Rのつく財団入り口

元はTRPG系のWebサイトの入り口だったブログです。最近のIT本の感想など。

マルドゥック・ヴェロシティ

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

 最近はRole&Roll誌を始めリプレイ類がどかっと出ました。普段遊ばないTRPGでも書籍は大抵揃えているし今回も全部買っている訳ですが。
 むぅ/だが/しかし――自らの有用性の証明=『マルドゥック・ヴェロシティ』を先に読み終えたいんじゃぁ〜!
 ボイルドが施設を歩いて特殊被験者の仲間たちに声をかけ、順に面々の特殊能力が紹介されるあたりからもう燃え燃えです。特殊能力のキャラの立て方なんかはTRPGにも通ずるものがありますね。
 あれだけ登場人物が多くてもそれぞれが精彩を失わず、複雑な物語の中で絡み合っていくのはすごいですね。2巻でようやく姿を現す敵集団のカトル・カールの面々も正直全員頭がおかしいんですが悪夢のようなキャラ立てが相当濃いです。そしてどんな展開になろうと結局はスクランブルへと続く‥‥結末が分かっているだけに余計切ないです。やっぱりうぶちんは凄い!