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『ボーン・スプレマシー』


 平日の朝っぱらから映画を見るというささやかなシアワセをやってしまいました。ロバート・ラドラム原作小説の舞台を21世紀に置き換えた映画化2弾。前作『ボーン・アイデンティティ』で自分がCIAの秘密計画のエージェントだった過去を思い出したジェイソン・ボーンが今度は自分のために戦うスパイ・サスペンス。主演は肉体派アクションも可能であることを示したマット・デイモン
 CIA本部がラングレーとか出てくる時点で既にハァハァしっぱなしなんですが、前作同様骨太でよいのです。マットは台詞が少ないのに行動で心情を見事に表してるし、知的に危機を乗り越えていくところが脚本が巧い。『LotR』のローハンのエオメルの中の人が演じている敵の殺し屋も存在感抜群。ボーンの行方を追うCIAチームを取り仕切る女性の諜報官もいかにも切れ者という感じで格好いい。ドキュメンタリーに通じたイギリス人の監督の写実的な映像もリアリティ重視でよいのです。登場人物はいずれも超人ではなくあくまで人間なので銃撃戦やカーチェイスも控えめですが、逆にそこに渋みがあります。大作ではないしそんなに長い作品ではないのですが、得をした気分になりました。
 こういうのを見るたびにTRPGでやりたくなるのですが、『ガンドッグ』ファンでもない限り一般の人に理解されないのでキャストの演出でコッソリやって終わりにしましゅ。実はデビューした頃のマット・デイモンはN◎VAの持ちキャストの1人の雰囲気のモデルにしているので、けっこうお気に入りなのです。はっはっは〜ヽ(´▽`)ノ