Rのつく財団入り口

元はTRPG系のWebサイトの入り口だったブログです。最近のIT本の感想など。

アクセル全開ノーブレーキ:『セレスタイトの杯』5th

 そういえば‥‥


( ´Α`)< 最近PLやってないお!


とふと思いながら。しばし間が空いてしまいましたがプレイ記録です。

 シナリオ公開の頃から熱烈な参加希望をもらっていた凪汐海梨さんを中心に、勇者を募って万全の構えでいよいよ星の聖杯を探す旅が始まるのでした。
 今回は史上初、剣の持ち手の座が欠けてPLが3人となりましたがメンバーはテンションが少しも下がるどころか余計に上がる始末。PC2枠のCactusせんせいに至っては、PC3枠用の導入もくれと言ってきまちた。やはりこのお方、勇者の国“すらのば”の卒業生としてクールにしていますがやはりまだ現えk……(コホン)
 いや、さて、こたびもエレガントかつエレがつトに。夜の世界の物語を開幕しましょうぞ。

PC1:“チェリー”ジャック・ジャック

【フェイト◎, バサラ, カブト● 27歳/男性】

 探偵事務所を営む冴えない青年。巻き毛にニキビ顔のいまいちイケてない外見で、多くの依頼に登場してくる女の子たちを好きになって毎回頑張るが、毎回恋が実らずに終わっている。27歳にして性体験なしのチェリーボーイ、いまだ童貞の記録を更新中である。
 ミトラス戦争の折に北米軍でインストールした試作型ディスパッション“覇者の精神(マインド・オブ・ヘゲモン)”により巨大な自我を得てしまい、これもモテない原因となっている。魔術師としての自覚もない俗世間的な人物で、酒やうまい食べ物が好き。8/24の乙女座生まれ。
 ジャックの最近の悩みは、事務所の周りを徘徊して意味不明の予言を撒き散らす痴呆老人、青い人だった。青い人が支離滅裂に語る夜の聖杯の予言。おおいに飲み過ぎてやってしまった晩、何故か自分の前から逃げていった怪物たち。そして彼は予言が正しいことを知った。泥酔したジャックの前に現れた、同じ乙女座生まれのフードの人影の正体は……
 チェリーの名は返上なるか。魔術師の座に、27歳男一匹の童“帝”が参上する!

Player: なげやり人偏 (なげやりにんべん)

 勇者を募集したところ意外や意外、hide繋がりの濃ゆいゲーマーのなげやりクンがやって参りました。最初に遊んだのは新年最初のアクト、後半が実にヒドい盛り上がり方をした『Dual Side』。同人誌発売後に最初に遊んで最初にプレイ記録がWeb上に上がったのは我々のチームという記念すべき物語になりました。
 さあ! TRPGは役割演技遊戯ですが実際に劇団で役者をしているアクターがプレイヤーに入りましたよ。プロの役者というとなんかカッコイイイですね。(キャ〜!☆) この日も本番2週間前なのにいいのかと中の人が自問自答しながら参加となりました。
 カブトでフェイト、何やら一見主人公ぽさマソマソのチェリーたんはネタと思いきやデータは真面目でExp145、覇者の精神は<元力:器物>でサイコアプリケーションを選択した形となっています。武器はS8イーグルにジャッカル、クリスタルウォールに受け用に天元刀も装備しています。
 しかし、外見は映画『ロード・オブ・リング』のサムというイケてないPC1なのです。フロドでなくあえてサム!(;゚∀゚)=3 そしてまだセクース経験(キャッ)のない童貞。毎回ハンドアウトに出てくる可愛いヒロインのために毎回頑張るけど恋が実らないという可哀想なオトコノコ27歳なのでした。最近は使用回数が多くて中の人がションボリしているそうです。
 ハンドルもさることながら「ヘゲモン」というネーミングもインパクトがあるのですが、なんとあのSF『エンダーのゲーム』から取っているそうです。そして……最近は分かる人が少ないのであまり触れないのですが、本作に登場するヴァンパイアやワーウルフたちは、洋ゲーにその名ありの『ワールド・オブ・ダークネス』シリーズのスタイリッシュな怪物たちとイメージを近しくしています。ジャックはWoD的に言うとメイジのホロウ・ワンなのだそーです。ウホッ! 映画スキーでSFスキーで洋ゲースキーの小生の心を惹きつけてやみません! なげやり時空のこの外し方、新しいPC1のにほひがする!(;゚∀゚)=3


 『トーキョーN◎VA』ユニバースに住んでいるキャラクターたちは、御存知のようにキャストもゲストも結局のところみんなカッコつけマンなのですが。そこを敢えてカッコ悪さをベースに、洋ゲーの冒険者的な地に足のついた人物が探索の舞台に上がるのは新鮮でした。差別する訳ではないのですが、ラノベやらアニメやらの成分が根本のベースにあるゲーマーが演じるキャラクターにはかなり希少なタイプですね。
 そして役者が演じているのでロールプレイも自然な、実際にいそうな人物として存在感のあるジャック。アクト中は史上最も酷かった青い人と漫才をしたり。チェリーの名をからかわれまくったり負けまくったり。
 おかげで史上最も爆笑が絶えないアクトとなりました。おまけに本作にはゴニョゴニョな仕掛けがしてあってチェリーの名が返上できたかというと(ピーーーーー)なのですが。JJはそこで終わるオトコではないのです。
 シリアスなシーンはシリアスに。とあるゲストに一番優しかったのは今までの中で今回の探索者チームでありましょう。あのひでの人や天の人が演じた悪いPC1ズとは違うのです! (*´▽`)


PC2:ミストロスド・ブレイヌゲグ

【アヤカシ◎●, カタナ, チャクラ アヤカシ:ペナンス 男性/??歳】

 身長2m超、緑の髪に緑の眼をした、古い美麗な紳士服を着た風雅な貴族。その正体は災厄前の18〜19世紀、かつてフランケンシュタインと呼ばれた人造生命そのものとも言われる創られた生命。死の刻印を刻まれた体は人体、フルボーグの双方をはるかに上回る再生能力を持ち、贖罪の為に幾世紀を経た今も動き続けている。造物主を探して世界を旅し、冥界までも赴いたが今もまだ見つかっていない。
 自ら人類の守護者を名乗り、人と魔の共存を探すミストロスドにとっては、人間をもてあそぶ異相の瞳の少女大公とサロンは完全な同盟とはいえない関係にあった。死者の眷属の登場にざわつくヴァンパイアたち。物憂げに青い月を見上げるアルドラ。予言されし夜の民の座に、死人の人形の貴族が見参する!

Player: Cactus (かくたす) 【/N◎VA

 勇者の国“すらのば”卒業生の大人組のかくたすさんです。先月の数少ない未知ベストメンバーが集結した星月夜作戦から引き続き、海梨さんと一緒に参戦となりました。しゅらのばの国からは天さんに続いて2人目の聖杯探索者ですね。
 今回は剣の持ち手の座が欠けたのでPC3枠も拾いたいと言ってきました。同一キャストのミストロスドを使い、PC3用の導入やイベントシーン、重要ゲストとの接触なども消化したいということだと思って快諾していたのですが。なんと、キャスト2人使うつもりマソマソでいましたよ!www
 各キャストとプレイヤーの平等な活躍の理念に反するのでそれは流石に却下したのですが、このCactus卿、クールな仮面は見せかけでやはり現役の勇sh……いや、さて、もっとエレガントな話をいたしませう。


 かくたすWorldはネーミングが独特のキャストが多いのですが、ミストロスド略してミスト、一体どこの国の言葉でしょうか。調査段階で即座にGoogleで探したら【/N◎VA】のプレイレポートしか出てきませんでした。w 聞いたところ、やっぱり脳内にぴぴっと届いた電波に従った造語ということでしたYO!
 フランケンの伝説はよく間違われるのですが、ビクター・フランケンシュタインは怪物の名ではなく作った科学者の方の名前で、人造生命の方は名前がないんですね。オリジンの『フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメシュース』は19世紀に出た本で、作中でビクター博士は18世紀に実在した家系の科学者だったということになっています。ミストロスドは有名なこの作品に出てくる怪物かもしれなくそうでないかもしれない、名前の知れない主に作られた怪物という扱いになっています。アヤカシは死者の一族と人形の一族のクロスブリード、N◎VAルールの義体相当の魔の体を備えているという按配です。
 セレスタイトの杯の物語は、即ち秘密の夜の種族、孤高の時の旅人たちの物語。終わった後で中の人本人が「今日は全力でエレガントをやり尽くした」とやり遂げた漢の顔をしていたのであれが全開だったのでせう。回りが負け主人公と道化師役の娘だっただけに、真面目な成分とえれがんとにアストラールな成分はミスト公に集中。吸血鬼たちにも誰にも媚びる訳でもなく、どこにも属さない孤独な旅人をクールに演じていました。
 一番印象に残った場面といえば……そう、霊気の騒ぐ夜に最初に時の旅人たちが一堂に会するあの場面でした。名乗るミストの旧世界の名に、記憶をたぐる(ピー)。同じ瞬間に技能判定をして相手を知るミスト。堂々と名乗り返す(ピー)。かくて時の旅人たちは邂逅し、探索の物語は幕を開ける。BGMに使っていたENIGMAの曲がちょうどそこでクライマックスを迎え、とてもスタイリッシュな場面になったのが印象に残っています。


PC4:“人タラシ”三日月

トーキー◎, マネキン, マヤカシ● 20歳/女性】

 カムイST☆Rの言霊を操る能力者の一族出身の、赤い瞳の日系人の娘。外見(だけは)可愛く実際の歳より幼く見える。知り合いが多数いるマネキンのトーキーっ娘で我が道を進んでいる。ボーイフレンド多数。十六夜という喋れないカブトの弟がいる。5/5のおうし座生まれ。
 星月夜の女王の物語を経て、仲良くなったアンジェリンが北米に帰っていった後しばし。トーキー業を続けていた三日月は奇妙な依頼を受けた。童話の類を書いて欲しいというのだ。改修工事が終わったある喫茶店で待っていると現れる、あからさまに怪しい依頼人。そして、彼女の前で……
 予言されし吟遊詩人の座に、道化師の月の娘が見参する!

Player: 凪汐海梨(なぎしお・かいり)

 シナリオ公開の頃からアツいリクエストを頂いていた海梨にゃんでやんすよー。その前に1回だけ星月夜の物語を経て巡り巡って第六回、いよいよ約定の時がやって参りました。
 中の人の嗜好を考えると戦いよりもキャストやゲストと仲良くなりたいのであろう、また『星月夜作戦』の時の観察からすると賑やかし役としてこの枠にぴったりであろう、と検討し、引き続きパワフルなギャル(死語w)に決め打ちで吟遊詩人の座に登場願うことにしました。
 マネキン使いにはよくある比較的低経験点、他人を動かしたり場をかき回したりして賑やかしていくタイプです。今回はキャストが3人だったのでキャスト同士の絡み、キャストとゲストの絡みがひじょ〜に充実というか充実しまくりだったのですが、例によってスキンシップ過剰なカンジでチュッチュッとコネのLvを上げていったりいかなかったりしました。そういえばゲスト全員と話していましたね。登場人物が全員濃かったのでよき盛り上がりになったでせう。特にアクト参加前からファンだったとゆーダンテくんとは、最終的にコネが3Lvまで達していと立派な迷コンビになりました。(ちなみに今まで、女性プレイヤーが参加すると必ずダンテちんが人気No.1になっています。こいつめ!w)


 そういえば。プレプレアクトの段階でキャスト間コネのスートを考えていた時。ジャック・ジャックとの関係が生命だと初体験童貞喪失(キャッ)とゆーことにあわやなりそうになりまちた。やー、エロ〜い!(N◎VAって昔からそうですが、生命のコネというのはよくこういうネタになりがちですね。相手をよく考えることが重要ですがw)
 まあ結局別スートになった訳ですが。うっかり採用すると“チェリー”のハンドルが返上になってしまいます。これはアレですよ。眼鏡っ娘の眼鏡を外したり壊したりするようなものですよ。キャラクターのアイデンティティを壊すのはイクナイことでやんす!www


RL: 自分なので(ry

 このアクトの頃はだいぶ忙しかったのですがそこを何とか、前々から楽しみにしていたメンバーが集結しての杯作戦となりました。
 今回は史上初、キャスト3名となりましたがシナリオには柔軟性を含めてありますし僕がRLするのだからどうとでもなります。全員が妙な具合にテンションが高かったのでもうアクセル全開ギュンギュン、どこにも誰にもブレーキがついていない状態でギュンギュンギュンと探索行が始まるのでした。

『セレスタイトの杯』5th  FLASHトレーラー


〜探索の物語のハイライトシィン〜


 予言されし吟遊詩人の座を担うトーキー枠の序幕の舞台は、デフォルトでは喫茶店“エトワール”で始まる。まあどこの店でもよいのだが、今回、三日月の中の人が頼んできた場所は……そう……


喫茶店ドリーム・ボート


 依頼人を待つ三日月がふと壁を見ると、どこか修理したようなつぎはぎの痕があった!


RLの中の人「ひよこ帝国全軍に通達! 暗号通信を用いて杯作戦のゲスト連合軍に連絡。何らかの手段を用い、アクト終了までにこの店の破壊を試みよ!」
とあるゲスト「(´∀`)b サムズアップ」


★   ★   ★   ★   ★


 常人の目から覆い隠された秘密の妖精卿。今宵、談笑する吸血鬼たちの間に現れたのは、19世紀の古い衣装を着た風光明媚な長身の紳士だった。


「あの偉丈夫の貴族、どこのお方じゃ?」
「我ら闇の血族とは違う……吸血鬼ではないぞ?(ざわざわ……」


 今宵、ここに人類の守護者、死の刻印を刻まれし人造生命ミストロスド・ブレイヌゲグ参上!


★   ★   ★   ★   ★


 モテない男、ジャック・ジャックには27歳童貞意外にも悩みがあった。ここ数日、近所のボケ老人が事務所の周りを徘徊しているのだ。
 今日、ジャックが外から帰ってくると台所にいたのは……


冷蔵庫を漁る青い人


ジャック「おいおい、今日で4日目だよ」
青い人「(くわっ!) ジャック! 約定のときは来た。聖杯じゃ!」
ジャック「はいはい、わかったわかった」
青い人「(くわっ!) おぬしは魔術師の座の予言を受けておる。ワシがずっと占星術の計算をしておったのが分からないのか!」
ジャック「はいはい、空見てボーっとしてたんだろ」
青い人「数々の英雄が天聖石の杯を求めて消えていったという。おぬしがそれに続くのかは……望みは薄いの。
 それからおぬし、その“チェリー”の名はあまり人にいわんほうがいいな。夜の聖杯の探索にはその、童貞がどうのというのはあまり関係ないのぢゃ」
ジャック「うるさいよ」
青い人「(くわっ!) 人の話を聞かんか! ジャック! おぬしには、エレガントが足りん!」


今回の青い人は 本当に 酷かった


 ピンクな店のチラシの裏に適当な走り書きで書かれた謎の地図。ここにアヤカシたちの秘密の図書館があるという。夜の聖杯を求め、旅立つジャックの脳裏には、謎めいた予言を残す老人の声が残っていた。


青い人「セレスタイトの杯は全ての願いを叶える力があるという。
おぬしの探索が成就した暁には……

(エロ目になって) オンナノコにモテモテじゃぞ〜?」

モテモテじゃぞ〜?
モテモテじゃぞ〜〜?」

(リフレインして消えていく)


★   ★   ★   ★   ★


 探索行に旅立つ吟遊詩人の座に予言されたのは、星の都から来た娘。(ピー)のぱわーとぬいぐるみぱわーを受けた三日月と中の人の反応は……今まで、女性PLが本アクトに参加したときとほぼ同じだった!

三日月と中の人「や〜、可愛い〜〜〜!!! (o≧∇≦)o」
とあるゲスト「(もじもじして)そ、そうでやんすか?」
三日月「じゃあ(ピー)ちゃんは、ずっとお仕えしているの?」
とあるゲスト「そうなんでやんす。アマーリア様はお優しい方で、あっしにもよくしてくださったんでさぁ……(-∧-;)」


★   ★   ★   ★   ★


 ガード下の安っぽい飲み屋で、ジャックは安酒を呷りながら管をまいていた。

ジャック「で、前に振った女が俺のことなんて言ったと思う? 『あなた、ガンモみたいね』だぜ。ガンモだよガンモ! ちくしょー!」


 そしてふらふらと帰途につくジャック。夜の街の空気は乱れていた。夜の聖杯の実在説が持ち上がった今、魔法の世界では夜の霊気に乱れが生じていたのだ。しかし……

ジャック「むしろ自分の方が乱れています〜ヽ(@▽@)ノ」


PC1、泥酔!


 そしてそんなジャックの元へ忍び寄る影。ロード・オブ・リングのサム似の顔に倒しやすいと見たか、がつ成分を注入されたガーゴイルの群れが迫ってきたのである。
 輝ける魔術師のニューロ魔法、光の幻術、ルーンの秘術に邪眼の力、様々な魔術の前に退けられてきたがつゴイルたちだが。今回は……

がつゴイル「ウホッ、ニンゲンだ! (;゚∀゚)=3」
がつゴイル「美味そうだぜ。取って食おう!」

ジャック「う、うぷっ……」


(全部リバース)


がつゴイル「ゲェッ、コイツ吐いた! (;´Д`)」
がつゴイル「く、臭い! これじゃ不味そうだゴイル! (;´Д`)」
がつゴイル「ダメだ、オデには耐えられないでゴイル! (;´Д`)」


がつゴイル ゲロ攻撃の前に退散
こ れ は ひ ど い


とあるゲスト「おさがりなさい。それ以上近づくと、我が剣が相手をしますよ!」
がつゴイル「気を取り直してこっちを襲うぜ!」
がつゴイル「ウホッ、可愛い女の子だ! 正統派ヒロインハケーン!(じゅるり)」
がつゴイル「おい、ヤツだ! ヤツが走ってきたぞ!」
がつゴイル「く、臭い! (;´Д`)」
がつゴイル「ダメだ、逃げるでゴイル! (;´Д`)」


 フードを取ったその下には、亜麻色の髪と、不思議な銀色の瞳が……

とあるゲスト「あら……ジャ、ジャックさん?」

 シリアスもーどを保つべく、少女は、ジャックの顔の

上半分

だけを見るように努めた。


とあるゲスト「で、ではとりあえず、わたしの店でいいでしょうか」
ジャック「あ、その前に服を換えなきゃ」


★   ★   ★   ★   ★


 予言に記された通り、ジャックの下へ集まってくる正しき同胞たち。今回は3人だったこともあり、キャスト同士の絡みはもっとも充実していたのだ。
 吟遊詩人の座に予言された娘は果たして道化師の役だったのだろうか。出会い頭、とりあえずやったことは……

三日月「あら、“チェリー”ちゃん (はぁと)」
みんな「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」

 とりあえずスキンシップ過剰にキスなどしてみる。そういえばこの子は夜の聖杯にもキスしていったよ! ヽ(`▽´)ノ


★   ★   ★   ★   ★


 魔術師たちの間で有名な秘密の図書館。眼鏡の老人に示され閲覧者名簿に名を書いたジャックは、ふと思った。


ジャック「(´-`).。oO(このご老人……あいつに似ている……)」


 以前もペン以外に毛筆で「刃姫」と見事に名をしたためた巫女巫女ぱわーのPC3がいたが、今回も書道を嗜むキャストがいた。記された名は

三日月


 そして、夜の世界の図書館で発見された、失われたはずの書物のひとつは……

Book of Nod (ノドの書)


 これは洋ゲーも嗜む濃ゆいゲーマーなら知っている、ヴァンパイアの聖典である!
 そして、明かされた過去の聖杯の探索者は……


稲垣司政官+稲垣機関
無風
ウェインカラクル


★   ★   ★   ★   ★


 粉雪の舞う古都で邂逅する探索者たち。今日は一段とアレだった(ピー)に雰囲気が和んでしまった中を、長衣を翻して旅人たちは去ってゆく。


とあるゲスト「また会おう、ミスト公!」
とあるゲスト「(無言で礼をすると続く)」
とあるゲスト「(が〜ん) え? (ピー)様、オ、オレの出番は……」


 その時、ジャックの心の中を、あるひとつ想いが走った。


ジャック「(´-`).。oO(どうしてだろう……俺は、コイツとすごく分かり合える気がする……)」
みんな「ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ」
とあるゲスト「(サムズアップ)」


★   ★   ★   ★   ★


 北の果ての聖母領へと続く大陸鉄道。極寒の平原、白い山々。ジャックが指差すと、永久氷壁には壁画のようなものがずっと描かれていた。偉大なる魔術師“月の骨”が残した遺産である。

ジャック「あのとき使った竜殺しの剣が、こいつなんだ(天元刀を指差して)」
とあるゲスト「ををっ。旦那もご存知でやんしたか。あっしら竜族の間じゃあ、有名な竜なんでさあ……(ほろり)」


 なんとジャック、あのシナリオ『竜のすむ星』の体験者であったのだ!
 ちなみに本作の実際のアクトで今まで、イマジネイションによって加えられていった聖杯探索の関係者の中でキャストでなく特定シナリオのゲストとしては、この“月の骨”がかなり回数を伸ばしているのだ!www


★   ★   ★   ★   ★


 教会の宗教画に記されていたのは甲冑の女聖人。聖ブリジッテが指差し、三日月を導いた先には、密かに(ピー)が記されていた。
 そして、鐘楼より荘厳な鐘の値の響くフィオーレ大聖堂。貴族に頼まれて若き日のミケランジェロが描いたという習作『(ピー)』には、夜明けの光を畑の中から眺める旅人の絵が描かれていた。
 その回ごとに、巨人の旅人、羊飼い、吸血鬼、様々な探索者が描かれてきたこの絵だが。今回、描かれていたのは……


絵の中でもハッスルしている青い人


 16世紀の世界でもこの御老体はハッスルしていたのだ。周囲を彩り、探索者たちにヒントを与えている光輪つきの天使たちの全員が微妙な顔をしているのは、夜の魔法の為せる業だったのだろうか?

一同「ミケランジェロはすごい絵を描くなぁ〜 (´▽`)y-~~~」


★   ★   ★   ★   ★


 中の人が生活と密着した食事の描写が好きなため、ジャックは食べ物のシーンが多かった。えれがんとなフィレンツェのシィンでもビール。ベルリンでもドイツといえばソーセージとビール。
 酒は嫌なことを忘れるためのものである。ジョッキはものを入れるもの、すなわち聖杯と用途は同じ。強い酒を呷れば、(ピー)への道が開かれるのではないか。
 かような理屈で、面々は一緒に大ジョッキを呷ると、そのままムニャムニャして、ついに(ピーーーー)へ……。(ピー)の魔法は今こそ破られた。かつて一度もない障害の打ち破り方である。ニューロ! (・∀・)


★   ★   ★   ★   ★

(ピーー)にて、探索者たちが発見せし眠れる英雄は……


玉藻の前 (たまものまえ、平安時代にいた狐の妖)
ジャンヌ・ダルク
ブラド公
月の骨
最後の猟犬ゼロ


ミストロスド「ここにもいないのか……」

 冥界へさえ探しに行っても見つからなかった、ミストの人工生命を作った造物主の墓はここにもなかった。
 そして、SAN値が下がるのでジャックが見ない振りをしていたのは、シーン背景で堂々と眠る……

大いなるクトゥルフ

 背景とはいえ大きすぎるYO!


★   ★   ★   ★   ★


 (ピー)の横にアサヒビールのジョッキを置いたり、三日月が記念に写真を置いていったりしながら、彼ら正しき同胞は、過去の聖杯探索の成功者の名を知った。なんとなれば、それは……


天花寺大悟とギヨームたち (『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト』の主人公チーム)
オメガ
黒歴史になりつつあるF.E.I.R.の社長 鈴吹太郎


 そして、天を表す青で染められた秘密の大広間の壁には、ある言葉が刻まれていた。ジャックの中の人がなげやりっぽく発案した名。アルファベット3文字、惨事を予感させる秘密の名。毛むくじゃらの腕もその名を指差すと、首をかしげる

とあるゲスト「おうジャックよう、この名前、どっかで見たことないか?」

 あえて説明するまでもないだろう。、そこに記してあった秘密の名、それはすなわち……


t t y


★   ★   ★   ★   ★


 《守護神》で世界に希望の光が満ちることを願い、聖杯のかけら、天青石のかけらをウロボロスのメダルの中に嵌め込んだ三日月は、《暴露》のちからで今回の物語を記録に残した。史上初めての今回は和風、絵巻物風である。そこには探索の行為によって成長していく少年少女の童話が記されていた。
 小躍りする(ピー)と彼女が喫茶店“ドリーム・ボート”でお茶していると、大きな影が……


とあるゲスト「(ばばーん)おうおう、いたなお前ら。おお悪ぃ、ドア壊しちまったぜ (ぽりぽり)」
一同の中の人「また壊れたーーー(゚∀゚≡゚∀゚)ーーー!!!」
とあるゲスト「(´ー`)b サムズアップ!」


★   ★   ★   ★   ★


アルドラ大公「そうか、(ピー)が……。思えば最後に会ったのは、ずいぶん前じゃったな……」

 少女の姿をした年経た吸血鬼の前で、ミストロスドは旅の顛末を語った。青白い月光の元で大公がどこか寂しそうに見えたのは、夜の魔法の為せる業だったのだろうか?
 そして、《黄泉還り》で(ピー)の(ピー)を癒し、天聖石のかけらを地上世界に投げると後続の探索者に道を残したミストロスドは、吸血鬼たちの前から最後に《霧散》で退場。天星石の杯を巡る探索に夜の種族が介入したという事実は、昼の世界から覆い隠された。今も主を探す人造生命が探索者であったことは、月の娘の描いた絵巻物の物語の中にだけ記されることとなったのである。



★   ★   ★   ★   ★

 そして、また今回もモニョモニョがモニョモニョで“チェリー”のハンドルが守られたジャック・ジャックは、ごにょごにょに意気消沈しながらも錬金術師の娘を励まし、天星石の杯を巡る物語は、今宵も幕を閉じるのだった……


...XYZ!!


☆   ☆   ☆   ☆   ☆


 アクト総計時間は約5.25h。人数が少なかった分細かいところまで目が行き届き、より濃ゆく濃密な物語となりました。上はネタっぽいところを抽出していますが、シリアスかつエレガントなところはもうギュンギュンに。
 本作は平均的なシナリオよりシナリオ自体、登場人物数、バックグラウンドや設定など諸々ボリュームがあるので、時間的リソースは一定なのでその分キャスト同士の絡みが減る現象が今までも起こってきたのですが。今回はその分がかなり濃く、キャスト間およびゲスト間の絡みは最も充実していたと思います。
 魔道書『竜と蛇の結婚とディアナの幻視の書』に予言されし探索者の数は四つの方角、四つの元素と同じく四なのですが、三でもかなりイケるという貴重な実演結果を得ることができました。
(この後、プレアクト情報ページのプレイヤー人数も4人から3〜4人に書き換えています。)
 というわけでゲストとの絡みも濃ゆくなったのですが。とあるゲストたちに最初から好意的に接し、ことのほか優しかったのも今回の探索者チームでありましょう。
(ピー)との絆について聞かれて(ピー)が困っておろおろしながら答える場面は、ジツはシナリオには最初から書いてあるのですが、もっとも想定通りの形で聞いてきたのは今回の探索者チームが初めてなのです。もうね、チェリーがどうとかフラグがどうとかいうのは関係ないのですよ。あの悪いPC1ズに比べたら雲泥の差です!w(彼方のしゅらのばの国やひでの国を眺めながら)


 他、今回が初めての点といえば。みんなテンションが妙に高かったのと、なげやりぱわーのコメディ連射砲にあわせて、重要度の低いチョイ役ゲストのギャグ度が酷かったよーな気がします。特に今回の青い人は本当に酷かった……www 全国の青い人ファン(いるのか?)に土下座するしかありません。しませんが。w
 思えば青い人以外にも、アレとかアレとか、チョイ役はみんなメタ発言多めでかなり酷かった気がいたしまする。お陰で爆笑の回数がもっとも多い聖杯探索行になりまちた。アストラール&エレガント全開のしなりおだったはずなんでやんすけどね……www



☆   ☆   ☆   ☆   ☆


 その後、ポストポストアクトでいろいろ四方山話をすることに。異色のメンバーが集まっていたのでかなり新鮮で有意義な集まりになりました。
 ネット上でもしばらく前に論考系のblogで上級者の条件などが語られていましたが、よいTRPGゲーマーの条件といえば、セッションに付加価値をもたらせる人、人物として付加価値を持ち、一緒に遊びたいと思わせる人でしょう。
 データに詳しかったりルールのサポートができる以外にも、たくさんの要素があります。
 感動や驚きや賞賛を素直に表現できる人。PLを楽しませるのはGMの仕事だと受動的に待っていないで、能動的により楽しくする努力ができる人。セッションに高い意欲を見せる人。他者を尊重し気を遣える人。場の雰囲気を汲み取れる人。例え現在は未熟でも、ゲーマーとしてのスキルアップに向上心を持っている人。真に賞賛されるべきは主人公ではなく、サポートしてくれる周囲やうまく合いの手を入れてくれるマスターであることを理解している人。どんなセッションでも、この人がPLで一緒だと楽しくなると思わせる人。どんなシナリオでも、この人がマスターすると楽しくなると思わせる人。
 ……などなどなど。今回はPLが1人欠けたので、改めて思いました。


 僕が今までの星杯探索者たちのえれがんとな話やえれガツとな話をして笑いを取ったり。今作っているというシナリオの話になったり。ヒロイン談義になったり。海梨さんが「地雷女」なる謎の単語を不思議がったのでCactus卿が改めて定義を考えてみて説明したり。(こういう、正確な定義がまちまちだけどなんとなく使ってる単語ってありますよねw) しかし、話していたらいつの間にか話の流れがツタヤ談になったので驚愕して取り止めたり。
 ほか、なげやりクンが濃ゆいゲーマーで意気投合したので話を聞いたりしましたよ。『墜落世界』や『バイオレンス』や洋ゲーに名高い『ウォーハンマー』や『シャドウラン』や今度びっくりアメリカでアニメになるらしいドラゴンランスの話は久々に聞きました。
 ……小生も時間的限界からリソースをN◎VAに集中させていますが、既にTRPG歴20年のロートル、国産ゲーの大きな流れのほとんどを追い、洋ゲーにも手を出し、かつてはいろんなイベントやトーキョーのあちこちのコンベンションも巡った身。最近R&R Booksで出た友野センセの『バカバカRPGをかたる』に出てくる濃ゆいゲェムも幾つか知っていたりそれどころか持ってるものもありやんす。時代の流れに適合するよう努力を払っていますが、濃いゲェムの話や、あと最近特に洋画の話ができる人が少なくなって寂しいことでやんすねぇ……www (´ー`)y-~~~
 と、いうカンジで濃い話に全部ついていって相槌を打っていたら。また総帥がキラキラしてるとCactus卿と海梨にゃんの目に面白く映ってしまったよーです。いけません! こんな時は、全部ひらがなで、

ざいだんは いつでも えれがんと です! (*゚▽゚)ノ


 かくして、星の杯を求める5回目の物語はおおいに盛り上がって終了するのでした。皆さんお疲れ様でした。
 そして次回は。ぐらぐらぐらすらっと“ぐら”“すら”連合軍が第六次聖杯戦争の冒険の舞台に立つのでありまする。


〜リンクでやんすのリンク集〜