らしいストリート物に見えますし、今をときめくかーらいさんのシナリオは、彼を池袋界隈に紹介した頃から沢山見てきましたが、今回のE卓『モンスターズ・レゾンデートル』も過去作品と共通点のある、いかにも彼らしい作品に見えます。


 比較的ストリート物が多いと、自然とそれ以外の作品が目立つ面もあります。B卓『Butterfly Effect』は全卓中唯一のチャイローン→N◎VAのスケールの大きい大移動。J卓『とある聖母の微積分学(カルカラス)』はここだけオカルトのにほひがします。
 そしてそして、全卓中でほぼ唯一SFしているのがH卓『時をかける少女』。SFファンと時間管理ファンの心をひきつけてやまない直球ど真ん中のタイムトラベルヒロイン。It's show time! さっすが西のM○●Nオフ陣営のshow先生はやることが違う。そこにシビれるあこがれるゥ! (´ω`*)


 また、多くのN◎VAユーザはオフィシャル刊行物に影響されやすく、シナリオ傾向にも流行りがあります。2008年の『マーダーインク』発売後は概観してオフ会などでも、一般でも、ストリート物のシナリオが非常に多くなりました。
 発売が2009年秋なのでしばらく経過しているものの、『ナイトウォッチ』発売後ということを考えるとアストラル物がもっと出るかなと予想したのですが……意外や意外。J卓『とある聖母の微積分学(カルカラス)』が聖母殿とオカルトの香り。我がA卓『アステールの宝珠』も奥にファンタジーの香りは見え隠れするはずです。シナリオ情報段階ではこの2卓だけです。
 まあ「トレーラーにもハンドアウトにも書いてないけど実は超☆アストラルなどんでん返しがあるんですよ〜」という可能性も考えられなくはないのですが、僕たちの卓以外ではたぶんなさそうですね。w


 11卓も揃うと偶然の一致というのも出てきます。仙人掌さんのG卓『顔なし女のこもりうた』のヒロイン(と思われる)ルミナ・スノウとK卓『貴方の言葉が嘘だとしても』のヒロイン(と思われる)沢野舞が両方とも喫茶店勤めとか。w
 また『時をかける少女』のフェイト枠OPではタイムトラベルヒロインの恵麻ちゃんが空から降ってきますが、よく考えるとうちの『アステールの宝珠』もOPの状況が似てるなあとか。w

 そして、偶然の人名の被りというのも出てくるものですね。11シナリオ登場ゲスト全体の中で探すと、「ミミ」が2人います。まあきっと『モンスターズ・レゾンデートル』のミミちゃんは本当はいい子なんでしょう。それに引き換えA卓のうちのミミは【以下機密】



 ふふふシナリオ題材の段階で数少ないアストラル。カゼ/アラシ系も幾つかあるものの独自色は出せている。メカやミリタリーがばんばん出てくるのも(たぶん)うちだけ。ここに数々の【以下機密】を加えればしょっぱな先陣を務める我がA卓の備えは万全だぜ……(´ー`)y-~~~
と、悪徳監督ひよこPと悪巧みをしながら、全11卓の約束された勝利を祈念して終わりにするのです。 ヽ(´ー`)ノ