「私にとってのランスロットは、もうこの世界にはおりません。
今は約束の王のためにこの力を振るいましょう。
ご令嬢の護衛の任、承りました」
――暗闇の円卓にて、参謀に頭を垂れて
プロファイル
氏名:シャーロット・マクレーン Shalott MacLaine
所属:マーダー・インク クーゲルズ・チャンバーの1人
年齢:20代半ば 誕生日:8/30 性別:女性
身長:170cm 体重:- 市民ランク:C-
瞳:ミラーシェード/青 髪:ブルネット 肌:白人
経験点:フルスクラッチ120+きっかり80Exp
スタイル
スタイル:カゲ◎、チャクラ、バサラ●
理性:8/14 感情:4/15 生命:6/12 外界:3/7ブランチ
未取得(カゲ:グリムリーパー予定)
一般技能
運動2 隠密4 交渉1 自我4 射撃4 知覚1
コネ:“矛盾八景”マーリン1 R--- (未来を導く師にして予言者)
コネ:“約束の王”アーサー・カーライル1 --L- (仕えるべき王)
コネ:“壁の花”モードレッド・カーライル1 -P-- (妹のような存在?)
社会:N◎VA1
社会:北米連合1
社会:ストリート2
社会:警察1
社会:アストラル1特殊技能
※死点撃ち2 R-L-
※空蝉2 R-L-
※元力:光学/正4 RPLM
※変化4 RPLM
※心眼1 R---
外見
N◎VA人の平均に照らすと長身、しなやかな体つきをした白人女性。生粋の北米人。ウェーブが掛かったブルネットの髪を短く切り揃え、青い瞳と本心を隠したい時は常にミラーシェードのグラスを掛け、鏡の如く周囲を拒絶する。
体のラインに合った黒のライダースーツにブーツ、自在に色を変えるコートを羽織り、災厄の街の影を颯爽と闊歩し、目標を殺めていく。
設定
殺人企業マーダー・インクの中でもとびきりのガンスリンガーが揃う魔弾の弾倉、クーゲルズ・チャンバー。ドンの信頼も篤い精鋭の殺戮者たちが集まるこの“社員”たちは変わり種ばかりが集まっているが、その中に鏡をまとった女がいる。
火薬の匂いをまとい、恐怖と災いの象徴たる大きな鉛弾をばらまく偉丈夫や怪人たちが一堂に会する中で、ミラーシェードの奥に表情を隠して独り佇む女性。それが鏡のシャーロットだ。得物は大口径の銃でなく、標的を音も匂いもなく確実に殺める光学武器。
光の運び手として強力な異能力を持つ彼女は無手状態においても光を操作し、収束したレーザー光による射殺、幻惑や潜伏能力に長ける。光の粒子からの物質生成能力も備えており、特に幾重もの鏡を創り出して相手を撹乱し、回避不能の複雑な反射光によって一撃で仕留める手を好む。
体術や隠密能力にも優れ、武器持ちこみが厳しいエリアに潜入しての暗殺や都市部での遠距離からの狙撃、身辺警護など様々な任務に当たっている。
現在はドン・クーゲルに忠実に仕えているが、その実は北米ヴェガス、シンジケート本拠からN◎VAにおける攻勢戦力増強と令嬢モードレッドの身辺警護強化の為に送り込まれてきた。そのため、クーゲルズ・チャンバーの狂気の射手たちの中にはシャーロットの真意を疑う者もいるが、彼女は鏡のようにその悪意を跳ね除け、何も語ろうとしない。
元は犯罪世界と大きく癒着した北米の名家マクレーン家の一人娘。優れた魔術師を師に持てば別の道を歩めたかもしれないほどの強力なサイキック能力を開花させた彼女は、かつては恋人と共に家を出奔して逃げようともした。自分が操る光と同じ、光の当たる人生への道に。だが堅気の家に生まれなかった自分の血は争えず、運命は変えられないことを悟った。
父であるベルナルド卿の死をきっかけに、後を継いで犯罪世界のより暗き暗部へと身を投じる。決して光の差さぬアンダーワールドでその技を磨き、力が認められた後はマーリンの指示でN◎VAに派遣され今に至る。
幽閉されているのは灰色の古城ではなく、血塗られたカーライルの暗黒の世界。魔法の鏡に映るのは遍歴の騎士たちではなく、驚愕するターゲットの顔。魔法の糸で織り上げるのは美しい風景でなく、死の運命のみ。
自分自身も罪深き地下世界から、光の差さぬ暗黒世界から決して抜け出せないことを知りつつ、彼女はシンジケートによる侵攻の最前線に身を投じている。
戦いにおいては光と影の錯綜の中で、冷酷に目標を殺めていくシャーロットは、普段は殺し屋とは思えぬほどに穏やかだ。自由奔放に振る舞うモードレッドの前では、姉めいた表情を見せることもある。
マーダー・インクの魔弾の射手たちの中には、ヴェガスの本部からやってきたシャーロットの姫君に対しこう言う者もいる。曰く、真の忠誠が向けられているのはドン・クーゲルではなく、約束の王アーサー・カーライルなのではないか。曰く、シンジケート上級幹部すら正確な構成人数を把握していない、カーライル円卓騎士団の一騎なのではないかと。
だが鏡のシャーロットは、決まって「私のランスロットはもういない」と冗談めかして笑い、ミラーシェードの奥に真意を隠すだけだ。
口調
一人称「私」二人称「お前」 相手によっては丁寧口調
「ドン・クーゲル」「モードレッド様」「マーリン様」「陛下」
「私はシャーロット……。お前は滅びの鏡を見たわ」
「残念。それは鏡よ。シャーロットの乙女の姿は誰にも見えないの」
「こちら狙撃地点。視界良好、風は南西に微弱。行政府がよく見えるわ……まるでキャメロンの城のよう」
「モードレッド様。夜の怪物たちとあのように戦うなど、お戯れが過ぎます。もっとお体を大事にしないと、お父上がご心配します」
外見の連想イメージ:
女優のケイト・ベッキンセール(映画『アンダーワールド』の女吸血鬼セリーン役。服装もあんな感じ+ミラーシェードで。)